チラシ印刷のみの発注は、用途別の部数内訳と納品先リストを先に整理し、部数・用紙・納期・色数の4条件を決めてから相見積りを取るのが基本です。法人では決裁や支払条件の確認も早めが目安です。
この記事でわかること
- 印刷のみの発注が選ばれる場面と、配布セット発注との違い
- 見積りを左右する部数・用紙・納期・色数の4つの変動要因
- 決裁フロー・支払条件・インボイスなど法人発注の事務面の確認項目
- 折込会社へ直送する際の搬入日・梱包単位・荷札などの指定事項
「配布は自社スタッフや新聞折込で行うので、チラシの印刷だけを外注したい」——法人の販促担当者からよくいただくご相談です。ポスティングや折込とセットの発注と違い、印刷単体の発注では納品先をどこに指定するか、分けて納品できるか、余った分をどこに保管するかといった、配布を伴わない場合ならではの論点が出てきます。ここを事前に整理しておかないと、届いた段ボールが事務所の通路を塞いだり、支店ごとに仕分けし直す手間が発生したりと、思わぬ負担につながります。
この記事では、チラシ印刷のみを法人名義で発注するときの具体的な手順を、見積りが動く4つの変動要因(部数・用紙・納期・色数)を軸に整理します。あわせて、入稿データの準備、納品先指定・分納・在庫保管の依頼のしかた、費用を抑えるための現実的な工夫まで解説します。金額については、エリアや時期、仕様によって変わるため、あくまで目安のレンジとして捉えてください。ポスティングくんでは、配布を伴わない印刷のみのご依頼にも対応しており、A4両面カラー1万〜3万枚といった販促の定番ロットを得意としています。
印刷のみの外注が選ばれる場面と、配布セットとの違い
ポスティングを伴わず「チラシ印刷のみ」を法人で発注するケースは、実務の現場では珍しくありません。配布は自社や別ルートで行い、印刷工程だけを外部に任せる——この切り分けは、コスト管理と社内オペレーションの両面で合理的な選択になることがあります。まずは、どんな場面で印刷単体の発注が選ばれるのかを整理しておきましょう。
印刷だけを外注する典型シーン
- 自社スタッフによる手配り:店舗スタッフが近隣へ配る、営業担当が訪問先で手渡すなど、配布の担い手が社内にいる場合
- 店頭・施設内への設置:レジ横、カウンター、待合スペースに置くラック用のチラシ。部数は比較的少なめで、補充前提の継続発注になりやすい
- 新聞折込:折込会社へ別途依頼するため、印刷会社には印刷と納品だけを任せるパターン
- 商談・提案時の持参資料:営業先で配る会社案内的なチラシ。少部数・高品質な用紙が選ばれる傾向
- 展示会・イベント配布:会期に合わせた納品が必須で、会場直送の指定が入ることもある
配布セット発注との決定的な違い
ポスティングとセットで発注する場合、配布エリアの世帯数から必要枚数が逆算され、印刷部数が自動的に決まります。納品先も配布拠点が指定され、梱包単位も配布作業に合わせて組まれます。つまり「何部刷るか」「どこに届けるか」を配布計画側が決めてくれるわけです。
一方、印刷のみの発注では、この設計をすべて発注側が担います。手配り分・店頭設置分・予備分をそれぞれ何部確保するのか、複数拠点があるなら拠点ごとに何部ずつ送るのか、残部をどこで保管するのか。ここを曖昧にしたまま見積りを依頼すると、後から部数変更や追加の送り先指定が発生し、納期と費用の両方に影響します。発注前に用途別の部数内訳と納品先リストを一覧にしておくことが、スムーズな進行の第一歩です。関連する仕様の決め方はチラシ印刷の用紙・厚さ・部数の選び方も参考になります。
法人発注ならではの事務面を先に押さえる
法人の販促担当者が見落としやすいのが、社内手続きの所要時間です。以下は発注前に確認しておきたい項目です。
- 決裁フロー:見積書の提出先と承認者、金額によって決裁ルートが変わるか
- 支払条件:請求書払い(掛け払い)が可能か、締め日と支払サイトはどうなるか
- インボイス対応:適格請求書発行事業者であるかの確認、登録番号の記載有無
- 発注書・契約書の要否:社内規定で発注書の取り交わしが必要な場合、その様式に対応できるか
これらは印刷工程そのものとは関係ありませんが、確認が遅れると納期の逆算が崩れます。初回取引では特に、与信確認や口座登録に数日かかることもあるため、早めに相談しておくと安心です。
折込会社への直送を使う場合の指定事項
新聞折込を併用するなら、印刷会社から折込会社の指定倉庫へ直送できるケースがあります。自社を経由しない分、輸送コストと手間を削減できるのが利点です。ただし直送には、折込会社側のルールに沿った指定が必要になります。
- 搬入日:折込日の数日前が一般的。折込会社ごとに締切が異なるため、必ず事前確認を
- 梱包単位:1梱包あたりの枚数、結束の有無、販売店別の仕分け要否
- 表記ラベル:商品名・折込日・エリア名・部数を記載した荷札の指定
- 搬入先の受付時間:時間指定を外すと受け取り拒否になることもある
これらの条件は発注側が折込会社から取り寄せ、印刷会社へ正確に伝える必要があります。伝達漏れは折込日の延期に直結するため、メールなど文面で共有し、双方の認識を合わせておきましょう。
チラシ印刷のみの発注、次の一手は?
部数・用紙・納期・色数の決まり具合から、あなたに合う見積りの進め方がわかります(約30秒)
質問 1 / 3
チラシを使う予定は決まっていますか?
当てはまる方を選んでください
質問 2 / 3
仕様はどこまで固まっていますか?
当てはまる方を選んでください
質問 3 / 3
印刷の発注は今回が初めてですか?
当てはまる方を選んでください
診断結果:サイズ・用紙・部数から目安を比べる進め方がおすすめです
まずはサイズ・用紙・部数・納期・色数といった条件を仮でも決めて、同じ前提で各社に問い合わせてみてください。前提が揃うと、出てきた見積りを並べて比べやすくなります。用途別の部数内訳と納品先の候補をメモにまとめておくと、概算が出るまでのやり取りも減らせます。条件が見えてきた段階で、具体的な相談に進みましょう。
診断結果:部数と納品先を伝えて見積りを相談する進め方がおすすめです
仕様が固まっているなら、用途別の部数内訳・納品先の住所一覧・希望納期(到着日)をまとめてお送りください。配送費まで含めた総額をご案内しやすくなります。分納の時期や折込会社への直送、梱包単位や荷札の指定もあわせてご相談いただけます。印刷のみのご依頼にも対応していますので、条件を添えてお問い合わせください。
見積りが動く4つの変動要因(部数・用紙・納期・色数)
チラシ印刷のみを法人で発注するとき、見積り金額を大きく左右するのは「部数」「用紙」「納期」「色数」の4点です。この4つを先に決めてから相見積りを取ると、各社の条件が揃い、比較が一気にしやすくなります。逆にここが曖昧なまま問い合わせると、各社がバラバラの前提で金額を出すため、単純比較できない見積りが並ぶことになります。
1. 部数:印刷方式の切り替わりで単価が大きく動く
部数は単価への影響が最も大きい要因です。一般的に、数百〜数千枚の小ロットは版を使わないオンデマンド印刷、1万枚を超える規模からはオフセット印刷が選ばれます。オフセットは版の製作費が初期費用として乗る代わりに、刷れば刷るほど1枚あたりの単価が下がる構造です。そのため「5,000枚と1万枚で総額がほとんど変わらない」という逆転が起きることも珍しくありません。年間の使用量が読めるなら、都度発注より年間一括と分割発注のコスト比較を検討する価値があります。
2. 用紙:種類と斤量(厚さ)の2軸で決める
用紙は「種類」と「斤量」の掛け合わせで価格が変わります。
- コート紙:表面に光沢があり、写真や色が鮮やかに出る。飲食・小売の定番
- マットコート紙:光沢を抑えた上品な質感。文字量が多い不動産・住宅系に向く
- 上質紙:非塗工で筆記可能。申込書や手書き記入欄がある場合に
斤量は90kg前後が最も流通量が多く価格も安定した定番です。70kgは軽く薄手でコストを抑えられますが、裏写りしやすく高額商材には不向き。110kg以上は厚手でしっかり感が出る反面、単価と送料が上がります。
3. 納期:余裕があるほど安くなる
標準的な納期はデータ入稿後、中4〜7営業日が目安です。翌日出荷・当日出荷といった特急対応は、工場の生産枠を割り込ませる形になるため割増料金が発生しやすくなります。イベントや開店日から逆算し、データ完成日を2週間前に置ければ、特急費用はほぼ回避できます。校正や色校正を挟む場合は、その往復日数も納期に含めて計算してください。
4. 色数:片面か両面か、カラーかモノクロか
色数は「片面カラー/裏面モノクロ」「両面カラー」「両面モノクロ」といった組み合わせで指定します。両面フルカラーが最も情報量を載せられますが、裏面が地図と営業時間だけなら片面カラー+裏面モノクロで費用を抑える選択もあります。ただしオフセットの大ロットでは両面カラーとの差額が小さくなるケースもあるため、両パターンで見積りを取るのが確実です。
費用の目安レンジ
A4両面カラー・コート90kg・標準納期で1万枚規模の場合、1枚あたり数円台〜が一つの目安です。部数が増えれば単価はさらに下がり、特急・厚紙・加工(折りなど)が加わると上がります。これらはあくまで目安であり、実際の金額は用紙の市況、繁忙期かどうか、仕様の組み合わせによって変動します。正確な金額は仕様を固めたうえでの個別見積りでご確認ください。
発注前に決めておく仕様チェックリストと入稿データの準備
印刷のみの発注でやり取りが長引く最大の原因は、仕様が固まらないまま見積りを依頼してしまうことです。印刷会社が見積りを出すために必要な情報はほぼ決まっているため、依頼前に社内で先回りして決めておくと、1往復で概算が出て、そのまま発注に進めます。以下の項目をメモにまとめて送るだけで、やり取りの回数は目に見えて減ります。
見積依頼時に必ず聞かれる7項目
- サイズ:A4(210×297mm)が最も一般的。ポスト投函前提ならB5・A5、手配りや封入なら長3サイズに折る形も選ばれます。
- 仕上がり形態:平判(折りなし)か、二つ折り・巻き三つ折り・Z折り(外三つ折り)か。A4を巻き三つ折りにすると長3封筒に収まります。
- 用紙と斤量:コート紙90kg前後が折込・ポスティングの定番。しっかり感を出すなら110kg、書き込み欄があるならマットコートや上質紙。
- 色数:両面フルカラー(4色/4色)か、片面カラー・裏面モノクロ(4色/1色)か。
- 部数:5,000部・1万部など。端数より切りのよい数の方が単価設計がしやすい場合があります。
- 納期:「○月○日必着」で伝える。使用日ではなく到着日で指定するのがポイントです。
- 納品先:本社一括か、店舗・配布拠点への分納か。住所・担当者・受取可能時間まで。
入稿データの実務ポイント
データはPDF入稿が基本です。印刷会社ごとの細かな指定はありますが、共通して押さえるべき点は次のとおりです。
- 塗り足し3mm:仕上がり線の外側に3mm分、背景や写真を伸ばす。裁断のわずかなズレで白フチが出るのを防ぎます。
- 文字のアウトライン化:フォント環境の違いによる文字化け・字詰めの崩れを防止。アウトライン化前のデータも必ず手元に残します。
- 画像解像度は原寸で350dpi前後:ウェブ用に書き出した72dpiの画像をそのまま使うと、仕上がりがぼやけます。
- カラーモードはCMYK:RGBのまま入稿すると、鮮やかな青や蛍光色が沈んだ色に変換されます。
- トンボ(トリムマーク):付きか不要かは印刷会社の指定に従う。折り加工がある場合は折り位置も明示します。
細部はチラシ印刷データ作成の基本と塗り足し3mmの実務もあわせて確認しておくと安心です。
デザインデータがない場合の進め方
原稿だけある、あるいはアイデア段階という場合も制作から依頼できます。流れは、ヒアリング→原稿・素材の支給→初稿提出→修正→校了が一般的で、修正は2回程度を目安に見ておくと納期が読みやすくなります。支給素材は、ロゴ(できればイラストレーター形式かPNG)、写真データ(スマホ撮影なら無加工の元データ)、掲載したい文言・価格・問い合わせ先・QRコードのリンク先をテキストで渡すと、初稿の精度が上がります。
色校正とモニターとの色差
色の確認方法には、本番と同じ用紙・同じ機械で刷る本機校正、簡易的なインクジェット出力による簡易校正、画面上のPDF確認(データ校正)があります。精度が高いほど費用と日数がかかるため、大量部数や商品写真が主役のチラシでは色校正を挟み、一般的な告知チラシならデータ校正で進めるのが現実的です。なお、モニターは発光、印刷物は反射で色を見るため、画面とまったく同じ色味にはなりません。特に鮮やかな青緑・オレンジ・蛍光色はくすんで見える傾向があります。前回の刷り物がある場合は「この色に寄せたい」と見本を送ると、仕上がりのブレを抑えられます。
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納品先指定・分納・在庫保管——印刷単体ならではの実務
印刷のみを法人で発注する場合、仕上がりの品質以上に差が出るのが「どこへ、いつ、どんな形で届くか」という納品設計です。配布までセットで依頼する場合は印刷会社と配布会社の間で荷物が流れますが、印刷単体では受け取りから保管、仕分けまでが発注側の仕事になります。ここを曖昧にしたまま発注すると、キャンペーン直前に段ボールの山が本社に届いて置き場所に困る、といった事態になりかねません。
納品先の指定パターンと送料の考え方
納品先は大きく3つのパターンがあります。
- 本社・倉庫へ一括納品:配送はまとめて1箇所なので送料は最小限。ただし社内で再仕分け・再発送する手間と、その送料が別途発生します。
- 支店・店舗ごとに分割納品:現場がすぐ使える反面、送料は原則として納品箇所の数だけ加算されます。10店舗なら10箇所分の配送費が総額に乗ると考えてください。
- 折込会社・配布会社・外部倉庫へ直送:中間の積み替えが減るので手間と破損リスクが小さく、スケジュールも読みやすい方法です。印刷会社から配布拠点への直送手配の流れを押さえておくと、見積り段階で条件を伝えやすくなります。
見積り依頼の際は「納品先の住所一覧」と「各拠点の部数」を表にして渡すのが最短です。箇所数と1箇所あたりの部数が分かれば、配送費込みの総額が一度で出せます。
分納は「必要な分だけ、必要なときに」
キャンペーン前に先行して一部を納品し、残りを後日まとめて——という分割納品(分納)は、在庫を抱えたくない法人にとって有効な手段です。たとえば3万部のうち1万部を初回配布用に先行納品し、残り2万部を2週間後に受け取る、といった組み方ができます。
ただし分納回数が増えるほど、梱包作業と配送が回数分発生し、コストが積み上がります。判断の目安としては、2〜3回程度の分納なら保管リスク軽減のメリットが上回ることが多く、それ以上に細かく刻むと配送費が効いてくると考えておくとよいでしょう。分納日は発注時点で仮でも良いので日程を伝えておくと、印刷会社側も保管スペースと出荷枠を確保しやすくなります。
在庫保管と梱包単位の指定
全部数を一度に受け取ると、保管場所の確保に加え、湿気によるカール・紙の波打ち、窓際での日焼け(退色)、積み重ねによる角の折れといった劣化が起こります。特にコート紙やマット紙は湿気の影響を受けやすいため、直置きを避けパレットや棚で保管するのが基本です。自社に適した環境がない場合は、印刷会社側で一定期間の預かり(保管)が可能か、保管料がかかるかを発注前に確認しておきましょう。
あわせて指定しておきたいのが梱包単位です。「500枚ごとに帯掛け」「1箱2,000枚で統一」「外箱に拠点名と部数を明記」といった指示を出しておくと、現場での数量確認と仕分けが一気に楽になります。配布会社へ直送する場合も、梱包単位が揃っていれば検品がスムーズです。
受け取り体制の事前共有
最後に見落とされがちなのが、受け取り側の体制です。次の点を事前に印刷会社へ伝えておくとトラブルを防げます。
- 納品希望の時間帯(午前のみ対応可、昼休みは不可など)
- 荷下ろしの人員がいるか、台車・パレット対応が必要か
- エレベーターの有無、搬入経路の幅や階段の段数
- 当日の受け取り担当者名と連絡先
数万部規模になると重量は数百キロに達することもあります。「届いたが受け取れない」を避けるため、仕様確定と同じタイミングで納品条件もセットで固めておくことをおすすめします。
費用を抑える現実的な3つの工夫(部数まとめ・用紙選択・余裕ある納期)
印刷費は「交渉で安くなる」ものではなく、条件の組み方で単価が変わる構造になっています。版の作成や機械の準備にかかる固定費を何枚で割るか、紙にいくら払うか、工程にどれだけ時間の余裕があるか——この3点を整理するだけで、同じ仕上がりでも見積りの合計額は変わります。ここでは法人の販促担当がすぐ実行できる工夫を、順に整理します。なお本文中の数値はいずれも目安で、部数・用紙・時期・加工により変動します。
1. 部数をまとめる(汎用版と差し替え版に分ける)
印刷は部数が増えるほど1枚あたりの単価が下がる傾向があります。年間で複数回配布する予定があるなら、サイズ・用紙・色数が共通のものをまとめて刷るのが基本です。ただし、まとめ刷りには内容が古くなるリスクがつきもの。そこで有効なのが、原稿を2種類に分ける運用です。
- 汎用版:会社案内、サービス内容、強み、地図、問い合わせ先など1年単位で変わらない内容。日付・価格・キャンペーン名は刷り込まない。まとめて多めに印刷する。
- 差し替え版:期間限定の価格、イベント日程、季節商品など。必要な時期に必要部数だけ少量で刷る。
この分け方なら、汎用版でまとめ刷りの単価メリットを取りつつ、情報の鮮度は差し替え版で担保できます。年間計画の立て方はチラシ印刷は年間一括か分割発注かの考え方もあわせて検討してください。
2. 用紙を見直す(訴求を損なわない範囲で)
用紙は見積りに占める割合が大きく、調整余地が残りやすい項目です。ポイントは「見た目の訴求力を落とさない範囲で下げる」こと。
- 斤量を1段階下げる:コート90kgを73kgへ、といった変更。手に取ったときの厚みは多少変わりますが、ポスティングや折込では問題になりにくい場面が多いです。
- マットから光沢へ:マットコートはやや単価が上がる場合があります。写真を鮮やかに見せたい飲食・小売ならコート(光沢)でも訴求は十分です。
- 用途で紙を変える:郵送・店頭手渡し用は厚めで上質感のある紙、ポスティング用は薄めの標準紙、と使い分ける。全部を高い紙で統一する必要はありません。
迷う場合は、候補紙の見本(紙見本帳や既存印刷物)を取り寄せ、社内で実物を比べてから決めると失敗が減ります。
3. 納期に余裕を持たせる(特急割増を避ける)
短納期は割増が発生しやすい条件です。配布日・イベント日から逆算し、最低でも1〜2週間前倒しで発注できるスケジュールを組みましょう。目安は次のとおりです。
- 配布開始日を確定(例:6月1日)
- 配布物の納品希望日=配布開始の3〜5日前(5月27日前後)
- 印刷・加工の所要日数を確保=納品日の5〜7営業日前に入稿(5月中旬)
- 入稿データの社内校正・修正に3〜5日(5月上旬に初稿)
つまり、配布日の約1か月前から動き出すと、特急対応に頼らず標準納期で進められます。原稿が固まらない場合も、サイズ・用紙・部数の仕様だけ先に確定して見積りを取っておけば、入稿後の工程が短縮できます。
さらに、デザイン・印刷・(必要であれば)配布までを同じ窓口にまとめると、データの受け渡しや納品先調整のやり取りが減り、担当者の工数そのものが削減できます。印刷のみのご依頼でも、後から配布を追加する際にデータや仕様が引き継がれるため、二度手間になりにくいという利点があります。
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まとめ:印刷のみの発注もお気軽にご相談ください
チラシ印刷だけを法人で外注する場合、見積りを左右するのは大きく4つです。部数(刷れば刷るほど1枚あたりは下がる)、用紙(コート/マットコート、連量=厚み)、納期(特急か、余裕のある通常進行か)、色数(両面フルカラーか片面か)。この4点が決まれば、印刷会社は精度の高い概算を出せます。逆に、ここが曖昧なまま相見積りを取ると条件がそろわず、金額の比較ができません。見積依頼の時点で「A4・両面カラー・コート90kg・2万枚・入稿から7営業日」のように一行で言い切れる状態にしておくのが、法人発注の第一歩です。
印刷単体だからこそ詰めておきたい論点
- 納品先指定:本社なのか、各店舗なのか、配布会社の拠点へ直送なのか。送り先が増えるほど送料と梱包の条件が変わります。
- 分納:1回で全部受け取ると置き場所に困るケースは、月ごと・店舗ごとの分割納品を相談します。
- 在庫保管:年間分をまとめて刷る場合、保管場所と品質劣化(日焼け・湿気)への配慮が必要です。
- 検収と数量確認:納品時の箱数・梱包単位を事前に取り決めておくと、現場での数え間違いを防げます。
発注までの流れ(おさらい)
- 仕様の整理(サイズ・部数・用紙・色数・納期・納品先)
- 見積依頼(複数社なら同一条件で)
- データ入稿(塗り足し3mm、画像解像度、フォントのアウトライン化を確認)
- 校正確認(文字・連絡先・価格表記・日付を複数人でチェック)
- 印刷・加工
- 指定先へ納品(分納の場合は各便の到着日を共有)
特に見落としが多いのが校正と入稿データです。電話番号や営業時間の誤りは刷り直しに直結し、数万枚規模ではコストも納期も大きく膨らみます。入稿データ不備のチェック項目を社内の定型フローに組み込み、担当者が替わっても同じ精度で確認できる状態にしておくと安心です。
ポスティングくんは「印刷のみ」のご依頼にも対応します
当社は配布を伴わない印刷のみのご依頼にも対応しています。得意としているのはA4両面カラー1万〜3万枚の帯域で、販促チラシ・セール告知・イベント案内など法人のまとまった部数をスムーズに進行できます。料金は部数・用紙・納期・色数、および納品先エリアによって変動するため、一律の価格表ではなく個別のお見積りで提示する方式です。仕様がまだ固まっていない段階でも、「予算から逆算して部数と用紙を決めたい」といったご相談から承ります。
また、将来的に「印刷したチラシを配布まで任せたい」となった際も、GPSによる配布報告付きのポスティングまでワンストップでご依頼いただけます。印刷会社と配布会社を別々に手配する手間や、納品先の調整・日程のすり合わせが不要になるのは、印刷単体から始めた法人様にとって大きなメリットです。
チラシ印刷のみのご相談も、配布まで含めたご相談も歓迎です。部数・サイズ・納期をお知らせいただければ、法人向けのお見積りを無料でご提示します。まずはお気軽に無料査定・お問い合わせフォームからご連絡ください。
ポスティングを依頼する前に
よくある質問(FAQ)
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