本部で一括印刷し各店舗へ分納する場合は、店舗コード・住所・受取可能時間などを含む部数配分表をスプレッドシートで作り、そのまま印刷会社へ渡せる形に整えるのが基本です。配分は商圏世帯数・売上実績・均等配分+調整の3パターンから選びます。
この記事でわかること
- 1カ所納品と複数納品先で梱包・送料・納期が変わる理由
- 部数配分表に入れる列項目と3つの配分ロジック
- 予備枚数の考え方と梱包単位に合わせた端数処理
- 合計部数の検算や誤納品を防ぐ確認手順
チェーンや多店舗展開の販促担当者から多いご相談が「チラシの印刷は本部で一括して発注したい。ただし納品先は各店舗に分けて届けてほしい」というものです。印刷単価は一括発注でまとめたほうが下がりますが、納品を分けると送料や梱包の手間が増え、さらに「どの店舗に何枚送るか」の管理が煩雑になります。部数配分のミスや納品先の記載ミスが起きると、開店セール直前に必要な枚数が足りない、別店舗のチラシが届いて廃棄になる、といった実務上のトラブルに直結します。
この記事では、ポスティングを伴わない「チラシ印刷のみ」で複数店舗へ分けて発注するケースに絞り、店舗ごとの部数配分表の作り方、納品先リストの渡し方のフォーマット、誤納品を防ぐ確認手順という3つの実務に踏み込んで解説します。あわせて費用の考え方(あくまで目安で、送料・梱包・納品先数により変動します)や、店舗名・住所を差し替えて刷る「バリアブル印刷」の可否についても整理します。印刷だけのご依頼も承っていますので、発注前のチェックリストとしてお使いください。
印刷のみ・複数納品先の発注はなぜ手間が増えるのか
チラシ印刷のみを本部で一括発注し、各店舗へ分けて納品する――一見すると「印刷会社に住所を並べて渡すだけ」に思えますが、実務では1カ所納品とまったく違う段取りが必要になります。理由はコスト構造にあります。印刷単価は総印刷枚数で決まるのに対し、納品コストは「納品先数 × 梱包数 × 送料」で決まるからです。同じ1万枚でも、本部1カ所へまとめて送れば梱包は数箱・送料も1件分ですが、20店舗へ500枚ずつ分ければ、小分け梱包が20セット、伝票も20件、宛名ラベルの作成と検品が20回分発生します。印刷費が同じでも総額が変わるのは、この分納作業費と送料の積み上げによるものです。
1カ所納品と複数納品先の違いを整理する
- 梱包:1カ所なら大箱でまとめられるが、分納は店舗別に部数を数えて小分けし、箱ごとに中身を表示する必要がある
- 伝票・送料:納品先の数だけ発生。遠方店舗や離島相当地域は送料が割高になる
- 納期:分納作業の時間が加わるため、同じ印刷納期でも着荷日は1〜2営業日後ろにずれることがある
- 責任範囲:どの店舗に何枚届いたかを本部が把握し続ける管理業務が増える
よくある失敗例
- 配分の根拠がない:「とりあえず全店500枚ずつ」にした結果、商圏人口の多い店舗で初日に在庫切れ、小型店では数百枚が死蔵する
- 店舗在庫が偏る:前回の残部を考慮せず追加発注し、バックヤードに旧版チラシが積み上がる
- 受取担当が不在:定休日や開店前の時間帯に配送指定してしまい再配達。キャンペーン初日に間に合わない
- 保管スペースがない:テナント型の小型店に大箱で届き、通路に置かざるを得ない
- 箱が重すぎる:A4チラシは1,000枚で約5kg前後が目安。1箱に5,000枚入れると現場で開封も移動もできない
本部一括発注のメリットと管理負荷のトレードオフ
それでも本部一括発注には明確な利点があります。デザインとブランド表現を統一できること、総部数をまとめることで1枚あたりの単価を下げやすいこと、請求と支払いを一本化できることです。一方で、分納にすると「どの店舗に・いつ・何枚」を管理する負荷が本部に集中します。つまり、単価メリットと管理コストのどちらを取るかではなく、管理の型(配分表と納品先リスト)を作ってしまえば両取りできるというのが実務上の結論です。
印刷のみの発注であっても、考え方はポスティングと同じで「どこへ・いつ・何枚」の設計が仕上がりの品質を左右します。配布まで見据えるなら、チラシ印刷の見積もり項目の内訳を押さえたうえで、分納作業費や送料が別建てか込みかを早めに確認しておくと予算のブレを防げます。費用はエリア・枚数・時期・納品先数によって変動するため、あくまで目安として捉え、店舗リストを添えてお見積りを取るのが最短です。次章からは、部数配分表の列項目と配分ロジック、印刷会社が処理しやすい納品先リストの形式、そして誤納品を防ぐ4段階チェックの手順を順に解説します。
複数店舗へのチラシ発注、次の一手は?
3つの質問に答えるだけで、配布まで見据えた進め方がわかります(約30秒)
質問 1 / 3
配布エリアは決まっていますか?
当てはまる方を選んでください
質問 2 / 3
必要な枚数の見当はついていますか?
当てはまる方を選んでください
質問 3 / 3
今回の販促の進め方は?
当てはまる方を選んでください
診断結果:まずは配布費用の目安をつかむのがおすすめです
サイズ・エリア・枚数の3点を決めると、配布にかかる費用の目安を比べやすくなります。まずはサイズ、配布したい市区町村、店舗ごとの想定枚数を仮置きして試算してみましょう。条件を変えて比べておくと、印刷の分納や納品先数まで含めた全体像を検討しやすくなります。金額は目安で、エリア・枚数・時期により変動します。
診断結果:エリアと枚数を伝えて見積りを相談するのがおすすめです
配布したいエリアと店舗ごとの枚数が固まっているなら、そのリストを添えて見積りと配布プランを相談する段階です。納品先数や希望納品日、受取可能な時間帯まで共有しておくと、印刷の分納から配布開始日までの段取りを一度に組み立てられます。首都圏や大阪・福岡・仙台など、エリアごとの進め方もあわせてご相談ください。
店舗ごとの部数配分表の作り方(列項目と配分ロジック)
複数店舗へ印刷物を分けて納品する発注では、「どの店に何部送るか」を1枚の表に集約できているかどうかで、作業量とミスの発生率が大きく変わります。メールの本文に店舗名と部数を箇条書きで並べるやり方は、店舗数が5を超えたあたりから破綻します。最初からスプレッドシートで配分表を作り、それをそのまま印刷会社へ渡せる状態に整えておくのが実務の基本です。
配分表に入れておきたい列項目
- 店舗コード(社内管理番号。同名店舗の取り違え防止に有効)
- 店舗名(正式名称。「○○店」まで省略せず記載)
- 納品先住所(郵便番号・建物名・階数・テナント区画まで)
- 電話番号(配送業者が連絡できる番号。店舗直通が望ましい)
- 受取担当者(役職名でも可。不在時の代理者も備考へ)
- 受取可能曜日・時間帯(定休日、開店前の荷受不可など)
- 納品希望日(配布開始日から逆算した着荷日)
- 配布予定枚数/予備枚数/合計部数
- 梱包単位(例:1箱2,000枚=2箱で4,000枚)
- 備考(搬入経路、エレベーター有無、置き配不可など)
配分ロジックは3パターンから選ぶ
- 商圏世帯数ベース:各店舗の半径や行政区で区切った配布対象世帯数に比例させます。東京23区や大阪市のように区ごとに世帯数差が大きいエリアでは、この方式が最も納得感を得やすく、店舗間の不公平感も出にくい方法です。
- 売上・来店実績ベース:直近3〜6ヶ月の売上や客数の構成比で按分し、収益貢献の大きい重点店舗に厚く配ります。限られた総部数で費用対効果を優先したい場合に向きます。
- 均等配分+調整:まず全店に同数を割り当て、新店・リニューアル店・テコ入れ対象店にだけ上乗せします。店舗数が多く商圏データが揃っていない段階でも運用でき、翌回以降に実績を見て比率を変えていけます。
予備率と端数処理の考え方
配布予定枚数ちょうどで発注すると、店頭スタンド用・手配り用・社内保管分が足りなくなりがちです。配布枚数の5〜10%程度を予備として上乗せしておくと不足が起きにくくなります(あくまで目安で、店頭設置を多用する業態はやや厚めに見ます)。さらに、算出した数字は梱包単位に合わせて丸めるのがコツです。1箱2,000枚の仕様に対して4,300枚と指示すると、端数300枚のために別梱包や小箱が発生し、作業費や送料が上がるうえ、店舗側でも在庫管理が煩雑になります。4,000枚か6,000枚に寄せれば、箱数=部数が一目で分かり、着荷確認も箱を数えるだけで済みます。
最後は必ず合計を検算する
スプレッドシートの合計欄に全店舗の合計部数を自動計算で出し、印刷発注数と1枚単位で一致しているかを確認します。予備を含めた総数が発注数と合わない場合、どこかの店舗で桁違いの入力や行の重複が起きている可能性が高いため、店舗コードの重複チェックも同時に行ってください。この検算を発注前に済ませておくと、以降の校了・出荷段階での手戻りがほぼなくなります。配布枚数そのものの考え方は複数校舎の枚数配分の考え方も参考になります。
納品先リストの渡し方|印刷会社が処理しやすいフォーマット
複数店舗へ分けて納品する印刷発注で、最もトラブルが起きやすいのが「納品先情報の渡し方」です。メール本文に箇条書きで店舗名と住所を並べる方法は、担当者が手作業で転記することになり、転記ミス・抜け漏れ・最新版の取り違えが起きやすくなります。納品先はCSVまたはスプレッドシート1枚にまとめ、ファイルとして渡すのが基本です。印刷会社側はそのまま送り状データに取り込めるため、作業時間も短縮され、結果として納期やコスト面でも有利に働きます。
1行1納品先・列順を固定する
表は「1行=1納品先」で作り、1店舗に複数の納品日がある場合は行を分けます。列の順番は途中で入れ替えず、以下のように固定しておくと処理が安定します。
- No.(通し番号)/店舗コード/店舗名
- 郵便番号/都道府県/市区町村/番地/建物名・階・テナント区画
- 電話番号/納品先担当者名
- 部数/希望納品日/備考
住所は必ず都道府県から記載し、商業施設内の店舗は「〇〇ショッピングセンター3階 B-12区画」まで省略せず書きます。建物名が抜けていると配送業者が到着しても渡せず、再配達で1〜2日ロスすることがあります。
表記ゆれを潰しておく
- 数字・ハイフンは半角で統一(全角と半角の混在は取り込み時のエラー原因)
- 番地は「1-2-3」か「一丁目2番3号」のどちらかに統一する
- 電話番号は全店舗分を必ず記入(不在時や搬入確認の連絡先になる)
- 部数は数値のみ入力し、「1,000枚」のように単位や桁区切りを混ぜない
希望納品日と搬入条件は列・備考で明示
店舗ごとに納品日を変える場合は、備考に書くのではなく「希望納品日」列を独立させるのが鉄則です。さらに備考欄には、土日休業・定休日、商業施設内店舗の搬入時間制限(例:搬入は午前10時まで、指定搬入口のみ、台車使用の可否)、バックヤードが狭く一度に置ける箱数に上限がある、といった条件を記載します。この情報があるかどうかで、着荷トラブルの発生率は大きく変わります。
東京・神奈川・埼玉・千葉に加え、大阪・福岡・仙台まで店舗が分かれるチェーンでは、発送地からの距離によって着荷日が1〜2日ずれる場合があります。全店一斉の販促であれば、最も遠いエリアを基準に2〜3日の余裕日程を確保し、早着分は店舗側で保管してもらう前提で組むと安全です。配布まで依頼する場合は、特売チラシの月2回配布の納期管理の考え方も参考になります。
差し替え時はバージョン名を付ける
店舗の増減や部数変更は直前まで発生します。修正のたびに本文で「3番の部数を2000に変更」と伝えるのではなく、リスト全体を差し替え、ファイル名に日付+版数を付けるルールにします(例:納品先リスト_20240115_v3)。最新版がどれか双方で一致し、「古いリストで出荷された」という事故を防げます。校了時には、印刷会社から返ってきた最終リストを発注側でも1行ずつ照合し、合計部数が印刷部数と一致するかを確認してから確定させましょう。
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誤納品を防ぐ確認手順|発注前・校了時・出荷前・着荷後の4段階チェック
複数店舗へ分けて納品する印刷のみの発注で起きるトラブルは、ほとんどが「どこかの段階で確認を飛ばした」ことが原因です。発注前・校了時・出荷前・着荷後の4段階に分けて、誰が何を見るかを決めておけば、誤納品や枚数違いの大半は防げます。以下のチェックリストをそのまま社内ルールに落とし込んでください。
(1) 発注前チェック|数字と住所の整合を取る
- 配分表の合計部数と発注部数が一致しているか。表計算ソフトの合計欄を必ず入れ、手入力の総数と突き合わせる。
- 店舗数と納品先リストの行数が一致しているか。1店舗2箇所納品がある場合は、その旨を備考欄に明記する。
- 同一住所が重複していないか(移転前後の住所が両方残っているケースが典型)。
- 閉店・休業中の店舗、改装中で荷受けできない店舗が混ざっていないか。
- 荷受け可能な曜日・時間帯、大型車進入の可否が各行に入っているか。
この段階で店舗数が多いほど、チラシ印刷の見積もり項目のうち送料・分割梱包費の比重が変わります。配布まで含めた概算を早めに掴みたい場合は、料金シミュレーターで部数ごとの目安を確認し、稟議用の数字を先に押さえておくと進行が早くなります(金額はあくまで目安で、エリア・枚数・時期により変動します)。
(2) 校了時チェック|版数と担当者を一本化する
店舗ごとに住所や電話番号、オープン日を差し替える場合、版が増えるほど取り違えが起きます。
- データ名に「店舗コード+版数+日付」を入れる(例:A012_v3_0612)。
- 「どの店舗にどの版を何部」を1枚にまとめた版と店舗の対応表を作り、印刷会社と共有する。
- 最終PDFと色校の承認者は1名に固定する。複数人が同時に赤字を戻すと旧版が流れる原因になります。
- 差し替え箇所(住所・電話・地図・日付)だけを抜き出した確認用の一覧を作り、版ごとに読み合わせる。原稿そのものの表記確認は配布前の原稿確認ルールも併せて点検しておくと安全です。
(3) 出荷前チェック|外装と送り状で可視化する
- 外装ラベルに店舗コード・店舗名・内容物(版名)・入数・箱番号(3箱中1箱など)を明記してもらう。
- 出荷前に送り状番号一覧(店舗名・個数・出荷日・到着予定日)をデータで事前共有してもらう。
- 分納がある場合は、第1便と第2便の内訳を一覧上で区別しておく。
- 本部にも見本を1部送ってもらい、実物で版を確認する。
(4) 着荷後チェック|報告フォームで消し込む
各店舗には、到着当日に「届いた箱数・枚数・外装の破損有無・版名」を所定フォームで報告させます。本部は送り状番号一覧と突き合わせて消し込み、期限までに未報告の店舗には個別に確認を入れます。あわせて、トラブル時の対応も事前に取り決めておきましょう。
- 枚数不足が出た場合の追送可否と、追送分の費用負担の考え方。
- 誤着荷した場合、店舗間で直接転送してよいか、本部経由にするか。
- 再印刷を判断する期限(例:配布開始の何営業日前まで)と判断者。
この4段階を定型化しておけば、店舗数が増えても同じ手順で回せます。チェック表は1枚のファイルにまとめ、次回発注時にそのまま流用できる形で残しておくことをおすすめします。
費用の目安と、店舗名を差し替えて刷る場合の考え方
印刷のみを複数店舗へ分けて発注する場合、費用は「印刷代+梱包・仕分け費+送料」の合計で考えます。1枚あたりの印刷単価だけを見て比較すると、納品先が10カ所・20カ所と増えたときに梱包と送料が積み上がり、想定より総額が膨らむことがあります。見積もりを取る段階から「納品先〇カ所、合計〇万枚」と伝え、3つの費目を分けて提示してもらうと社内説明もしやすくなります。なお金額はすべて目安で、用紙の種類と厚み、折りなどの加工、納期(特急か通常か)、時期、納品先数によって変動します。年末年始・新生活シーズン・決算期は印刷も配送も混み合い、納期と費用の両面で条件が厳しくなりやすいため、余裕を持った発注が安全です。見積書の内訳の読み方はチラシ印刷の見積もり項目の解説も参考になります。
納品先をまとめるか、分けるかの判断軸
梱包・仕分け費と送料は納品先の数にほぼ比例して増えます。コストを抑えたいなら、近隣店舗分をまとめて1カ所(エリアの基幹店や倉庫)へ納品し、店舗間で分配する方法が有効です。逆に、店舗スタッフの手間を減らしたい場合は個別納品が確実です。次の観点で判断してください。
- 保管スペース:A4両面カラー1万枚はおおよそ段ボール数箱分。バックヤードが狭い店舗にまとめ納品は不向き
- 配送頻度:本部便や店舗間の定期便があるなら、まとめ納品して相乗りさせるとコスト効率がよい
- スタッフ工数:仕分け・再梱包・伝票作成を店舗に任せると、ミスと残業が発生しやすい
- 配布開始日のズレ:店舗間の横持ちは1〜2日かかる前提で納品日を設定する
店舗名を差し替えて刷る場合の方式
デザインは共通で、店舗名・住所・電話番号・地図・QRコードだけを変えたいケースはチェーン企業で非常に多いパターンです。方法は大きく2つあります。
- 版を分ける方式:店舗ごとに別データを作り、それぞれ独立した印刷物として刷る。1店舗あたりの部数が多い場合に向き、仕上がりの自由度も高い
- バリアブル印刷方式:共通デザインに可変データを流し込み、差し替え部分だけを変えて出力する。店舗数が多く、1店舗あたりの部数が少ない場合に適することが多い
注意したいのは、小ロット多版は1版あたりの単価が上がりやすいという点です。たとえば合計3万枚でも、1店舗3万枚の1版と、20店舗×1,500枚の20版では、総額が大きく変わります。部数が少ない店舗は「店舗名を空欄にして共通版で刷り、スタンプやシールで補う」といった折衷案も検討材料になります。どちらが適するかは店舗数と部数のバランス次第なので、配分表を添えて両方式の見積もりを比較するのが実務的です。
当社はポスティングを伴わない印刷のみのご依頼にも対応しており、A4両面カラー1万〜3万枚のロットを得意としています。複数店舗への分納、部数配分表に沿った仕分け梱包もあわせてご相談いただけます。
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まとめ|印刷のみ・複数店舗納品をスムーズに進めるために
本部で一括印刷し、各店舗へ分けて納品する発注は、総部数と納品先が増えるほど「どこに何枚届くか」の管理が勝負になります。ここまで解説した内容を、実務で使える形に整理します。
この記事の要点
- 部数配分表は列を固定する:店舗コード/店舗名/郵便番号/住所/電話/受取担当/希望着荷日/納品部数/梱包単位/備考。毎回同じ並びにしておけば、印刷会社側の転記ミスも社内のレビュー負荷も減ります。
- 納品先リストはCSV1枚で渡す:メール本文やチャットに分散させず、1ファイルに集約。結合セル・改行入りセル・全角半角の混在を避け、合計部数をファイル内にも明記しておくと齟齬が起きにくくなります。
- 4段階チェックで誤納品を防ぐ:発注前(住所・部数・合計の検算)、校了時(版の数と内容)、出荷前(箱数・送り状・外箱表示)、着荷後(各店の到着報告回収)。チェック者を分けると見落としが減ります。
- 費用は印刷代+梱包代+送料の合計:同じ総部数でも納品先が増えるほど梱包・送料が上がるのが基本です(いずれも目安で、エリア・枚数・時期により変動します)。
- 店舗名差し替えは方式で費用が変わる:共通版+スタンプやシール、共通版+店舗名欄のみ変える版分け、完全個別版のいずれを選ぶかで、版数と単価の考え方が変わります。
初回はテンプレート化に時間をかける
初回の発注は、配分表の設計と住所データの整備に時間がかかります。しかし一度フォーマットを固めてしまえば、次回以降は店舗数と部数の数値を更新するだけで済み、発注工数は大きく下がります。新店の追加や閉店の反映も、店舗コードで管理していれば差分更新で対応できます。社内承認のハードルが高い場合は、チラシ印刷の稟議を通す見積もりの作り方もあわせて準備しておくと進めやすくなります。
当社の対応範囲
株式会社ポスティングくんは、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)および大阪・福岡・仙台を中心に、ポスティングを伴わない印刷のみのご依頼にも対応しています。A4両面カラー1万〜3万枚を複数店舗へ分けて納品する多店舗分納、梱包単位の指定、店舗別の着荷日指定などもご相談いただけます。見積り段階で印刷代・梱包・送料の内訳をお示しし、後から追加料金が発生しない明朗会計で進めます。印刷後にそのままエリア配布まで行う場合も、同じ窓口でまとめて設計できます。
店舗リスト(住所)と希望枚数をお送りいただければ、法人向けのお見積りを無料で作成します。配分表の形式が未整備でも、現状のエクセルやメモの状態からこちらで整えますのでご安心ください。「料金・お見積り」ページの入力フォーム、または「料金シミュレーター」で概算を確認のうえ、「この内容で送信する」ボタンからご相談ください。納品先数・総部数・希望着荷日の3点が分かれば、当日〜翌営業日を目安にご回答します。
ポスティングを依頼する前に
よくある質問(FAQ)

