A3二つ折りチラシ1万枚の費用は、用紙・部数・色数・納期・加工の5要素で決まります。1万枚規模ではオフセット印刷が1枚あたり単価で有利になりやすく、比較は総額でなく単価換算で行うのが基本です。
この記事でわかること
- 見積もりを印刷代・用紙代・加工代・配送費・制作費に分解する見方
- A3の費用がA4の単純な2倍にならない理由(面付けと固定費)
- 用紙・部数・色数・納期・加工という5つの変動要因の考え方
- 相見積もりで条件を揃えるための4つのチェックポイント
「A3サイズのチラシを二つ折りで1万枚つくりたいが、いくらかかるのか見当がつかない」——販促担当の方からよく寄せられる相談です。ネット印刷の価格表を見ても、用紙の種類や納期の違いで金額が大きく変わり、さらに「折り加工」が入ると別料金欄が増えて比較が難しくなります。A3という大判サイズは、A4に比べて紙の使用量が倍になるだけでなく、印刷機の対応サイズや断裁・折りの工程にも影響するため、単純に「A4の2倍」とは限りません。
この記事では、A3二つ折りチラシ1万枚の費用が何によって決まるのかを、用紙・部数・色数・納期・加工という5つの変動要因に分解して解説します。あわせて、見積書に並ぶ項目の読み方、折り位置を指定する入稿データの注意点、折り加工がある場合に必要な納期の余裕など、発注前に押さえておきたい実務ポイントもまとめました。金額はあくまで一般的な相場レンジの目安として示します。なお当社は、配布を伴わない「印刷のみ」のご依頼にも対応しています。
A3二つ折りチラシ1万枚の費用はどう決まるのか(相場レンジの目安)
まず結論から整理します。A3サイズ(297×420mm)・両面カラー・コート紙90kg前後・二つ折り加工あり・通常納期(入稿から7〜10営業日程度)という標準的な条件で1万枚を印刷した場合、費用の目安はおおむね10万〜20万円前後(1枚あたり10〜20円程度)に収まるケースが多く見られます。ただしこれはあくまで目安であり、用紙の種類や厚み、納期、加工の有無、繁忙期(年末年始・新生活シーズン・決算期など)かどうか、さらに紙の市況によっても変動します。実際の金額は必ず見積もりで確認してください。
費用の内訳は大きく5つに分解できる
見積書の総額だけを見ていると「高いのか安いのか」が判断できません。A3二つ折り1万枚の費用は、次の5要素に分解して考えると構造が見えてきます。
- ①印刷代(版代+刷り代):オフセット印刷では色ごとに刷版が必要で、両面フルカラーなら合計8版分の初期費用が発生します。版代は部数に関係なく固定でかかるため、部数が増えるほど1枚あたりの負担は軽くなります。
- ②用紙代:コート/マットコート/上質紙といった種類と、連量(紙の厚み)で変わります。1万枚規模になると用紙代が総額に占める比率が高まり、90kgを73kgに変えるだけで数千円〜数万円単位の差が出ることもあります。
- ③加工代:二つ折り、断裁、必要に応じて筋入れ(スジ押し)の費用です。折りは機械折りが基本で、1万枚なら1枚あたり0.5〜2円程度が目安になります。
- ④配送費:A3二つ折り1万枚は重量・容積ともに大きく、段ボール十数箱規模になります。配送先の数や地域、分納の有無で金額が変わります。
- ⑤データチェック・制作費:完全データ入稿なら無料〜数千円程度、デザイン込みなら別途制作費が加算されます。
A3はA4の単純な2倍にはならない
「A3はA4の倍の面積だから費用も倍」と考えがちですが、実際はそう単純ではありません。印刷機は菊全判・四六判といった大きな原紙に印刷し、そこから断裁します。このとき原紙1枚に何面付けできるか(紙取り効率)で単価の伸び方が変わります。A4なら原紙1枚に8面、A3なら4面といった具合に面付け数が変わり、刷り回数が増える分だけ印刷代が上がるものの、版代やセッティング費といった固定費は面積に比例しません。結果として、A4比で1.5〜1.8倍程度に収まることもあれば、用紙条件によってはそれ以上になることもあります。A4両面カラー1万枚の費用目安と並べて比較してみると、サイズアップによる増額の実感がつかみやすくなります。
1万枚はオフセット印刷が有利になりやすい
印刷方式には、版を作って刷るオフセット印刷と、版を使わないオンデマンド印刷があります。一般にその分岐点は数百〜数千枚前後にあるとされ、1万枚規模ではオフセット印刷のほうが1枚あたり単価で有利になりやすいのが実情です。版代という固定費を1万枚で割るため、1枚あたりに換算すると数円以下に薄まるからです。逆に500枚・1000枚といった小ロットでは、版代が重くのしかかるためオンデマンドが選ばれます。
比較は必ず「1枚あたり単価」で
相見積もりを取るときは、総額ではなく1枚あたり単価に換算して並べる癖をつけてください。A社15万円・B社16万円でも、B社に配送費と折り加工が含まれていれば実質B社が安い、ということは珍しくありません。チェックすべきは、①税込か税別か、②折り加工が含まれるか、③配送費・分納費が含まれるか、④納期条件が同じか、の4点です。条件を揃えて初めて、単価の比較は意味を持ちます。
A3二つ折りチラシ、次の一歩は?
印刷から配布まで、今の状況に合う進め方を3つの質問でご案内します(約30秒)
質問 1 / 3
配るエリアは決まっていますか?
当てはまる方を選んでください
質問 2 / 3
配布する部数の見当はついていますか?
当てはまる方を選んでください
質問 3 / 3
チラシ配布はどのくらいの頻度で考えていますか?
当てはまる方を選んでください
診断結果:サイズとエリア・枚数から目安を比べる進め方がおすすめです
A3二つ折りの費用は用紙・部数・色数・納期・加工で動くため、条件をそろえて単価換算で比べるのが基本です。配布についても同じように、チラシのサイズ・配布したいエリア・部数という条件から費用の目安を出して比較してみてください。当社は配布を伴わない印刷のみのご依頼にも対応しているので、検討段階からでも条件の整理を進められます。
診断結果:エリアと部数を伝えて配布プランを相談するのがおすすめです
配布エリアと部数の見当がついているなら、具体的な条件をお伝えいただくことで、見積りとあわせて配布の段取りやスケジュールまでご相談いただけます。A3二つ折りは折り工程が加わる分、印刷の納期に余裕を見ておくと安心です。配布開始の希望日と対象エリアを添えて、印刷から配布までまとめてお問い合わせください。
単価を左右する5つの変動要因:用紙・部数・色数・納期・加工
A3二つ折り1万枚の見積額は、同じ仕様名でも業者や条件で差が出ます。差が生まれる原因はほぼ決まっており、①用紙 ②部数 ③色数 ④納期 ⑤加工の5つに整理できます。相見積もりを取る前にこの5項目を自社で決めておくと、比較が一気にやりやすくなります。
①用紙:種類と連量(kg)で紙代が動く
チラシで使われる主な紙は次の3種類です。
- コート紙:表面に光沢があり写真が鮮やかに出る。飲食・不動産の物件写真など、ビジュアル訴求向き。
- マットコート紙:光沢を抑えた上品な質感。文字量が多い学習塾・治療院のチラシでも読みやすい。
- 上質紙:非塗工でペンで書き込みやすい。アンケートや申込欄がある場合に向く。
紙代は連量(kg)が上がる=厚くなるほど高くなります。A3二つ折りは広げるとA3サイズになるため、薄すぎる紙(たとえば軽量級の用紙)だとポストの中で折れ曲がったり、めくりにくかったり、折り目にシワ(折りジワ)が出やすくなります。手に取ったときの「腰(コシ)」を確保する意味でも、ポスティング用途ではコート90kg前後を基準に、質感を上げたいなら110kg、コストを抑えたいなら73kg、というように前後で比較見積もりを取るのが実務的です。
②部数:1万枚は単価が落ち着き始めるロット
印刷費には、版の作成や機械のセット、色合わせなど部数に関係なく発生する初期費用が含まれます。この固定費を部数で割るため、5千枚より1万枚のほうが1枚あたりは下がりやすく、2万・3万枚と増やすとさらに逓減します。ただし逓減は一定のところで緩やかになるため、「安くなるから」と使い切れない枚数を刷ると在庫が無駄になります。配布計画と突き合わせ、2万枚にした場合の単価差も併せて確認し、半年以内に使い切れる範囲で決めるのが安全です。
③色数:両面フルカラーが標準
現在はオフセット・オンデマンドとも両面フルカラー(4色/4色)が標準仕様で、片面カラー+片面モノクロ(4色/1色)にしても、必ずしも大きな差が出ないケースがあります。A3二つ折りは面が4ページ分あるため、裏面をモノクロにすると情報量の多いチラシでは見劣りすることも。コスト差を見積もりで確認したうえで、削減額と訴求力のバランスで判断してください。なお特色(指定インク)やマットPP加工などは標準外で別料金です。
④納期:通常便か特急便かで単価が変わる
多くの印刷会社は、入稿から出荷までの日数で料金表を分けています。通常便(おおむね5〜7営業日)を基準に、特急便は割増、翌日〜当日の超特急は大幅な割増になるのが一般的です。1万枚+折り加工となると加工工程の日数も乗るため、配布日から逆算して余裕を持った入稿にするだけで費用を抑えられます。社内の校正日程を含め、2週間程度の準備期間を見込むのが現実的です。
⑤加工:折り方の種類で加工単価が違う
二つ折り(半折り)は折り加工のなかでは最もシンプルで単価も抑えめです。巻き三つ折り・外三つ折り・観音折りと工程が増えるほど加工費と日数が上がります。箔押しやPP加工は見栄えは上がりますが単価が大きく跳ね上がるため、ポストに投函して読まれることが目的のポスティング用途では通常不要です。見積書では「折り加工費が単価に含まれているか、別項目か」を必ず確認してください。ここが含まれていないと、後から1枚あたり数円の差になって表れます。
「二つ折り」加工が費用と納期に与える影響
A3チラシを二つ折りにしてA4仕上がりにする場合、印刷費とは別に「折り加工費」が加算されます。見積書では多くの場合、基本セット費(段取り費)+1枚あたりの加工単価という構成で示されます。1枚あたりの単価は一般に数円以下の水準が目安で、1万枚のようなまとまった部数では段取り費が分散されるため、1枚あたりの負担は小ロットより下がる傾向にあります。金額はあくまで目安で、用紙の厚さ・折り方・納期・印刷会社の設備によって変動します。
折り方によって工程数と単価が変わる
A3を半分に折る「二つ折り(半折り)」は、折り加工の中で最も標準的で、工程が1回で済むため加工費を抑えやすい形式です。一方、同じA3サイズでも次のような折り方は工程が増え、単価が上がる傾向があります。
- 二つ折り(A3→A4):折り1回。最も一般的で、ポスティングやDM封入との相性も良い
- 巻三つ折り:折り2回。折り幅の調整が必要で、単価はやや上がる
- 観音折り・外三つ折り:折り回数が多く、面付けも複雑になるため単価・納期ともに増えやすい
折り方ごとの費用感をまとめて把握したい場合は、チラシ印刷の折り加工・製本オプションの解説もあわせて確認すると判断しやすくなります。
納期は「折りなし」より1〜2営業日の余裕を
費用以上に注意したいのが納期です。折り加工がある場合、印刷後に折り工程→検品→梱包という手順が追加されます。折りなしの平綴じチラシと同じ感覚でスケジュールを組むと、納品日が後ろにずれる原因になります。実務上は、折りなしの納期に対して1〜2営業日程度の余裕を見込んでおくのが安全です。
さらに、濃いベタ面を多用したデザインではインキの乾燥待ちが発生し、折り工程に入れるまで時間がかかる場合があります。全面ベタの背景や濃色の写真を大きく使う予定があるなら、入稿時にその旨を伝え、乾燥時間を含めた日程を確認しておきましょう。
インキ割れとスジ入れ(筋押し)の判断
折り目にベタ面がかかると、折った際に表面のインキが割れて白いスジが出る「インキ割れ」が起きやすくなります。発生しやすい条件と対策は次の通りです。
- 用紙が厚いほどリスクが上がる:コート110kg程度までは目立ちにくいが、135kg以上やマットコート系では注意が必要
- 折り位置に濃いベタがある:デザイン段階で折り線付近を白場や淡い色にできれば最も確実
- スジ入れ(筋押し)を追加する:折る前に折り目に筋を付ける加工。別途費用と工程が加わるが、仕上がりは安定する
ポスティング・DM封入に回すなら早めの入稿を
折ったチラシをそのまま配布や封入に回す場合、折り方向(どちらの面が外側になるか)の指定ミスは致命的です。表紙にしたい面が内側になって刷り直し、となれば配布日程全体が崩れます。入稿時には、折り位置を示した見本(PDFや簡易な指示図)を必ず添付し、仕上がりイメージを文字でも伝えてください。配布開始日が決まっている案件ほど、折り加工分の日数を見込んで前倒しで入稿する姿勢が、結果的に費用面のムダも防ぎます。
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入稿データの作り方:折り位置・塗り足し・画像解像度の実務チェック
A3二つ折りは、単なる平判チラシと違って「折る」工程が入るため、入稿データ側で押さえるべき項目が増えます。ここでつまずくと、再入稿による納期遅延や、最悪の場合は刷り直しによる追加費用につながります。印刷のみを外注する担当者が実務で確認すべきポイントを、工程順に整理します。
1. ドキュメントサイズと塗り足し
- 仕上がりはA3=297×420mm、二つ折り後はA4(210×297mm)になります。データはA3の見開き1面として作成し、折って半分になる前提でレイアウトします。
- 塗り足し(ドブ)は天地左右に各3mm。背景の色面や写真は仕上がり線を越えて3mm伸ばします。断裁位置には数ミリの誤差が生じ得るため、塗り足しが無いと白フチが出ます。
- 文字・ロゴ・連絡先などの重要要素は仕上がり線から内側に3〜5mm以上離します。枠線を仕上がりギリギリに引く設計は、断裁誤差が目立つので避けるのが無難です。
2. 折り位置の指示方法
最も多い事故が、折り位置を本紙の絵柄の上に線として描いてしまうケースです。そのまま印刷されると、チラシ中央に不要な線が入った状態で1万枚が仕上がります。
- 折り位置は印刷に出ないガイドレイヤー(非表示・印刷しない設定)に置く、またはトンボの外側に短い指示線として記載する。
- 別途、仕上がりイメージを縮小配置したPDFの指示書を添付し、折り線の位置をミリ単位で書き添える。
- 二つ折りは「縦折り(210×297mm仕上がり)」か「横折り」かで仕上がりが変わるため、折り方向を文章でも明記する。
3. 表面・中面の向き指定
折ったときにどちらの面が外側(表紙)になるかは、データだけでは伝わりません。指示書に「外面」「内面」の文字と矢印を入れ、ページ順(表紙→中面見開き→裏面)を明示します。表裏が逆で仕上がると、郵送用の宛名面や挨拶文の位置がすべて狂います。
4. 画像・色の設定
- 画像は配置する実寸で300〜350dpi。ウェブ用画像(72dpi)の流用は拡大時に粗さが出ます。
- カラーモードはCMYKに変換。RGBのままだと鮮やかな色が沈んで見えることがあります。
- リッチブラックは大きなベタ面に限定し、小さな文字はスミ1色に。総インキ量の上限(一般に300%前後が目安)を超えると裏移りや乾燥不良の原因になります。
- 想定と違う色味が心配な場合は、事前に色校正の進め方を確認しておくと安心です。
5. 入稿形式と最終チェック
- フォントはすべてアウトライン化、もしくはフォント埋め込み。
- 入稿形式はPDF/X-1aが無難。印刷会社の指定形式がある場合はそれに従います。
- 折り加工には数ミリ程度の折りズレ公差が生じ得ます。折り目をまたぐ細い罫線、折り目上の文字、折り目を挟んで左右対称に並ぶ図形は避ける設計が安全です。
- 1万枚の刷り直しは時間も費用も大きいため、入稿前に2名以上での文言・電話番号・日付のダブルチェックを習慣化しましょう。
見積書の読み方と相見積もりで比較すべきポイント
A3二つ折り1万枚の見積もりは、同じ仕様でも業者によって数万円単位の差が出ます。差の正体を見抜くには、まず見積書に並ぶ項目の意味を理解することが近道です。
見積書の主要項目を分解して読む
- 印刷代:印刷機を回す工賃。色数(片面カラー/両面カラー)と部数で変動します。
- 用紙代:銘柄と連量(厚み)で単価が変わる部分。A3は面積が大きいため、用紙代の比重が高くなります。
- 製版・データ出力費:刷版の作成費用。版の枚数分かかるため、両面カラーでは片面より増えます。
- 折り加工費:二つ折りの工賃。1万枚単位では機械折りが前提で、通常は千枚あたりの単価設定です。
- 断裁費:仕上がりサイズに裁ち落とす工程。印刷代に含む業者と別計上の業者があります。
- 梱包・資材費:段ボール、帯掛け、パレット代など。1万枚は重量が出るため意外と差が出ます。
- 送料:納品先の数と地域で変動。別途表記か込みかを必ず確認します。
- データ修正費:塗り足し追加、折り位置調整、画像差し替えなどの手直し工賃。
- 消費税:税抜・税込どちらの提示かを揃えないと、比較で誤差が生じます。
注意したいのが「印刷一式」「加工一式」といった一式表記です。総額は安く見えても、どこを削って安くしているのかが読めません。相見積もりの段階で「内訳を項目別にご提示ください」と一言添えるだけで、比較の精度は大きく上がります。
条件を揃えるための指定項目テンプレ
複数社に同じ文面を送るのが、最も確実な比較方法です。
- サイズ:仕上がりA4(A3二つ折り)
- 部数:10,000部
- 用紙:銘柄と連量(例:コート紙90kg)、代替可否
- 色数:両面フルカラー
- 折り方:二つ折り(巻き三つ折りではない旨も明記)
- 納品希望日と時間帯
- 納品先:1カ所か分納か、分納なら住所数と配分数量
- 入稿形式:PDF入稿/ネイティブデータ、入稿予定日
- 色校正の要否
安い見積もりで確認したい条件差
総額が低い見積もりには理由があります。健全な理由は、印刷機の得意サイズに合う面付けができる、用紙をロットで仕入れている、同時期の案件とまとめて版を回せる、デザインから印刷、必要なら配布までワンストップで工程間のやり取りロスが少ない、といったものです。一方で条件の切り分けによる見かけの安さもあります。送料別、分納は1カ所ごとに追加、データ修正は都度加算、再入稿のたびに納期がリセット、といった条件は後から効いてきます。チラシ印刷の相見積もりで比較すべきポイントを踏まえ、「追加料金が発生する条件を書面で明示してください」と依頼しておくと、発注後の想定外を減らせます。金額はエリア・時期・用紙相場で変動するため、提示額はあくまで目安として、有効期限の記載も併せて確認しておきましょう。
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印刷のみの発注も相談できる:当社の対応範囲と進め方
当社はポスティング(配布)代行を主軸にしていますが、配布を伴わない「印刷のみ」の発注にも対応しています。「今回は自社スタッフで手配りするので印刷だけ頼みたい」「折込用に刷って代理店へ直送したい」といったご相談も日常的にいただいています。得意としているのはA4両面カラー1万枚前後の印刷から3万枚程度までのロットですが、A3二つ折りのような大判・折り加工ありの案件も、仕様をうかがったうえでお見積りが可能です。
発注から納品までの流れ
- 仕様ヒアリング:サイズ(A3仕上げ→A4二つ折りなど)、部数、用紙の種類と厚み、色数(両面4色か片面か)、折り方(二つ折り・巻き三つ折りなど)、希望納期、納品先を確認します。
- お見積り:条件ごとの金額をご提示します。用紙違い・部数違いで複数パターンを出すこともできるため、社内稟議用の比較資料としてお使いいただけます。
- データ入稿・データチェック:PDFまたはIllustrator形式での入稿後、塗り足し・折り位置・画像解像度・フォントのアウトライン化などを確認し、問題があれば修正点をお伝えします。
- 色校正の要否確認:ブランドカラーや商品写真の再現がシビューな案件では、簡易校正を挟むかどうかをご相談します(日数と費用が追加になります)。
- 印刷・折り加工:印刷後に折り加工へ回します。折りを入れる分、通常のチラシより1〜2営業日ほど余裕を見るのが目安です。
- 検品・梱包:折りズレ・汚れ・部数を確認し、納品先別に梱包します。
- 指定先へ納品:本社一括でも、店舗別の分納でも対応します。
こんな相談も可能です
- 複数店舗への分納:1万枚を5店舗に2,000枚ずつ、といった数量指定の分納。箱ごとの入数を明記して納品するため、受け取り側の在庫確認がしやすくなります。
- 納品時期の分割:まとめて印刷して単価を下げつつ、保管の都合で前半・後半に分けて届ける段取り。
- 後日の配布転用:まず店頭配布や手配りで使い、残部を後日ポスティングに回したいという使い方も可能です。
- デザインデータがない場合:ラフや既存チラシ、掲載したい文言と写真をお送りいただければ、デザイン制作からご相談いただけます。版下をお持ちの場合は印刷のみの発注として進められます。
なお、将来的に配布までご依頼いただく場合は、GPSによる配布報告でどのエリアをいつ回ったかを記録で確認できる仕組みをご用意しています。印刷だけの発注で終えていただいても構いませんし、効果測定まで踏み込みたくなったタイミングで配布をご相談いただくこともできます。まずは仕様とご予算、納品希望日をお知らせいただければ、現実的な選択肢を整理してお返しします。
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まとめ:A3二つ折り1万枚は「条件の揃え方」で費用が変わる
A3二つ折りチラシ1万枚の費用は、単純な「サイズ×部数」では決まりません。本記事で整理したとおり、用紙(種類と斤量)・部数・色数(片面/両面)・納期・加工(折り)という5つの要因が組み合わさって単価が決まります。同じ1万枚でも、コート90kgの両面カラー・通常納期・二つ折りありと、マットコート110kgの特急納期では、見積額が大きく変わるのが実情です。掲載した金額はあくまで相場レンジの目安であり、エリア・枚数・発注時期・用紙相場(紙の市況)によって変動します。繁忙期(年末年始、年度末、大型連休前)は印刷機の稼働が逼迫し、短納期の割増が発生しやすい点にも注意してください。
最後に押さえておきたい4つの要点
- 折り加工は納期に余裕を:印刷後に折り機を通す工程が入るため、折りなしより1〜2営業日ほど多く見ておくと安全です。紙厚によっては折り筋(スジ入れ)も必要になります。
- 折り位置はデータ上で明示する:折り位置の指示は印刷されない別レイヤーやガイドで示し、本紙のデザインとは分けて入稿します。折り線上に小さな文字やQRコードを置かない配置設計も重要です。
- 塗り足しと解像度を事前チェック:仕上がり外側に3mmの塗り足し、画像は実寸で300〜350dpi、文字は可能な範囲でアウトライン化。大判は粗さが目立つため、A4より解像度の余裕が効きます。
- 見積もりは条件を揃えて比較:用紙・斤量・色数・納期・折り加工の有無・配送先と分納の有無を同一条件に揃えたうえで、内訳(印刷代/加工代/送料/データチェック費)まで見比べます。総額だけの比較は判断を誤ります。
仕様が固まっていなくても概算は出せます
「用紙も折り方もまだ決まっていない」という段階でも問題ありません。サイズ(A3仕上がり)・部数(1万枚)・希望納期の3点が決まっていれば、おおよその概算レンジはお出しできます。そのうえで、予算に合わせて用紙を調整したり、納期を数日延ばして費用を抑えたりといった現実的な落としどころをご提案します。比較検討の進め方はチラシ印刷の相見積もりで比較すべきポイントも併せてご確認ください。
見積依頼時に伝えるとスムーズな情報
- 仕上がりサイズと折り方(A3二つ折り→A4仕上がり など)
- 部数と、増減の可能性があるかどうか
- 片面/両面、カラーかモノクロか
- 希望納品日と、納品先の住所・件数(分納の有無)
- 用紙の希望(コート/マットコート/斤量)、未定なら「おまかせ」でも可
- 入稿データの形式(Illustrator/PDFなど)と入稿予定日
- デザイン制作が必要かどうか、印刷のみか配布まで依頼するか
印刷のみのご依頼、法人名義でのお見積り、複数パターンの比較見積りにも対応しています。A3二つ折り1万枚の費用感を知りたい方は、まずは無料査定・法人お見積りからお気軽にお問い合わせください。仕様が未確定の段階でのご相談も歓迎です。
ポスティングを依頼する前に
よくある質問(FAQ)
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