ポスティングの併配と単独配布の違い|料金・反響・スピードで比較

ポスティングの併配(混載)と単独配布の違いを、料金・反響・スピードの3軸で比較解説。単価が上がりやすい単独配布の強みや、併配が向くケース、業種別の選び方、GPS報告で配布を確認する方法まで実務目線で紹介します。

ポスティングを依頼しようと調べ始めると、必ず出てくるのが「併配(混載)」と「単独配布」という2つの配布方法です。併配は他社のチラシと一緒に数枚まとめて投函する方式、単独配布は自社のチラシだけを1枚ずつ投函する方式で、同じ「10,000枚配布」でも料金・反響の出方・配布完了までのスピードが変わってきます。ところが、この違いを理解せずに単価の安さだけで選んでしまい、「配ったのに反響が薄い」「思っていたより時間がかかった」といったミスマッチが起きるケースは少なくありません。

この記事では、販促担当者や広告代理店の担当者が配布方法を判断できるよう、併配と単独配布の違いを料金・反響・スピードの3軸で整理し、それぞれのメリット・デメリットを両面から解説します。あわせて、軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定といった配布方法の組み合わせ方、業種や目的別の選び方、GPSによる配布報告で「本当に配ったか」を確認する視点も紹介します。なお、記載する料金や反響率はあくまで目安であり、エリア・枚数・時期によって変動する点はあらかじめご理解ください。

目次

併配(混載)と単独配布とは?ポスティングの基本的な2つの配布方式

ポスティングを依頼するとき、見積書に「併配」「混載」「単独」といった言葉が並んで戸惑う方は少なくありません。これは1軒のポストに何社分のチラシを同時に入れるかという配布方式の違いを指します。まずはこの2つの定義と、現場でのオペレーションの差を押さえておくと、料金・反響・スピードの違いが構造的に理解できます。

併配(混載)=複数社のチラシを束ねて同時投函する方式

併配は、自社のチラシを他社のチラシと数枚まとめて1軒のポストに投函する方式です。束ねる枚数は事業者や地域によりますが、一般的には2〜5枚程度が目安とされます。配布員は複数社分のチラシをあらかじめセットにして持ち歩き、1軒あたり1アクションで全社分を投函します。

この「1回の投函で複数社分を届けられる」点が併配の本質で、1軒あたりの人件費を複数社で分け合える構造になります。結果として配布単価は下がりやすく、同じ予算でより広いエリアをカバーできるのが特徴です。

単独配布=自社チラシのみを投函する方式

単独配布は、その名のとおり自社のチラシだけをポストに入れる方式です。配布員は1軒ごとに自社チラシ1枚を投函していくため、人件費をすべて1社で負担することになります。そのぶん単価は上がりますが、ポストを開けたときに他社の販促物に埋もれないという明確なメリットがあります。

現場オペレーションの差が単価とスピードを生む

両者の違いを、配布現場の作業に分解すると分かりやすくなります。

  • 1軒あたりの投函枚数:併配は複数社分、単独は1枚。投函にかかる時間はほぼ同じでも、併配は「1軒あたりの売上」が複数社分になる
  • 持ち運び量:併配は束が厚く重くなるため、1人が一度に持てる軒数が減り、補充回数が増える。単独は薄い分、1回の持ち出しで回れる軒数が多い
  • ルート設計:併配は参加各社のエリア条件をすり合わせた「共通ルート」で組むため、配布開始日が他社の入稿状況に左右されやすい。単独は自社の都合だけでルートと日程を組める
  • エリアの柔軟性:単独は「この丁目だけ」「集合住宅だけ」といった細かい指定に対応しやすい。併配は共通コースが前提のため、ピンポイント指定は制約が出やすい

つまり、併配は「効率をシェアして安くする」方式、単独は「自社の都合を最優先して自由度と目立ちやすさを買う」方式だと整理できます。

同業排除と業種被りのリスク

併配で必ず確認したいのが同業排除(同業他社と同じ束に入れない配慮)です。多くの配布会社は、同じ束の中に同業種のチラシが混ざらないよう調整していますが、その運用基準は会社ごとに異なります。たとえば「飲食」というくくりで排除するのか、「ラーメン店」まで細かく見るのかで、実際の被り方は大きく変わります。

  • 同業排除のルールが明文化されているか(口頭だけでなく見積書や仕様書に記載があるか)
  • 業種の判定範囲はどこまでか(大分類か、業態レベルか)
  • 同じ束に入る他社の業種を事前に開示してもらえるか
  • クーポン・割引訴求が重なった場合の調整はあるか

とくに不動産・リフォーム・学習塾・飲食のように配布件数が多い業種は、束の中で価格や条件を直接比較されやすくなります。訴求内容が強く比較されやすい商材ほど、単独配布を検討する価値があります。

優劣ではなく「目的で使い分ける」

大前提として、併配と単独配布に絶対的な優劣はありません。認知を広く取りたいのか、限られたエリアで確実に読ませたいのか、いつまでに配り切りたいのか——目的によって最適解は変わります。同じ予算でも、一斉配布と分散配布の期間設計と組み合わせることで、成果の出方は大きく変わります。次章以降で、料金・反響・スピードの3つの軸から具体的に比較していきます。

【料金】単価差はどれくらい?併配が安く、単独配布が上がりやすい理由

配布方式を選ぶうえで最初に気になるのが料金差です。結論から言えば、一般的には併配(混載)のほうが1枚あたりの単価を抑えやすく、単独配布は単価が上がりやすい傾向にあります。ただしこれはあくまで目安であり、実際の金額はエリア・枚数・時期・配布方法(軒並み配布かマンション集中か、エリア指定の細かさか)によって変動します。カタログ的に「併配は◯円、単独は◯円」と決まっているわけではないため、必ず配布条件を伝えたうえで見積りを取ることをおすすめします。

単価差が生まれる仕組み

ポスティングの原価の大半は、配布スタッフが実際に歩いて回る人件費と移動コストです。併配は1回の巡回で複数社のチラシを同時に投函するため、同じ巡回工数を複数の依頼主で分け合う形になり、1社あたりの負担が軽くなります。一方、単独配布は同じエリアを歩く工数をすべて1社で負担するため、その分が単価に反映されます。つまり単独配布の割高感は「品質が良いから高い」というより、コストを分散できない構造によると理解しておくと納得しやすいはずです。単価の内訳をより詳しく知りたい場合は、ポスティング配布単価の内訳もあわせて確認してください。

料金が変動する主な要因

  • 都市部か郊外か:世帯が密集する都市部は移動効率が良く単価が下がりやすい一方、郊外や住宅がまばらな地域は1軒あたりの移動距離が伸びて単価が上がりやすい
  • 戸建て中心かマンション中心か:集合住宅集中配布は短時間で枚数をこなせるため効率的、戸建て中心の軒並み配布は手間がかかる分やや高くなる傾向
  • 繁忙期かどうか:新学期前、年末年始前、引っ越しシーズンなどは依頼が集中し、スケジュールにも単価にも影響しやすい
  • エリア指定の細かさ:「この丁目のこの区画だけ」といった細かい指定は巡回効率が落ちるため、広めのエリア指定より割高になりやすい
  • 部数規模:まとまった枚数はボリュームディスカウントが効きやすく、少部数は1枚あたりが高めになりやすい

「安い」には理由があるかを確認する

単価の安さだけで業者を選ぶと、実際には配られていない、報告があいまい、といったリスクに繋がります。健全な安さには必ず理由があります。たとえば、配布エリアを商圏に合わせて最適化して無駄打ちを減らす、小ロットから受けられる体制で余剰印刷を避ける、複数回のまとめ配布で割引を適用する、デザインから印刷・配布までワンストップで発注して中間コストを削るといった具合です。ポスティングくんではGPSによる配布報告で実配布を可視化しつつ、見積り後に追加料金が発生しない明朗会計を基本としています。見積書に「別途費用」「実費精算」といった曖昧な項目がないかは必ず確認しましょう。

比較は単価ではなく「総額」で

最後に重要なのが、比較の軸を単価から総額へ切り替えることです。実際にかかる費用は「配布枚数×配布単価+印刷費+デザイン費(+必要ならエリア調査費)」で決まります。単価が数円安くても、印刷を別発注して割高になったり、余分に刷って在庫が残れば総額では逆転します。以下の手順で比較すると判断を誤りにくくなります。

  1. 配布したいエリアと枚数、配布時期を先に決める
  2. 併配と単独配布の両方で見積りを取り、総額を並べる
  3. 1件の反響が生む売上(客単価×来店回数)を想定し、総額を回収できるかを試算する
  4. 初回は小ロットで検証し、反響が確認できた条件に予算を寄せる

【反響】単独配布は埋もれにくい、併配は数で補う|反響率の目安と考え方

ポスティングの反響率は、業種・商圏・オファー内容・チラシデザインによって大きく変わります。一般的な目安としては0.01〜0.3%程度のレンジで語られることが多く、高単価商材や検討期間の長いサービスでは0.01%台でも採算が合う一方、飲食のテイクアウトやクーポン訴求では0.1%を超えるケースもあります。ただしこれはあくまで参考値であり、同じチラシでもエリアや時期を変えれば数倍の差が出ます。「併配だから反響が落ちる」「単独だから必ず伸びる」といった単純な図式では捉えられない点をまず押さえてください。

単独配布の反響面のメリット・デメリット

  • メリット:他社チラシの束に混ざらないため、ポストを開けた瞬間に単体で目に入る。DMに近い読まれ方をしやすく、比較検討されにくい。
  • メリット:不動産の物件チラシ、リフォーム、高単価スクールなど、じっくり読ませたい情報量の多い紙面と相性が良い。
  • デメリット:単価が上がるため、同じ予算では配布枚数が減る。結果として接触回数(フリークエンシー)を積み上げにくい。

併配の反響面のメリット・デメリット

  • メリット:同予算で枚数を増やせるため、商圏の面を広く押さえられる。反復配布や複数回接触の設計がしやすい。
  • デメリット:束の中に入るため、一枚あたりの視認機会は下がりやすい。同業他社のチラシと同時に見られ、価格比較されるリスクもある。

なお、束で届いたチラシがまとめて処分されやすい問題は配布方式だけの話ではありません。チラシ抜き取り・ポスト溢れ対策のように、紙面サイズや紙質、配布タイミングで改善できる余地も大きいのが実務上の実感です。

反響を左右するのは配布方式よりも中身とタイミング

実務では、配布方式の差よりデザイン・オファー・配布タイミングの寄与のほうが大きくなる場面が目立ちます。同じ併配でも、期限付きの特典や地図の見やすさ、電話・LINEなど問い合わせ導線の分かりやすさを整えるだけで反響が変わることがあります。まず改善すべきはチラシそのもの、次に配布エリアと時期、その上で単独配布に切り替える価値があるかを検討する順番が現実的です。

A/Bで比較検証する進め方

  1. 同一商圏を丁目単位などで2分割し、世帯属性が近くなるよう組み合わせる。
  2. 片方を併配、もう片方を単独配布にし、チラシ・配布時期は同一条件に揃える。
  3. 反響計測用にクーポンコードや電話番号、QRの遷移先を分ける。「チラシを見た」だけでは判別できないため、受付時のヒアリング項目も統一する。
  4. 1回で結論を出さず、2〜3回同条件で回して数字のブレを確認する。
  5. 反響件数だけでなく、来店率・成約単価まで追ってCPA(1件あたり獲得コスト)で比較する。

枚数が少ない検証では、数件の差が誤差に埋もれます。最低でも各条件5,000枚程度を確保できると比較しやすく、それが難しい場合は回数を重ねて累積で判断してください。

【スピード】配布完了までの日数と機動性の違い

料金と反響に続いて、実務で見落とされやすいのが「いつ配り終わるか」というスピードと機動性の違いです。併配と単独配布では、配布ルートの組み方と人員の動かし方が根本的に異なるため、消化スピードと日付コントロールの精度に差が出ます。

併配は消化が早いが、日付の細かい指定は苦手

併配(混載)は、同じエリアを回る複数社のチラシをまとめて投函するため、1回の巡回で複数案件を処理できます。配布員1人あたりの生産性が高く、ルートも定期的に組まれているため、1万枚程度であれば数日〜1週間前後で消化できるケースが多いのが特徴です(目安。エリアの世帯密度・時期・人員状況により変動します)。

一方で、スケジュールは他社案件の締切や巡回サイクルに合わせて組まれます。そのため「◯月◯日の午前中に一斉に投函してほしい」といった細かい日付・時間指定には応じにくく、「◯日から◯日までの間に完了」という期間指定になるのが一般的です。日付が動いても支障のない、継続的な認知づくりの配布には向いています。

単独配布は開始日・完了日をコントロールしやすい

単独配布は自社案件だけで班を編成するため、着手日と完了日の設計が自由です。「土曜の来店を狙って木・金に集中投函」「開店3日前に完了」といった日付起点の販促と相性が良い方式です。セール、新規オープン、期間限定イベント、内覧会など、締切のある告知はこちらが安全です。ただし人員を専有する分、単価は上がりやすく、大量部数を短期集中で配る場合は配布員の確保に前もった発注(目安として2〜3週間前)が必要になります。

スケジュールを崩す要因と天候リスク

  • 雨天・強風:チラシの濡れ・破れはクレームと印象悪化に直結するため、中止・順延の判断が入る
  • エリアの構造:戸建て中心の低密度エリアは1日あたりの投函枚数が落ちる
  • 繁忙期:年末年始・新学期前・決算期は配布員の稼働が埋まりやすい
  • 集合住宅の掲示対応:投函禁止表示の除外処理で実配布枚数が変動する

特に雨天対策は事前確認が重要です。防水スリーブの使用可否、順延時の連絡フロー、天候による完了日のバッファ(2〜3日)をあらかじめ見積り段階で握っておくと、直前の混乱を防げます。詳細な期間設計は一斉配布と分散配布の使い分けもあわせて検討してください。

イベント逆算スケジュールの組み方

告知が届いてから実際の来店・問い合わせまでには数日のリードタイムがあります。開催日から逆算した目安は次のとおりです。

  1. 開催の3〜4週間前:配布エリア・枚数の確定と発注、印刷手配
  2. 開催の2週間前:チラシ納品、配布員手配確定
  3. 開催の10〜7日前:配布開始(単独配布なら日付指定)
  4. 開催の5〜3日前:配布完了。チラシ保管期間を考えると、早すぎると忘れられ、前日到着では来店計画に間に合わない
  5. 開催当日以降:GPS配布報告と反響数を突き合わせ、エリア別の効率を検証

ポイントは「完了日を開催日にぶつけない」ことです。生活者は受け取ったチラシを数日保管して予定を組むため、完了を開催の3〜5日前に置くと来店計画に乗りやすくなります。日付が動かせない販促は単独配布、期間で認知を積む販促は併配、と使い分けるのが実務的な判断軸です。

業種・目的別の選び方|飲食・不動産・学習塾・治療院・EC/通販のケース別

併配と単独配布のどちらが正解かは、業種というより「商材の単価」「検討期間の長さ」「商圏の広さ」で決まります。ここでは代表的な業種を例に、配布方式と配布方法の組み合わせを整理します。いずれも反響率は目安であり、エリア・時期・オファー内容で大きく変わる前提で読んでください。

飲食・スーパー・美容室など「反復来店型」は併配で枚数と回数を確保

ランチやテイクアウト、カット料金のように単価が数百円〜数千円の商材は、1回で決めるより「見た記憶の積み上げ」で来店が起きます。つまり接触回数が効くタイプ。単独配布で1回だけ配るより、併配で単価を抑えて枚数を確保し、月1回×3ヶ月のように反復させるほうが費用対効果が合いやすいです。配布方法は徒歩5〜10分圏を軒並み配布で塗りつぶすのが基本。飲食店のチラシ配布術のように、曜日・時間帯の訴求を変えて配るのも有効です。

不動産・リフォーム・保険・士業など「高単価・長期検討」は単独配布

物件情報や外壁リフォーム、保険見直し、相続相談などは、単価が高く検討期間も数週間〜数ヶ月に及びます。読み込まれないと反響につながらないため、他社チラシと束にならない単独配布で「1枚だけ入っている状態」を作る価値が高い方式です。配布方法はエリア指定+戸建て中心。築年数や世帯構成の推定でエリアを絞り、A4両面やB4サイズで情報量を確保します。1件受注の粗利が大きいため、配布単価が上がっても採算が合いやすいのが特徴です。

学習塾・習い事は「シーズン×対象学年の世帯」でエリアを設計

入塾の意思決定は時期依存が強く、新学期前・夏期講習前・冬期講習前に集中します。したがって単独配布でタイミングを外さず届けるのが基本線。加えて、小学生・中学生がいる世帯が多い分譲マンションは集合住宅集中、ファミリー層の戸建て地域は軒並み配布、というように学区単位でエリア指定を掛け合わせます。シーズン前の一斉配布+開講直前の追い込み配布という2段構えが定番です。

治療院・整体・整骨院は狭域を高密度に

通院を前提とする商材は徒歩・自転車圏がほぼすべて。半径500m〜1kmという狭いエリアを、単独配布で高密度に、かつ2〜3ヶ月おきに繰り返すのが合いやすい設計です。枚数は数千枚規模で足りるため、小ロット対応の業者を選べると無駄が出ません。

EC/通販・求人はエリアを広く取り併配でコストを抑える

来店を伴わないEC/通販や、通勤圏で募集する求人は商圏の制約が緩いため、広域に薄く撒く戦略が取れます。単価の安い併配で母数を稼ぎ、反応が出た地域だけを次回に単独配布で厚く追う、という二段階運用が現実的です。

まずは小ロットでテストし、勝ちパターンを太らせる

  1. 数千枚単位で、条件を変えた2〜3パターンを同時配布する(併配エリア/単独配布エリアなど)
  2. 反響は電話・LINE・クーポン持参などで流入経路を必ず記録する
  3. GPS配布報告と反響地図を重ね、反応の濃いエリアを特定する
  4. 勝ちエリアは部数と回数を増やし、反応の薄いエリアは外して予算を移す

最初から全域に大量配布するより、テストで勝ち筋を見つけてから広げるほうが、結果的に1件あたりの獲得コストは下がりやすくなります。

依頼前に確認したい5つのチェックポイント|配布報告・クレーム対策・見積り

併配と単独配布のどちらを選ぶにしても、発注前のすり合わせが不十分だと「配ったはずなのに反響がない」「近隣から苦情が入った」といったトラブルにつながります。ここでは配布方式を決めた後に必ず確認しておきたい5つの項目を、チェックリスト形式で整理します。

1. 配布報告の方法|本当に配られたかを検証できるか

ポスティングは配布現場を発注者が直接見られないため、報告の精度がそのまま信頼性になります。確認したいのは次の点です。

  • GPSによる配布ルート記録が提出されるか(配布日・時間帯・走行軌跡)
  • エリア別の配布枚数内訳(丁目単位・戸建て/集合住宅別)が分かるか
  • 必要に応じて現場写真や配布員の作業報告が付くか
  • 配布不能だった区画(禁止表示・オートロックなど)の扱いと残枚数の報告

とくに併配は他社チラシと一緒に運用されるため、自社分が確実に投函されたかを裏づける記録の有無が重要です。

2. 併配の同梱条件|同業他社と同じ束に入らないか

併配を選ぶ場合、同じ束に何枚のチラシが入るのか、その中に競合が含まれないかを事前に確認します。

  • 1束あたりの同梱枚数の上限(枚数が多いほど埋もれやすい)
  • 同業種排他の有無(例:同じ日の同エリアで飲食店は1社まで、など)
  • 自社チラシが束の外側・内側どちらに入るかの扱い

同業排他の条件は業者ごとに異なるため、口頭ではなく見積書や仕様書に明記してもらうと安心です。

3. お断り表示への配慮とクレーム対応フロー

投函禁止の掲示がある集合ポストや戸建てへの投函は、苦情の最大要因です。次の運用ルールが徹底されているかを確認しましょう。

  • 「チラシ投函お断り」等の掲示物がある住戸・建物は投函しない(除外リストで管理)
  • ポストからはみ出す投函をしない、郵便物と混ぜない、雨天時の濡れ対策
  • 敷地内への無断立ち入りや門扉の開閉に関する現場ルール
  • 苦情が入った際の連絡経路と一次対応の担当(業者側か発注者側か)、再発防止の報告

詳しい実務はポスティングの苦情を減らす事前対策もあわせて確認しておくと、社内共有がしやすくなります。

4. 料金の内訳と追加料金の有無

「単価×枚数」だけの見積りは、後から諸費用が上乗せされるリスクがあります。次の項目が明示されているかをチェックします。

  • 配布単価(併配/単独の別)、最低ロット、エリア指定料の有無
  • 配布報告書の作成費、交通費・出張費、区分け作業費
  • 印刷費・デザイン費を含むか、別建てか
  • 雨天順延や配布中止時の精算ルール

料金はエリア・枚数・時期によって変動するため、あくまで目安として複数条件で比較し、見積り後に追加が発生しない明朗会計かを確認してください。

5. エリア選定の根拠と印刷・デザインの一括対応

反響を左右するのはエリア設計です。世帯数データ、店舗からの商圏距離、戸建てと集合住宅の比率といった根拠をもとに提案されているかを確認しましょう。「なんとなく近いから」ではなく、数字で説明できる業者は検証にも強くなります。あわせて、印刷・デザインまでワンストップで依頼できれば、入稿から配布までの日程が短縮でき、コスト管理もしやすくなります。

以上5点を発注前のチェックリストとして共有しておけば、併配・単独配布のどちらを選んでも運用のブレを減らし、結果を次回の改善につなげられます。

まとめ|併配と単独配布は目的で使い分け、まずは小ロットで検証

ここまで、併配(混載)と単独配布の違いを料金・反響・スピードの3軸で見てきました。要点を整理すると、料金は併配が抑えやすく、反響の埋もれにくさと配布日程のコントロールは単独配布に強みがあるという関係になります。どちらか一方が常に正解という話ではなく、商材単価・検討期間の長さ・締切の有無・予算規模によって最適解が入れ替わります。

3軸の要約と選び分けの目安

  • 料金:併配は1回の配布ルートを複数社で分け合うため単価を抑えやすい。単独配布は同じルートを1社分の枚数で回るため単価が上がりやすい(いずれも目安で、エリア・枚数・時期により変動します)。
  • 反響:単独配布は同時に投函される他社チラシが少なく、ポスト内で埋もれにくい。併配は単価が低い分、同じ予算でより多くの枚数を撒いて母数で補う考え方。
  • スピード:単独配布は配布開始日・完了日を細かく設計しやすく、セール前日や開店日など締切のある販促に向く。併配は他社の枠に合わせるため、日程の自由度がやや下がる傾向。

迷ったときの判断フロー

  1. 締切があるかを確認する。イベント・オープン日・期間限定セールなど日付が固定なら単独配布を軸に検討。
  2. 商材単価と1件あたりの許容獲得コストを出す。単価が高い(不動産・リフォーム・自費診療など)なら単独配布の上乗せ分を回収しやすい。
  3. 予算内で必要枚数が確保できるかを試算する。枚数を優先したいなら併配、質を優先したいなら単独配布。
  4. まずは小ロットでテスト配布し、エリア別・配布方式別に反応を比較する。

テスト→検証→拡大の流れを回す

最初から数万枚を一括投下するより、数千枚単位でエリアと方式を分けて配布し、問い合わせ数・来店数・クーポン利用数を記録するほうが失敗が小さくて済みます。あわせてGPSによる配布報告で「いつ・どこを・どれだけ配ったか」を確認しておけば、反響が薄かった原因が配布実態にあるのか、チラシの内容やエリア選定にあるのかを切り分けられます。勝ちパターンが見えたエリアは枚数と頻度を増やし、反応の弱いエリアは訴求やタイミングを変える。この積み上げが、ポスティングを継続的な集客チャネルに育てる近道です。判断材料をさらに増やしたい場合は、一斉配布と分散配布の期間設計もあわせて検討すると精度が上がります。

株式会社ポスティングくんができること

  • 全国対応。エリアをまたぐ多店舗展開の販促にも対応可能
  • 小ロットのテスト配布から大量配布までフレキシブルに対応
  • 軒並み配布/集合住宅集中/エリア指定など、目的に応じて配布方法を選択可能
  • GPSによる配布報告で、配布実態を数値と記録で確認できる安心
  • 見積り後の追加料金がない明朗会計(料金はエリア・枚数・時期により変動する目安としてご提示します)

併配と単独配布のどちらが自社に合うか迷っている方、予算内での最適な枚数・エリア配分を知りたい方は、お気軽にご相談ください。配布エリアの選定から枚数・スケジュールのご提案まで、実務に沿ったプランをご案内します。お問い合わせ・無料査定はこちらから、法人向けお見積りもご依頼いただけます。

よくある質問(FAQ)

Q. 併配と単独配布で料金はどれくらい違いますか?
A. 一般的な目安として、併配は単独配布より1枚あたりの単価が抑えられる傾向にあります(1軒あたりの人件費を複数社で分担する構造のため)。ただし実際の単価はエリアの住宅密度・配布枚数・時期(繁忙期かどうか)によって変動するため、必ず配布エリアと枚数を伝えたうえで見積もりを取るのが確実です。当社は追加料金のない明朗会計で、小ロットから大量配布まで対応しています。
Q. 初めてのポスティングは併配と単独配布のどちらから試すべきですか?
A. 目的次第ですが、まずは限定エリアで単独配布を数千枚テストし、反響率の目安を掴んでから広域展開を併配で行う流れが実務的です。単独なら他社チラシに埋もれにくく、チラシ自体の訴求力を測りやすいという利点があります。テスト時は配布エリア・配布日・問い合わせ経路を記録し、次回の判断材料として残しておくことをおすすめします。
Q. 併配だと「本当に配られたのか」が分かりにくいのではないですか?
A. 併配・単独いずれの場合も、GPSによる配布報告があれば配布ルートと実施日を地図上で確認できます。当社では配布経路の記録をご報告しているため、どのエリアをいつ回ったかを後から検証できます。あわせて、お断り表示のあるポストへの投函は行わない運用とし、クレーム発生時の対応窓口も明確にしています。


🧮 サイズ・エリア・枚数を選ぶだけで、配布費用の参考見積もりがすぐ出せます →

CONTACT
チラシのポスティング、まるごとお任せください

全国対応/GPSによる配布報告/小ロット〜大量まで対応/明朗会計・追加料金なし。軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定など、目的に合わせた配布をご提案します。

資料請求・お見積りは無料です。エリアと枚数だけで参考見積もりをお出しします。

お電話でも受付:03-6821-8170
株式会社ポスティングくん(全国対応のポスティング代行)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次