整体院のポスティングで効果を出す配布設計|商圏・世帯・回数の決め方

整体院・治療院のポスティングで反響を出すには配布設計が鍵。商圏半径の決め方、世帯属性の選び方、配布回数と間隔の組み立て、チラシ文言の注意点、反響率の目安まで実務的に解説します。

整体院や治療院の新規集客でチラシを配ったものの、「思ったより電話が鳴らなかった」「一度きりで終わってしまった」という声は少なくありません。その多くは、チラシのデザインやキャッチコピー以前に、どこに・誰に・何回配るかという「配布設計」が曖昧なまま配布してしまったことが原因です。整体院は商圏が狭く、通院という継続行動を前提とするため、飲食店や通販とは配布の考え方がまったく異なります。

この記事では、整体院・治療院がポスティングで効果を出すために欠かせない配布設計を、商圏半径の決め方、世帯属性の選び方、配布回数と間隔の組み立て、配布方法(軒並み・集合住宅集中・エリア指定)の使い分けという順で具体的に解説します。あわせて、薬機法や景品表示法の観点から避けたいチラシ文言の注意点、反響率の目安の考え方、配布実態を確認するためのGPS報告の活用まで整理します。初めての配布でも小ロットから検証できる進め方を前提にまとめました。

目次

整体院のポスティングは「配布設計」で結果が変わる理由

整体院・接骨院のポスティングで成果に差がつくのは、チラシのデザインよりも先に「どこに・誰に・何回・いつ」届けるかという配布設計の部分です。整体院は美容室や飲食店と同じく来店(来院)が前提のビジネスで、しかも痛みを抱えた状態で通うことになります。片道30分かかる院に週1回通える人はごく限られます。つまり、整体院のポスティングは「広く撒いて当てる」ものではなく、通える範囲に、繰り返し、届けるための手段だと捉え直すことが出発点になります。

デザイン重視で失敗する典型3パターン

チラシの見栄えは整っているのに反響が出ない院には、配布側に共通の失敗があります。

  1. 商圏外に大量配布してしまう:枚数単価を下げたい一心で隣の市区まで配布エリアを広げるパターン。チラシを見て興味を持っても「遠いから」で止まり、配布費用だけが増えます。
  2. 1回配って効果を判断してしまう:腰痛・肩こりは「今すぐ困っている人」だけが反応します。配布した週にたまたま痛みが出ていた人しか動かないため、1回の結果で「ポスティングは効かない」と結論づけるのは早計です。
  3. ターゲット不在のエリアを選んでしまう:学生向け単身アパートが密集する区画に、シニア向けの腰痛・膝痛訴求を配るようなミスマッチ。世帯属性を見ずに「近いから」だけでエリアを決めると起こります。

反響率の目安と、整体院ならではの採算の考え方

ポスティング全般の反響率は、一般的に0.01〜0.3%程度が目安とされますが、これは業種・エリア・時期・オファー内容によって大きく変動します。同じ院でも、繁忙期と閑散期、初回配布と3回目の配布では反応がまったく違います。数字は「約束」ではなく「見積もりの前提」として扱ってください。

ただし整体院は、1件の来院価値が高い業種です。初回施術料だけで判断せず、継続来院・回数券・メンテナンス通院まで含めた生涯価値(LTV)から逆算します。判断式はシンプルで、LTV × 想定反響件数 > 配布コストになっているかどうか。たとえばLTVが2万円、5,000枚配布して反響率0.04%なら新規2名で4万円。配布コストが印刷込みで3万円台なら、初月で回収できる計算になります。1回の来院で終わらせない仕組み(次回予約・通院計画の提示)があるほど、ポスティングは採算に乗りやすくなります。

配布設計は4要素に分解して考える

本記事では、整体院のポスティングを次の4要素に分けて設計していきます。

  • 商圏:徒歩・自転車・車で無理なく通える距離の線引き
  • 世帯属性:年齢層・住宅種別から「誰の悩みに届けるか」を絞る
  • 回数:1回完結ではなく、複数回で認知を積み上げる
  • タイミング:季節・曜日・時間帯など、反応が出やすい時期に合わせる

特に回数については、整体院のポスティングを3ヶ月継続で設計する考え方も併せて確認しておくと、月間の予算配分がイメージしやすくなります。次章から、この4要素を順に具体化していきます。

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商圏半径の決め方|徒歩・自転車・車で来院できる距離を線引きする

整体院のポスティングで効果を出す配布設計の出発点は、「どこまでの人が実際に通えるか」を数字で線引きすることです。整体や治療院は一度で終わらず、週1回など通院が前提になる業態です。だからこそ「行けば行ける距離」ではなく「無理なく通い続けられる距離」を商圏に設定する必要があります。

手順1:既存患者の住所を地図に落とす

最初にやるべきは、カルテや予約台帳から既存患者の住所(町名・丁目まで)を書き出し、地図アプリや紙の地図にピンを立てる作業です。開業して半年以上経っていれば、30〜50件でも十分に傾向が見えます。

  1. 直近1年の来院患者の町名・丁目を一覧化する
  2. 地図にピンを立て、5件以上集中している町名を色分けする
  3. ピンがゼロの方向・空白地帯を確認する
  4. 集中エリアを「主力商圏」、その隣接エリアを「拡張候補」と位置づける

ここで重要なのは、ピンがゼロの方向には理由があるということです。競合が多い、川や線路で分断されている、生活動線が逆方向、といった構造的な原因が潜んでいます。

手順2:立地タイプ別に半径の目安を置く

ピンの分布を踏まえたうえで、立地タイプごとの目安半径を重ねます。あくまで目安であり、地形や交通事情で変わります。

  • 駅前立地:徒歩圏(半径500m〜1km)+沿線の通勤動線。駅利用者が帰り道に寄る形になるため、駅から自宅までの徒歩ルート上の住宅を優先します
  • 住宅街立地:徒歩圏(500m〜1km)を濃く、自転車圏(1〜2km)まで。近隣密着型で、回数券やメンテナンス通院と相性が良い層です
  • ロードサイド立地:車利用(3〜5km)。ただし自院駐車場があることが前提で、駐車場がないなら車圏は設定しないほうが無難です

手順3:心理的な分断線で商圏を切る

同心円をそのまま信じると失敗します。実際の生活動線は、地形や都市構造で切れるからです。

  • 川・線路:橋や踏切が遠ければ、直線距離800mでも体感は2km以上になります
  • 幹線道路:片側2車線以上で横断歩道が少ない道路は、自転車・徒歩の来院を止めます
  • 大きな坂:坂の上から下りてくるのは楽でも、施術後に自転車で上るのは負担。高齢層では特に効きます
  • 行政区・学区の境界:買い物先や通学先が変わるため、境界の向こう側は「別の生活圏」として認識されがちです

これらの分断線を地図上に線として書き込み、線の外側は優先度を落とす、という判断をします。円ではなく「いびつな多角形」になるのが正しい商圏図です。

手順4:競合密度で配布方向に優先順位をつける

整体院・接骨院・整骨院・鍼灸院の所在地を地図に重ね、競合が3軒以上密集している方向は優先度を下げます。その方向の世帯は既に別院に通っている可能性が高く、同じ予算なら競合が薄い方向に投下したほうが反響の期待値は上がります。逆に、競合がなく世帯数がまとまっている方向は、後回しにせず初回から入れておきたいゾーンです。

手順5:狭く濃く始めて同心円状に広げる

初回は広く薄く撒くのではなく、主力商圏の徒歩圏を3,000〜5,000枚程度で濃く配るほうが判断しやすくなります。反響があった町名は次回も継続、反響ゼロの町名は隣接エリアと入れ替える。この繰り返しで商圏の輪郭が実データとして固まっていきます。エリアを決める際は配布エリアの世帯属性の調べ方も併せて確認し、距離と属性の両面から絞り込むと精度が上がります。

世帯属性の選び方|誰の悩みに届けるかでエリアを絞る

商圏の外枠が決まったら、次は「その円の中の誰に届けるか」を決めます。整体院のチラシは、腰痛・肩こり・産後骨盤・膝痛・姿勢改善など主訴によって刺さる層がまったく違います。全員に向けた総花的なチラシを商圏全体に撒くより、主訴を1〜2つに絞り、その層が多く住むエリアへ厚く配るほうが、同じ枚数でも反応は拾いやすくなります。

主訴別に「住んでいる場所」を想像する

  • 腰痛・肩こり(デスクワーク層):20〜40代の単身〜ファミリー。駅徒歩圏の賃貸マンション、駅前再開発エリア、通勤路線沿いの集合住宅が中心。帰宅が遅いため「夜◯時まで受付」「予約はLINEで完結」が効きます。
  • 産後骨盤ケア・育児疲れ:乳幼児のいる世帯。築浅の分譲マンション、区画整理された新興住宅地、保育園・小児科・子育て支援センター周辺。「キッズスペースあり」「ベビーカーのまま入れる」など来院障壁を下げる情報が決め手になります。
  • 膝痛・腰の曲がり・姿勢改善(シニア層):持ち家比率の高い旧来住宅地、団地、坂の少ない生活圏。戸建て中心のエリアでは、文字を大きく、料金と場所を明快にしたチラシが読まれやすい傾向です。
  • スポーツ障害・部活の身体ケア:中高生のいる世帯が多い学区。小中学校の徒歩圏や、部活動が盛んな学校周辺の住宅地。

住宅タイプ別に配布方法を使い分ける

  1. 軒並み配布:エリア内の戸建て・集合住宅を面で押さえる方法。地域密着で「近所の整体院」として認知を取りたいとき、商圏が狭く世帯数が限られるときに向きます。取りこぼしが少ない反面、単価はやや高めになりがちです。
  2. 集合住宅集中:マンション・アパートに絞って配布する方法。移動距離が短く単価を抑えやすいのが特徴で、単身〜若いファミリー層に届けたい腰痛・肩こり訴求と相性が良い方法です。ただし管理規約で禁止の物件は除外するため、想定より投函先が減る場合があります。
  3. エリア指定(町丁目単位):統計や地図をもとに、狙った町丁目だけを撃つ方法。産後ケアを新興住宅地だけに、シニア訴求を旧来住宅地だけに、といった打ち分けができ、チラシを複数種類使い分ける設計に向きます。

公開統計でエリアの「顔」をつかむ

感覚だけで決めず、国勢調査や自治体が公表する町丁目別の人口・世帯統計を確認すると精度が上がります。見るべきは、年齢構成(65歳以上比率、0〜5歳の人口)、世帯人員、持ち家・借家の比率、住宅の建て方(一戸建て/共同住宅)の4点です。たとえば「共同住宅比率が高く単身世帯が多い町丁目」はデスクワーク層向け、「持ち家比率と高齢者比率が高い町丁目」はシニア向け、と方向性を仕分けできます。より詳しい手順はポスティング配布エリアの世帯属性の調べ方も参考にしてください。

ターゲットを絞る最大の利点は、チラシの文言を鋭くできることです。「肩こり・腰痛でお悩みの方へ」より「デスクワークで夕方に肩が上がらない方へ」のほうが、当事者は自分ごととして読みます。エリア設計とクリエイティブは必ずセットで考え、配るエリアごとに見出しと写真を差し替えるだけでも、反応の出方は変わってきます。

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配布回数と間隔の組み立て|1回で判断せず3回以上で設計する

整体院のポスティングで効果を出す配布設計において、回数と間隔は商圏設定と並ぶ重要な変数です。理由はシンプルで、腰痛や肩こりを抱えている人でも「今すぐ通いたい」と思っているタイミングは限られるからです。チラシが届いた日にちょうど痛みが出ている人は一部で、多くの方は「近所にこういう院があるんだ」と一度認識し、後日症状が悪化したときに思い出して連絡します。単発配布では、この「思い出してもらう」ための記憶の土台がつくれません。

同一エリアに3〜6週間おきで3回以上が目安

目安としては、同じエリアへ3〜6週間おきに最低3回、できれば半年〜1年のスパンで配布計画を組む考え方が実務的です。回数・間隔はあくまで目安で、予算規模と商圏の世帯数によって調整します。商圏が小さく世帯数が限られる院ほど、同じポストへ繰り返し届く前提で間隔を空け、逆に世帯数が多いエリアなら優先度の高いブロックから順に反復します。初回と2回目の最適な間隔の考え方も併せて確認しておくと設計しやすくなります。

枚数は「1回で大量」より「同一エリアに分割」

予算が同じなら、配分の仕方で結果は変わります。

  • 配分A:月1万枚を広範囲に1回だけ配る → 接触は1回のみ、記憶に残りにくい
  • 配分B:月3,000枚を同一エリアに3回に分けて配る → 同じ世帯に3回接触し、院名と場所が定着しやすい

整体院のように「近さ」と「安心感」で選ばれる業種では、配分Bのほうが設計として理にかなっています。広く薄くではなく、狭く繰り返す。これが集患の基本方針です。

季節・時期の当て方

体の不調や生活リズムが変わるタイミングに合わせると、読まれる確率が上がります。

  1. 年末年始明け:大掃除・帰省・長時間の運転による腰痛、正月太りや運動不足
  2. 花粉・寒暖差の時期(2〜4月):自律神経の乱れ、肩こり・頭痛の相談が増えやすい
  3. 年度替わり(3〜4月):引っ越し・転勤・進学で生活圏が変わり、新しい院を探す人が出る
  4. 大型連休明け:長距離移動やレジャー後の疲労、生活リズムの乱れ

曜日については、週末に落ち着いて読んでもらいたいなら木曜〜土曜に届くよう配布日を調整するのが一般的です。ただし配布は複数日にわたるため、業者と「いつからいつまでに配り切るか」を事前にすり合わせておきましょう。

反響のタイムラグと効果測定期間

反響は配布後1〜2週間に集中しやすい一方、数か月後に「前にもらったチラシを取っておいた」という来院も珍しくありません。したがって、配布翌週の電話本数だけで「効果がなかった」と判断するのは早計です。

  • 効果測定は1回ごとではなく3回分をまとめて評価する
  • 問診票に「当院を知ったきっかけ」欄を設け、チラシ持参有無を必ず記録する
  • チラシに限定特典や番号を入れ、どの回の配布からの来院か追えるようにする
  • 3か月・6か月単位で、新規数と1人あたり獲得コストを振り返る

こうした記録を残しておくと、次回以降の配布エリアと回数を数字で決められるようになります。

チラシ文言の注意点|効果の断定を避けて「選ばれる理由」を伝える

配布設計が正しくても、チラシの文言でつまずくと反響は伸びません。整体院のチラシは、施術効果の表現に関する配慮が必要な分野です。表現を整えることは、法令順守だけでなく「信頼できそうな院かどうか」の印象を左右する実務でもあります。

避けたい表現の考え方

一般的な留意点として、次のような表現は慎重に扱うべきとされています。

  • 効果の断定・保証:「必ず治る」「○回で完治」「再発しません」など、結果を約束する言い回し
  • 医療と誤認させる表現:診断・治療をうたう言葉や、病名を挙げて改善をうたう表現
  • 根拠の示せない最上級表現:「地域No.1」「日本一の技術」など、客観的な裏づけなしの優位性訴求
  • 誤認を招く価格表示:条件を小さく書いた「初回無料」など、実際の負担額が伝わらない表示

これらは薬機法・医療広告に関するルール、景品表示法の観点から問題になり得る領域です。ビフォーアフター写真や患者さんの体験談も、効果を保証する印象を与えやすいため、掲載の可否や注記の付け方を含めて事前に確認しておくと安全です。判断に迷う表現は、回数券訴求の注意点もあわせて確認し、必要に応じて専門家に相談する流れを作っておきましょう。

代わりに載せるべき「選ばれる理由」

効果を語れない分、判断材料を具体的に出すことが反響につながります。新規の方が知りたいのは「どんな人が、どこで、いくらで、どう施術するのか」です。

  • 施術の流れと所要時間:カウンセリング10分+施術40分など、初回の流れを番号付きで図解する
  • 料金の明示:初回料金・2回目以降・追加費用の有無まで書く(税込表示を徹底)
  • 場所と駐車場:最寄り駅からの徒歩分数、駐車場の台数、近隣コインパーキングの有無
  • 営業時間と定休日:平日夜・土日の受付可否は来院判断に直結する
  • 予約方法:電話・LINE・Web予約を並記し、QRコードを大きく配置
  • 担当者の顔写真と経歴:資格・施術歴年数・得意分野を短く。人柄が伝わる一文を添える
  • 通いやすさの根拠:完全予約制で待ち時間が少ない、着替え貸出あり、女性スタッフ在籍など

反響を測るための仕込み

チラシは配って終わりではなく、どの配布分から反応があったかを測れる形にします。

  1. 配布回ごとにクーポン記号(例:A-1、A-2)を変え、来院時に回収して集計する
  2. 可能ならチラシ専用の電話番号やQRの遷移先を分け、流入経路を切り分ける
  3. 受付で「何で知りましたか」を必ず聞き、記録フォーマットを統一する

これらを揃えておけば、エリア別・回数別の反響差が数字で見え、次回の配布設計を根拠をもって修正できます。

配布運用側のクレーム配慮

表現と同じくらい大切なのが、配り方への配慮です。「チラシお断り」表示のあるポストには投函しない、ポストから紙面がはみ出さないよう投函する、早朝・深夜の投函を避ける、集合住宅の管理ルールに従う——こうした基本を配布業者と共有しておくことで、地域に根ざす整体院にとって致命的な悪印象を避けられます。配布禁止先のリストを共有し、報告書で実施状況を確認できる体制にしておくと安心です。

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配布の実行と検証|小ロットテストとGPS報告で設計を磨く

商圏・世帯属性・回数の設計ができたら、いきなり全エリアに大量配布せず、まずは小ロットで試して手応えを確かめる流れが安全です。整体院は1件あたりの単価が明確で、来院後のリピートも追いやすいため、数字で検証しやすい業種です。「配って終わり」にせず、配布結果を次の設計に還元する仕組みを最初に作っておきましょう。

最初は3,000〜5,000枚の比較配布から

初回はエリアを2〜3ブロックに分け、合計3,000〜5,000枚程度で比較配布するのが現実的です。たとえば「院から徒歩圏の戸建て中心エリア」「自転車圏の大規模マンション」「駅を挟んだ反対側の住宅地」の3つに均等配布し、どこから問い合わせが来るかを見ます。チラシの内容は同一にして、違いが出るのが立地なのか世帯属性なのかを切り分けるのがポイントです。

  1. 初回:3エリアに均等配布して反応を比較する
  2. 2回目:反響のあった町丁目に枚数を寄せ、弱かったエリアは縮小または差し替え
  3. 3回目:勝ちエリアを軸に、周辺の似た属性の町丁目へ拡張する

管理表で記録し、CPAで判断する

感覚で「効いた気がする」と判断すると設計は磨かれません。表計算ソフトで構いませんので、以下の項目を配布ごとに記録してください。

  • 配布エリア(町丁目単位)と住宅種別
  • 配布枚数・配布日・配布方法(軒並み/集合住宅集中など)
  • 問い合わせ数・予約数・実来院数
  • 初回売上と、回数券や継続来院を含む累計売上

判断の軸は1件あたりの獲得コスト(CPA)です。配布費用と印刷費の合計を来院数で割れば、新規1人あたりいくらかかったかが出ます。たとえば5,000枚で総額が一定額かかり、新規来院が5名なら、その総額÷5がCPAです。整体院は継続来院が見込めるため、初回売上だけでなく3〜6ヶ月の累計売上(LTV)と比較して採算を見るのが実務的です。

配布代行を選ぶときのチェックポイント

  • GPSによる配布ルート報告があるか:どの道をいつ配ったかが残れば、反響エリアの特定精度が上がります。配布報告データを反響検証に使う手順も押さえておくと無駄がありません
  • 配布方法を指定できるか:軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定を使い分けられるか
  • 明朗会計か:見積り後の追加料金がないか、禁止リスト対応や再配布の扱いが明記されているか
  • 小ロット対応か:3,000枚程度のテスト配布を受けてもらえるか
  • 印刷・デザインまでワンストップか:制作と配布を分けない方が、修正と再配布のサイクルが速くなります

料金はあくまで目安で、枚数・エリア・住宅種別・時期(繁忙期は単価が上がりやすい)により変動します。安さを提示された場合は理由の確認を。配布エリアの最適化、まとめ配布による割引、デザイン・印刷までのワンストップ化など、根拠のある安さかどうかを見極めると、配布品質を落とさずコストを抑えられます。

まとめ|整体院のポスティングは設計次第、まずは無料査定から

整体院のポスティングで効果を出すために必要なのは、チラシの見た目を磨くこと以上に「どこに・誰に・何回届けるか」という配布設計です。ここまで解説した内容を、実務で使えるチェックリストとして整理します。

効果を出す配布設計 5つの要点

  • 商圏半径を線引きする:徒歩10分圏(半径約800m)、自転車圏(約2km)、車来院がある場合は約5kmを目安に、来院手段と駐車場の有無から現実的な範囲を決める。既存患者の住所を地図に落とすと精度が上がる。
  • 世帯属性で絞る:腰痛・肩こり・産後骨盤・スポーツ障害など、訴求する悩みに合う層が多い住宅種別を選ぶ。ファミリー戸建て中心か、単身向け集合住宅中心かで反応は変わる。
  • 回数と間隔を決める:1回で判断せず、月1回×3回以上を1セットとして設計する。同一エリアに繰り返し届けることで院名の認知が蓄積され、「痛みが出たタイミング」に想起されやすくなる。
  • 文言は断定を避ける:「必ず治る」「どんな症状も改善」といった効果の断定表現は使わず、施術方針・所要時間・料金・初回の流れ・通いやすさといった「選ばれる理由」を具体的に書く。
  • 配布後に検証する:来院時に「何で知ったか」を必ず確認し、エリア別・回数別に反響を記録して次回の配布範囲に反映する。

数字はすべて「目安」として扱う

ポスティングの反響率や1枚あたりの配布単価は、エリアの住宅密度・配布枚数・時期・配布方法(軒並み/集合住宅集中/エリア指定)によって変動します。一般的に語られる反響率も業種や地域で幅があるため、他院の数字をそのまま自院の目標値にするのは避けましょう。大切なのは、自院で実際に配って得たデータを基準値として持つことです。

おすすめの進め方

  1. 商圏内の一部エリアで小ロット(数千枚規模)のテスト配布を行う
  2. GPSによる配布報告で、狙ったエリアに確かに配られたかを確認する
  3. 来院数・問い合わせ数をエリア単位で集計する
  4. 反応の良かったエリアに絞って2回目・3回目を重ね、悪かったエリアは差し替える

この流れを回すことで、配布設計は回数を重ねるごとに精度が上がっていきます。あわせて整体院のポスティングを3ヶ月継続で設計する考え方も参考にすると、年間の集患計画が立てやすくなります。

株式会社ポスティングくんができること

  • 全国対応:地方の1院から複数店舗展開まで、エリアを問わず配布可能
  • GPS配布報告:実際に歩いたルートを確認でき、「本当に配ったか」が見える
  • 明朗会計:追加料金のない分かりやすい料金体系(枚数・エリア・時期により変動する目安をお伝えします)
  • 小ロット対応:まずは数千枚のテストから、反応を見て段階的に拡大できる
  • 配布方法を選べる:軒並み配布/集合住宅集中/エリア指定を目的に応じて使い分け

「自院の商圏はどこまで設定すべきか」「何枚から始めればよいか」といったエリア選定のご相談も承っています。配布エリアの提案と無料査定・法人向けお見積りを無料でお出ししますので、まずはお気軽にお問い合わせください。院の立地と施術メニューをお聞かせいただければ、最適な配布プランをご提案します。


よくある質問(FAQ)

Q. 整体院のポスティングは1回あたり何枚くらいから始めるのが現実的ですか?
A. 初回は商圏内の中心エリアに絞って3,000〜5,000枚程度から始め、反応を見て調整する進め方が現実的です。整体院は商圏が狭いため、枚数を増やすより「通える範囲に繰り返し配る」ほうが費用対効果を確認しやすくなります。小ロット対応の業者であれば1,000枚単位でのテスト配布も可能で、料金はエリア・枚数・時期により変動するため事前見積もりで確認してください。
Q. ポスティング費用はどのくらいが目安で、何に左右されますか?
A. 料金は配布方法(軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定)、枚数、エリアの世帯密度、配布時期によって変動するため、一律の相場を示すことはできません。一般的にエリア指定や条件が細かくなるほど単価は上がり、まとめて配布するほど1枚あたりは下がる傾向があります。当社は追加料金のない明朗会計で、印刷・デザインまで含めたワンストップ対応により無駄なコストを抑えられるため、まずは商圏と枚数をお伝えいただければ目安をご提示します。
Q. チラシへのクレームや「お断り」表示のあるお宅への配布は防げますか?
A. 投函お断りの表示がある住戸・集合住宅は投函せず、管理規約で禁止されている物件も避けるのが基本ルールです。時間帯への配慮やポストからはみ出さない投函など、配布員の運用でクレーム発生はかなり抑えられます。当社ではGPSによる配布報告で実際に回ったルートを確認できるため、「配ったはずのエリア」への疑問やお問い合わせにも事実に基づいて対応できます。


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資料請求・お見積りは無料です。エリアと枚数だけで参考見積もりをお出しします。

お電話でも受付:03-6821-8170
株式会社ポスティングくん(全国対応のポスティング代行)
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