チラシ印刷のモノクロとカラーの費用差|用途別の使い分けと節約術

チラシ印刷のモノクロ(スミ1色)とカラー、片面と両面で費用はどう変わるのか。部数・用紙・納期による変動要因と、求人や業務連絡はモノクロ、集客はカラーといった用途別の使い分けを目安レンジで解説します。

モノクロとカラーの単価差は、部数が増えるほど縮まる傾向があります。文字中心の求人や業務連絡はモノクロ、写真や価格訴求が要になる販促はカラーが向き、配布費まで含めた総額で判断するのが目安です。

この記事でわかること

  • 印刷単価を左右する部数・色数・片面両面・用紙・納期の5要因
  • 部数が増えるほどモノクロとカラーの差額比率が縮まりやすい理由
  • モノクロで成立する用途とカラーが向く用途の切り分け方
  • オフセットとオンデマンドの使い分けと分岐点の考え方

チラシの印刷費を見直そうとしたとき、多くの販促担当者がまず検討するのが「カラーをモノクロ(スミ1色)に変えられないか」「両面を片面にすれば安くなるのか」という論点です。実際、印刷方式や色数、用紙、部数の組み合わせによって、同じA4サイズでも1枚あたりの単価は大きく変わります。ただし、単純に安いほうを選べばよいわけではありません。色を削ったことで反響が落ちれば、結果的に1件あたりの獲得コストは高くつきます。

この記事では、モノクロとカラー、片面と両面で費用がどう変わるのかを目安のレンジで整理したうえで、求人募集や業務連絡のようにモノクロでも成立しやすい用途と、写真や価格訴求が要になるカラー向きの用途を具体的に切り分けて解説します。あわせて、部数・用紙・納期といった単価を左右する変動要因、印刷とポスティングをまとめて依頼した場合のコスト設計まで踏み込みます。印刷だけを安くするのではなく、「配布まで含めた総額で効率を上げる」視点で読み進めてください。

目次

チラシ印刷の費用はどう決まる?単価を左右する5つの変動要因

チラシ印刷の見積りが業者によってバラつくのは、価格の内訳が複数の要素の掛け算で決まっているからです。モノクロとカラーの費用差を正しく比較するにも、まずは「何にいくらかかっているか」を分解して理解しておくと、見積りの読み方が一気に変わります。

印刷費の内訳は大きく4つ

  • 版・刷版代(製版):デザインデータを印刷用の版に起こす初期費用。色数が増えるほど版の枚数も増えます。部数に関わらずかかる固定費のため、少部数ほど1枚単価を押し上げます。
  • 用紙代:紙の種類と厚さ、サイズで決まります。部数に比例して増える変動費です。
  • 刷り代(印刷工賃):機械を回す時間と人件費。両面は片面の約2倍の工程がかかります。
  • 加工・納期:断裁、折り、梱包、配送。特急対応やスケジュールの詰まる時期は割増がかかることがあります。

単価を左右する5つの変動要因

  1. 部数:固定費が分散するため、部数が増えるほど1枚単価は下がる逓減構造です。1,000部で1枚あたり数円台でも、1万部なら1円前後、5万部ならさらに下がる、というイメージ(いずれも目安で、エリア・枚数・時期により変動します)。
  2. 色数:モノクロ(スミ1色)、フルカラー(4色)、特色(ブランドカラーの指定など)で版数と工程が変わります。一般に色数が増えるほど単価は上がります。
  3. 片面・両面:両面は版も刷りも倍近くかかりますが、情報量が倍になるため1情報あたりのコストは必ずしも高くありません。
  4. 用紙の種類と厚さ:上質紙はマットで書き込みやすく、コート紙は光沢があり写真が映えます。マットコートはその中間。厚さは70〜110kg前後が主流で、薄いほど安く、厚いほど高級感と耐久性が出ます。ポスティング用途では90kg前後が扱いやすい目安です。
  5. 納期:通常進行か特急か。翌日・翌々日出荷のような短納期は割増になりやすく、逆に10営業日程度の余裕を見込めば割安な進行を選べる場合があります。

オフセットとオンデマンドの分かれ目

印刷方式も単価に直結します。オンデマンド印刷は版を作らないため少部数に強く、数百〜数千部までは有利。一方、オフセット印刷は版代という固定費がかかる代わりに1枚あたりの刷り代が安く、部数が増えるほど効いてきます。分岐点は仕様によりますが、概ね数千部前後が目安です。「2,000部か5,000部か」で迷ったら、両方式で見積りを取り、総額と1枚単価の両方を並べて比べてください。発注ロットの分け方は発注ロットを分けて単価と在庫を管理する手順も参考になります。

サイズによる違い

A4が最も流通量が多く、単価も安定しています。B5やA5はA4より紙面が小さいぶん用紙代が下がりますが、面付けの都合で期待ほど安くならないこともあります。長3(長形3号封筒に入るサイズ)は封入・同梱向けで、1枚単価は抑えやすい一方、載せられる情報量が限られます。サイズを小さくして節約するより、部数をまとめて単価を下げるほうが効果が大きいケースが多い点は押さえておきましょう。

なお、ここで挙げた金額感はすべて目安であり、エリア・枚数・時期・用紙の相場によって変動します。自社の条件での概算を知りたい場合は、部数・用紙・納期・色数で決まる見積りの目安を確認したうえで、料金シミュレーターで部数別の目安を試算してみてください。条件を揃えて比較することが、費用差を見極める第一歩です。

チラシの色数と配布、次の一手は?

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診断結果:印刷と配布の総額で目安をつかむ進め方がおすすめです

まずはサイズ、配りたいエリア、想定する枚数を決めて、配布費用の目安を並べてみましょう。印刷はモノクロとカラー、片面と両面を同じ条件で出してもらい、配布まで含めた総額で比べると判断がぶれにくくなります。条件を変えた複数のパターンを試算しておくと、予算に合う進め方を選びやすくなります。

サイズ・エリア・枚数から参考見積もりを出す

診断結果:エリアと枚数を伝えて配布プランを相談するのがおすすめです

配りたいエリアと枚数が見えているなら、その条件を伝えて見積りと配布プランを相談する段階です。用途に合う色数や片面・両面、用紙や納期まで含めて組み立てると、印刷から配布までを一本の計画として整理できます。継続して配る場合は、エリアの分け方や配布の時期もあわせて相談してみてください。

エリアと枚数を伝えて見積りを相談する


配布費用の目安を、先に知っておきませんか?

サイズ・エリア・枚数を選ぶだけで、配布費用の目安がその場で出ます。見積り依頼にもそのまま引き継げます。

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モノクロ(スミ1色)とカラーの費用差はどれくらい?目安レンジで比較

実際に見積りを比べる前に、ざっくりとした相場感を持っておくと判断が早くなります。ここではA4・コート紙90kg前後を想定し、モノクロ(スミ1色)とフルカラーの1枚あたり単価の目安を並べます。いずれもあくまで目安であり、用紙・納期・入稿データの状態・時期によって変動します。繁忙期や特急納期では上振れする点も前提にしてください。

A4・1枚あたり単価の目安レンジ

  • 1,000部:モノクロ片面 3〜6円前後/モノクロ両面 4〜8円前後/カラー片面 5〜9円前後/カラー両面 7〜12円前後が目安
  • 1万部:モノクロ片面 1.0〜2.0円前後/モノクロ両面 1.5〜2.8円前後/カラー片面 1.5〜2.8円前後/カラー両面 2.0〜3.5円前後が目安
  • 3万部:モノクロ片面 0.8〜1.5円前後/モノクロ両面 1.0〜2.0円前後/カラー片面 1.0〜2.0円前後/カラー両面 1.3〜2.5円前後が目安

注目したいのは、部数が増えるほどモノクロとカラーの差額比率が縮みやすいという傾向です。少部数では版・刷版や段取りといった固定費の影響が大きく、色数の差がそのまま単価に出やすいのですが、1万部・3万部と増えると固定費が薄まり、用紙代と加工費の比重が高まります。その結果、「モノクロにしたのに思ったほど安くならない」という状況が起こります。

モノクロをさらに下げるなら用紙の見直し

モノクロは、コート紙から上質紙(または更紙に近い薄手の紙)へ変えることで単価をもう一段下げやすくなります。ただし上質紙はインキが紙に沈むため、写真の階調やベタ面の再現性が落ちる点に注意が必要です。人物写真や料理写真、物件の外観写真などを主役にする販促物では、印象が大きく変わります。逆に、文字中心の業務連絡・社内配布物・求人の詳細版などでは、上質紙モノクロは読みやすく、コストも抑えられる合理的な選択です。

カラーは「高い」という前提を一度疑う

かつてはフルカラーの版数増が大きなコスト要因でしたが、近年はオフセットの共同印刷(ギャング印刷)やオンデマンド印刷の普及で、フルカラーの相対価格は下がり、モノクロとの差が開きにくくなっています。見積りを取る際は、先入観で色数を決めず、同条件でモノクロ版とカラー版の両方を出してもらうのが確実です。あわせて部数・用紙・納期・色数で決まる見積りの見方を押さえておくと比較がぶれません。

総額で見ると差額は意外に小さい

1万部で1枚あたり1円の差があったとすると、総額の差は1万円です。一方、同じ1万部をポスティングする場合の配布費用は、エリアや配布方法によりますが数万円〜十数万円規模になるのが一般的です。つまり印刷の色数による差額は、配布まで含めた販促コスト全体のなかでは数%程度に収まるケースが多いということです。

ここから導ける実務的な判断はシンプルで、「印刷費を削って反響が下がるなら本末転倒」。節約はまず部数配分・エリア精度・用紙サイズで検討し、色数は反響への影響が小さい用途に限ってモノクロ化するという順番が合理的です。見積り比較の際は、サイズ・紙厚・納期・片面/両面をそろえた同条件で取ることを忘れないでください。

片面と両面、どちらが得か?情報量と反響から考える

片面印刷にすれば、同じ部数・同じ用紙でも印刷費は下がります。しかし「印刷費が安い=得」とは限りません。判断すべきは1枚あたりの単価ではなく、1件の問い合わせ・来店を獲得するのにいくらかかったか(獲得単価)です。両面にして情報量が増えた結果、反響が1.5倍になれば、数千円〜数万円の印刷費増は十分に回収できます。逆に、伝えたいことが1つしかないチラシに裏面を付けても、コストが増えるだけで反響は動きません。

両面チラシの役割分担:表はオファー、裏は納得材料

両面にすると決めたら、表裏の役割を分けて設計します。両面とも同じような情報を並べると、読み手は結局どちらも読みません。

  • 表面:キャッチコピー、メインビジュアル、オファー(初回割引・無料体験・来場特典)、電話番号とQRコードなど「3秒で伝わる」要素に絞る
  • 裏面:サービス詳細、料金表、地図とアクセス、駐車場の有無、よくある質問、スタッフ紹介、施工事例やお客様の声、営業時間・定休日・会社情報
  • 切り取りクーポン:裏面の端に配置し、表面には「裏面にクーポンあり」と一言入れて誘導する

この設計なら、表面で興味を持った人だけが裏面を読み、比較検討に必要な情報を得て行動に移れます。

片面が向くケース

  • セール告知・臨時休業・移転のお知らせなど、メッセージが1つしかない配布物
  • 超短納期で、デザイン制作と校正の工程を圧縮したい場合
  • 予算が固定で、情報量より配布枚数(接触人数)を優先したい場合。片面で2万枚撒くか、両面で1.5万枚撒くかの判断になります
  • 定期配布で認知の積み上げを狙う、シンプルな繰り返し訴求

両面が向くケース

  • 住宅・リフォーム・自動車など高額商材で、比較検討の材料が必要なもの
  • 不動産(物件情報・間取り・価格の一覧が必要)
  • 学習塾(コース、料金、時間割、合格実績、季節講習の日程)
  • 治療院・クリニック(症状別の説明、施術の流れ、料金、地図、Q&A)
  • 求人(仕事内容、待遇、シフト例、応募方法を書き切る必要がある場合)

中間策「表カラー+裏スミ1色」と、両面カラーが安くなる逆転現象

情報量は欲しいがコストは抑えたい、という場合は片面カラー+片面モノクロ(スミ1色)という選択肢があります。表面でビジュアル訴求し、裏面は文字中心の詳細情報をモノクロで載せる構成です。料金表やQ&A、地図は白黒でも十分読めます。

ただし注意点があります。印刷所の機械構成や料金体系によっては、「表カラー+裏モノクロ」より「両面カラー」のほうが安いケースがあることです。オンデマンド機やセット料金の都合で、色数の組み合わせが特殊だと逆に割高になることがあります。見積りを取る際は、片面カラー・片面カラー+裏スミ1色・両面カラーの3パターンを同時に出してもらい、価格差を数字で比べるのが確実です。あわせて部数・用紙・納期・色数で決まる見積りの見方も押さえておくと、条件の違いによる価格差を正しく判断できます。

なお、紙の厚さが薄いと両面印刷で裏写りが起きることがあります。両面にする場合は、写真を多用するなら90kg(連量)以上を目安に、印刷所へ裏写りの懸念を事前に相談しておくと安心です。

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用途別の使い分け:求人・業務連絡はモノクロ、集客訴求はカラー

モノクロとカラーの費用差をどう活かすかは、「そのチラシが何で読まれるか」で決まります。読者が写真で判断する内容ならカラー、文字情報で判断する内容ならモノクロでも十分に成立します。以下の基準で仕分けると、印刷費の削減と反響維持を両立しやすくなります。

モノクロ(スミ1色)でも成立しやすい用途

  • 求人募集:読者が見るのは「仕事内容・時給/月給・勤務地・勤務時間・応募先」の5点。写真がなくても条件が明快なら読まれます。大量配布でコストを抑えたいときほどモノクロが効きます(求人チラシの大量配布エリア設計とあわせて検討を)
  • 工事・休業・営業時間変更のお知らせ:近隣への告知は装飾より正確さ。カラーだと逆に「広告」と見られて読まれないこともあります
  • 会員・既存顧客向けの業務連絡:料金改定、システム切替、点検案内など
  • セミナー・説明会の案内:日時・会場・対象・申込方法が主情報
  • 士業やBtoBの告知:相続相談、助成金説明、事業者向けサービスなど、信頼性が重視される分野
  • 手書き風の手紙型チラシ:1色のほうが「個人からの手紙」らしさが出て、読了率が上がるケースがあります

カラーが有利な用途

  • 飲食:料理写真の鮮度感がそのまま来店動機になります。モノクロでは食欲喚起が難しい代表例
  • 美容室・サロン:仕上がりイメージ、店内の雰囲気づくり
  • 不動産:外観写真・間取り図・価格の見やすさ。間取りは色分けで理解度が変わります
  • 小売のセール:商品点数が多く、価格の訴求に赤字が効く
  • 学習塾:合格実績の一覧、校舎の雰囲気、講師の顔写真
  • 治療院・整体:施術前後の変化や施術風景の安心感(表現は誇大にならない範囲で)

モノクロで効果を落とさない5つのコツ

  1. 余白を怖がらない:文字だけで埋めると読む気が失せます。情報を3ブロック程度に絞り、ブロック間に指1本分の余白を確保すると視線が流れます
  2. 文字サイズの階層を明確に:見出しは本文の2.5〜3倍、本文は10.5〜12ポイント目安。シニア向けなら本文12ポイント以上が安心です
  3. 罫線と網掛けで「色の代わり」をつくる:強調したい枠はグレー10〜20%の網掛け、重要項目は太罫で囲む。網掛けを濃くしすぎると文字が沈むので注意
  4. 紙色を使う:クリーム色の上質紙やわら半紙風の用紙にすると、白黒でも硬すぎず温かみが出ます。手紙型チラシとの相性は特に良好です
  5. QRコードは右下か連絡先の隣に大きめで:モノクロはウェブ誘導が生命線。一辺20mm以上を確保し、周囲に余白を取って読み取り精度を保ちます

最後に意識したいのが、モノクロを「手抜き」に見せないことです。レイアウトが整い、誤字がなく、連絡先が明確であれば、1色刷りはむしろ誠実さや真面目さの演出になります。逆にフォントの種類を増やしすぎたり、解像度の低い写真を無理にグレースケール化したりすると安っぽさが出ます。写真を使うなら点数を1〜2点に絞り、コントラストを調整してから配置する。この一手間で、モノクロでも「きちんとした会社のチラシ」に見せることができます。

印刷コストを下げながら反響を落とさない実践テクニック

印刷費の削減は「紙を安くする」だけではありません。発注の組み方、デザインの汎用化、スケジュール管理など、反響を損なわずに単価を下げる余地は複数あります。ここでは販促担当がすぐ着手できる具体策を整理します。

1. 年間計画でまとめ発注し、部数を集約する

印刷費は版代や初期セットアップが固定費として乗るため、部数が増えるほど1枚あたりは下がります。月1万枚を毎月個別発注するより、同一デザインで年間分をまとめて刷るほうが単価は下がりやすい構造です。保管スペースと在庫劣化(反り・日焼け)に注意しつつ、発注ロットを分けて単価と在庫を管理する方法を併用すると、コストと柔軟性のバランスが取れます。

2. 可変情報を刷り込まず「汎用版」にする

「3月31日まで」「〇〇円キャンペーン」といった日付・価格を本文に刷り込むと、期限が切れた時点で在庫が全部ムダになります。期限や特典はシール貼付・手書き欄・QRコード先のページ側で表現し、本体は通年使える内容にしておくと、まとめ刷りのメリットを最大化できます。

3. サイズと用紙でコストを調整する

  • サイズを一段階下げる:A4→B5、B5→A5にすると用紙代と印刷面積が圧縮され、単価が下がる傾向があります。情報量が少ないチラシなら、むしろ読みやすくなる場合も。
  • 用紙を薄くする際の注意:両面印刷で薄い紙(コート55kgなど)を使うと、裏面の絵柄が透ける「裏抜け」が起きやすくなります。ベタ面積が多いデザインや写真主体の面では、一段階厚い用紙を選ぶほうが見栄えの損失を防げます。
  • 光沢の有無:マットかグロスかで単価が変わることもあるため、見積り時に両方を出してもらうと比較しやすくなります。

4. 納期に余裕を持たせて特急料金を避ける

特急・超特急の割増は、条件によっては通常納期の数割増になることもあります。配布開始日から逆算し、デザイン確定→入稿→校正→印刷→納品→配布開始というスケジュールを組み、各工程に予備日を1〜2日置くのが実務的です。年末・年度末など繁忙期は特に前倒しが有効です。

5. テストは小ロット、勝ちパターンが出たら大部数へ

いきなり10万枚刷って外すと、損失は印刷費と配布費の両方に及びます。まずは数千枚規模でA/Bテストを行いましょう。

  1. 検証したい要素を1つだけ変える(キャッチコピー、オファー、色数など)
  2. 条件(エリア特性・配布時期・曜日)を揃えて同時配布する
  3. 問い合わせ電話番号やQRコードをパターンごとに分け、反響を区別して計測する
  4. 勝ったパターンだけを大部数に展開する

6. 評価指標は「総額÷反響件数」で見る

印刷単価だけを下げても、配布費を含めた総額で見ると損をしていることがあります。判断基準は(印刷費+配布費+デザイン費)÷反響件数=1件あたりの獲得コストです。ポスティングの反響率は業種・エリア・オファーにより大きく変わりますが、おおむね0.01〜0.3%程度が一般的な目安とされ、条件次第で上下します。

  • 安く刷って多く配る設計:モノクロ・小サイズで単価を抑え、広域に大量配布。認知拡大や求人、反響率が低めでも母数で件数を稼ぐ施策に向きます。
  • しっかり刷って狙って配る設計:フルカラー・厚めの用紙で、築年数や世帯属性を絞ったエリアに配布。単価は上がるものの、1件あたりの獲得コストは下がることがあります。

どちらが正解かはテスト結果で決まります。印刷と配布をまとめて依頼すれば、納品先直送で送料や手間も省けます。条件を揃えた比較をしたい方はチラシ印刷のみの法人発注の進め方も参考に、料金・お見積りページから部数・サイズ・色数・納期を添えてご相談ください。

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まとめ:印刷だけでも配布込みでも、まずは条件を揃えて見積りを

モノクロとカラーの費用差は、部数が増えるほど1枚あたりでは縮まり、総額では用紙・両面・納期の選び方のほうが大きく効いてきます。判断に迷ったら、「誰に・何を伝え・どんな行動を取ってほしいチラシか」に立ち返るのが確実です。情報を正確に伝えることが目的の求人票や業務連絡、既存顧客への案内はモノクロで十分成立し、写真やメニュー、ビフォーアフターなど見た目が購買判断に直結する販促はカラーが有利です。

発注前に揃えておきたい条件チェック

  • 部数:5,000枚・1万枚・3万枚など、比較したい単位を複数出しておく
  • サイズと面付け:A4かB5か、片面か両面か
  • 用紙:コート90kg・マットコート・上質紙など、候補を2つに絞る
  • 色数:モノクロ(スミ1色)/カラー、片面カラー+裏面モノクロの可否
  • 納期:入稿日と納品希望日、特急が必要かどうか
  • 納品先:自社か、配布業者への直送か

この6項目を揃えて同じ条件で各社に出せば、単価の差がどこから生まれているのかが初めて比較できます。条件がバラバラのまま金額だけを並べても、安く見えた見積りが実は片面だった、納期が倍かかる、といった食い違いが起きがちです。チラシ印刷のみを法人で発注する手順も合わせて確認しておくと、社内稟議用の資料も作りやすくなります。

総額と反響の両面で評価する

コスト判断は印刷費単体ではなく、印刷費+配布費÷反響件数で見るのが実務的です。カラーにして印刷費が数万円上がっても、問い合わせが増えれば1件あたりの獲得コストは下がります。逆にモノクロで十分な用途にカラーを使えば、単にコストだけが増えます。1回で結論を出さず、同一エリアで色数や紙を変えて2〜3回テストし、反響率(目安として業種や内容により0.01〜0.3%程度)の推移で判断すると精度が上がります。

印刷だけでも、配布までまとめても対応できます

ポスティングくんは印刷のみのご依頼も承っており、特にA4両面カラー1万〜3万枚のご発注を多くお手伝いしています。デザイン・印刷・配布をワンストップで請け負うため、入稿データの作り直しや、印刷所から配布拠点への余計な輸送・保管といった工程間の無駄を省けます。配布まで任せていただいた場合はGPSによる配布報告で「どこを、いつ配ったか」を確認でき、配布実態が見えない不安がありません。料金は明朗会計で追加料金なし、全国対応で小ロットから大量配布まで対応しています。

ただし価格は部数・用紙・納期・配布エリアによって変動するため、正確な金額は無料見積りで確認いただくのが最短です。おおよその相場感を知りたい方は「料金シミュレーター」で条件を入力し、具体的なご相談は「料金・お見積り」フォームに必要事項を入力して「この内容で送信する」からお送りください。印刷だけ・配布だけのご相談でも構いません。無料査定・法人向けお見積りは何度でも無料ですので、まずは現在お考えの部数と配布エリアをお知らせください。担当者が最適な仕様とコストのご提案をいたします。

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よくある質問(FAQ)

Q. モノクロチラシにすると、カラーに比べてどのくらい安くなりますか?
A. 色数が減ると版数と工程が減るため単価は下がりますが、下げ幅は部数が増えるほど縮まる傾向があります。少部数では差を実感しやすく、数万部規模では用紙代と刷り代の比重が大きくなるため、比率としての差額は小さくなるのが目安です。実際の金額は用紙・片面両面・納期・時期によって変動するため、同一条件で両方の見積りを取り、1枚単価と総額の両方で比較してください。
Q. ポスティングするチラシは、モノクロでも反響は得られますか?
A. 用途によります。求人募集、開店・移転のお知らせ、工事や休業の案内など、文字情報が主役の内容はモノクロでも伝わりやすい一方、飲食のメニューや不動産の物件写真など、見た目の魅力が購買判断に直結する販促はカラーが向きます。反響率は業種・エリア・時期で大きく変わるため目安として捉え、同一エリアで色違いを分けて配る小規模テストで自社の数字を確認するのが現実的です。
Q. 印刷とポスティングは別々に頼むのと、まとめて頼むのではどちらが得ですか?
A. 配布枚数とエリアが決まっているなら、印刷から配布までまとめて依頼したほうが、納品先が一本化され輸送や保管の手間・費用を抑えやすい傾向があります。ただし金額は部数・エリア・配布方法・時期により変動するため、あくまで目安として総額で比較してください。ポスティングくんでは印刷から配布、GPSによる配布報告までを一括でお見積りできますので、仕様が固まっていない段階でもご相談いただけます。


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