チラシ印刷+配布セットを予算6万円で|部数と配布枚数の目安を試算

予算6万円でチラシの印刷から配布までワンストップ依頼した場合の部数・配布枚数の目安をシミュレーション。用紙やサイズによる費用差、コストを抑えられる理由、反響を高める配布設計まで実務目線で解説します。

「チラシを作って配りたいが、印刷会社とポスティング会社を別々に探すのは手間がかかる」「そもそも6万円くらいの予算で、何枚刷って何枚配れるのか見当がつかない」——販促担当者や店舗オーナーからよくいただくご相談です。チラシ集客は、デザイン・印刷・配布の3工程がそろって初めて成果につながりますが、それぞれを別々に手配すると、納期調整や配送費、サイズ違いによる再入稿など、見えないコストが積み上がりがちです。

この記事では、予算6万円でチラシの印刷と配布をセットで依頼した場合に、どのくらいの部数・配布枚数が現実的なのかを、用紙・サイズ・配布方法ごとのシミュレーション例で整理します。あわせて、印刷から配布までワンストップにすることでコストを抑えやすい理由、反響率の目安の考え方、クレームを防ぐ運用の注意点も解説します。なお記事中の金額はすべて目安であり、エリア・枚数・時期・用紙の相場によって変動する点をあらかじめご了承ください。

目次

予算6万円のチラシ印刷+配布セットで「できること」の全体像

「チラシの印刷から配布まで一括でお願いしたい。予算は6万円」というご相談は非常に多いレンジです。結論から言えば、予算6万円は1つのエリアを面で押さえて反響を検証する「テストマーケティング」に向いた金額です。いきなり広域に薄く撒くのではなく、狙った商圏を一定の密度でカバーし、その結果を次回の判断材料にする——この使い方が最も費用対効果を高めやすくなります。

6万円を3つの費用に分解して考える

チラシ印刷+配布セットの費用は、次の3つに分けて把握すると設計が一気にラクになります。

  • 印刷費:紙・サイズ・部数・加工で変動。部数が増えるほど1枚単価は下がる
  • 配布費:配布枚数×配布単価。エリアの住宅密度や配布方法で単価が変わる
  • デザイン費:既存データがあれば0円。新規制作や修正が必要な場合に発生

一般的な内訳イメージとしては、印刷が全体の2〜3割、配布が7〜8割になりやすい傾向があります。理由はシンプルで、1枚あたりの単価が印刷より配布のほうが高くなるケースが多いためです。印刷はまとめて刷るほど単価が下がる「規模のメリット」が効きますが、配布は人が1軒ずつポストに投函する作業なので、枚数が増えても単価の下がり方は緩やかです。つまり6万円のうち、どこにいくら配るかを決める「配布枚数の設計」が予算全体の主役になります。

デザインの有無で使える枚数が変わる

実務でまず確認したいのは、使えるチラシデータがあるかどうかです。既存のデザインデータをそのまま使う、あるいは前回のチラシの文言と電話番号だけ差し替えるなど、デザイン費を最小化できれば、その分を配布枚数に回せます。逆にゼロから制作する場合は、デザイン費として一定額を確保したうえで、印刷部数と配布枚数を組み立てる流れになります。最初に「デザイン→印刷→配布」の順で予算を押さえていくと、後から枚数が足りなくなる事故を防げます。

単発で終わらせず「1回目」と位置づける

6万円という予算で全ての商圏を網羅しようとすると、1エリアあたりの配布密度が薄くなり、反響が出たのか出なかったのかの判断がつきません。そこでおすすめしたいのが、6万円を「反響検証の1回目」と位置づける考え方です。配布エリア・配布方法・チラシの訴求を記録しておき、問い合わせ件数や来店数と突き合わせれば、2回目以降は「どのエリアを厚くするか」を数字で判断できます。予算の逆算方法を体系的に知りたい方はポスティング費用を予算別に逆算する考え方も参考になります。

すべて目安である前提を押さえる

本記事で示す金額や枚数は、あくまで目安です。実際の費用は、配布エリアの住宅事情(戸建て中心か集合住宅が多いか)、配布枚数、繁忙期かどうか、用紙の市場相場などによって変動します。また、当社は数千枚の小ロットから数十万枚の大量配布まで、全国対応で承っています。「この予算でどこまでできるか」は、エリアと希望枚数をお伝えいただければ具体的に試算可能ですので、まずは大まかな枠組みとしてお読みください。

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印刷部数と配布枚数はイコールではない|予備部数の考え方

予算6万円でチラシ印刷+配布セットを組むとき、多くの方が「1万枚刷れるなら1万枚配れる」と考えます。しかし実務では、印刷部数と配布枚数は必ずしも一致しません。配布現場では折れ・汚れ・雨天による差し替えが一定数発生し、さらに店頭設置分や営業スタッフの手持ち分も必要になります。つまり印刷部数は配布枚数より数%〜1割ほど多めに設計するのが基本です。

予備部数として見込んでおきたい内訳

  • 配布時のロス分(配布枚数の2〜3%目安):投函時の折れ、雨天時の濡れ、ポスト形状による破損などの差し替え用。
  • 店頭・受付設置分(50〜300枚目安):来店客への手渡しやレジ横設置に使う分。
  • 営業・商談用の手持ち分:訪問営業や名刺代わりの配布、提携先への設置依頼用。
  • 次回配布への繰り越し分:期限表記のないチラシなら、翌月の追加配布や別エリアのテストに回せます。

たとえば「配布枚数8,000枚」で計画するなら、印刷は8,500〜9,000枚で発注しておくと現場で足りなくなるリスクを避けられます。逆に印刷をぴったり8,000枚にすると、ロス分だけで配布枚数が目標を下回り、報告書上の配布実数が見積もりと合わなくなることがあります。

多めに刷って2回に分けたほうが効率的なケース

印刷は枚数を増やすほど1枚単価が下がるという性質があります。製版・データ処理・機械のセットアップにかかる固定費を部数で按分するため、5,000枚と10,000枚では1枚単価が大きく変わることも珍しくありません。そのため、予算6万円の中で「配布は5,000枚ずつ2回」と決めているなら、最初から10,000枚を一括で印刷し、在庫として保管して2回に分けて配るほうがトータルコストを抑えやすくなります。季節や価格が変わる内容を載せない設計にしておくと、この分割配布が使いやすくなります。

配布枚数はエリア世帯数から逆算する

そもそも配布枚数は「予算で割った数」ではなく、狙う商圏の世帯数から逆算するのが正しい順序です。商圏内に世帯が6,000ある地域で3,000枚配れば、単純計算でカバー率は約50%。同じ3,000枚でも、世帯数15,000のエリアに薄く撒けばカバー率は20%まで下がり、認知が分散して反響が出にくくなります。まずはエリア世帯数から配布枚数を逆算する手順を確認し、カバー率を意識して枚数を決めましょう。

また、同じ枚数でも戸建て中心のエリアと集合住宅中心のエリアでは配布効率が異なります。1棟で数十戸をまとめて投函できる集合住宅は移動距離が短く、単価も抑えやすい傾向です。一方で戸建ては1軒ごとの移動が必要なため時間がかかり、単価はやや上がる目安となります(単価はエリア・枚数・時期により変動します)。予算6万円という限られた枠の中では、この戸数密度の違いが実配布枚数に直結するため、見積もり段階で「戸建て中心か、集合住宅中心か」を必ず共有しておくことをおすすめします。

用紙・サイズ・加工で費用はどう変わる?費用差シミュレーション

同じ「チラシ印刷+配布セット」でも、仕様の選び方しだいで総額は数千円〜1万円以上変わります。予算6万円という限られた枠では、この差がそのまま配布枚数の差になります。ここではサイズ・用紙・斤量・印刷面という4つの変数ごとに、費用と実務への影響を整理します。なお金額の傾向はあくまで一般的な目安で、実際の見積りは部数・納期・時期によって変動します。

サイズ:1段階小さくすると印刷費も投函性も有利

ポスティングで使われる代表的なサイズはA4・B5・A5・ハガキサイズの4つです。一般的な傾向として、A4を基準にすると、B5は1〜2割程度、A5は2〜3割程度、印刷費の単価が下がります。加えて小さいサイズは投函口に入れやすく、雨天時に折れ曲がりにくいという実務上のメリットもあります。

  • A4:情報量・写真の見せ場が最大。物件情報や料理写真を大きく見せたい業種向け
  • B5:A4よりやや小さく、情報量と単価のバランスが良い万能サイズ
  • A5:単価を抑えて枚数を稼ぎたいとき。1メッセージに絞る設計が前提
  • ハガキサイズ:クーポンや来店促進など、用件が1つの告知に向く

「予算内で枚数を増やしたい」場合は、A4をB5に落として浮いた分を配布枚数に回す、という組み替えが現実的です。

用紙と斤量:写真重視か、情報重視かで選ぶ

用紙は大きく3系統です。コート紙は表面に光沢があり、写真の発色が良く、飲食・不動産など「見せる」チラシに向きます。マットコート紙は光沢を抑えた上品な質感で、文字が読みやすく高級感も出せます。上質紙は光沢がなく、ボールペンで書き込めるのが特長。アンケート欄やクーポンの切り取り、手書き風のメッセージを載せる場合に適しています。

斤量(紙の厚さ)は90kg・110kg・135kgあたりが一般的で、厚くなるほど単価は上がります。さらに厚手にすると重量が増え、配布時の運搬効率にも影響します。予算6万円のセットプランでは、90kg前後の標準的な斤量を基準に考えるとバランスが取りやすいでしょう。片面カラーか両面カラーかも費用差の要因で、両面にすると印刷費は上がりますが、裏面に地図・営業時間・クーポンを入れられるため、情報量が必要な業種では費用対効果が見合うケースが多くあります。

業種別の仕様例(あくまで一例)

  • 飲食店:コート紙A4・両面カラー。料理写真を大きく、裏面にメニューと地図
  • 学習塾:B5〜A4の両面カラー。カリキュラム・講習日程など情報量を確保。学年別訴求の使い分けと合わせて設計すると無駄がありません
  • 治療院・整体院:上質紙またはマットコートのA5〜B5。初回クーポンを切り取り線付きで配置
  • 不動産:コート紙A4。物件写真と間取り図の視認性を最優先

仕様を決める前のチェックポイント

  1. 伝えたい情報は何項目あるか(3項目以内ならA5、5項目以上ならB5〜A4両面)
  2. 写真の有無と点数(写真主体ならコート紙)
  3. 書き込み・切り取りの有無(あれば上質紙系)
  4. 配布枚数を優先するか、1枚あたりの訴求力を優先するか

印刷相場は年末年始や新生活シーズンなどの繁忙期に上がりやすく、逆に閑散期は余裕のある納期で抑えられることもあります。上記はいずれも仕様例であり、最適解は配布エリアと目的次第です。原稿の方向性が決まった段階で、印刷と配布をまとめて相談し、予算内で最も枚数と訴求力のバランスが取れる組み合わせを見積りで比較することをおすすめします。

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予算6万円のプラン例3パターン|配布方法別シミュレーション

同じ6万円でも、配布方法を変えると「届く枚数」も「届く相手」も大きく変わります。ここでは印刷費と配布費を合算した総額6万円(税別・目安)を前提に、代表的な3パターンのモデルケースを示します。単価はエリア・時期・枚数・用紙により変動するため、あくまで検討の出発点としてご覧ください。

プラン①|軒並み配布で広く枚数を確保する

  • 印刷:A4片面カラー・コート90kg/6,000部(予備込み)で約1.2〜1.8万円が目安
  • 配布:軒並み(ローラー)配布 5,500〜6,000枚/単価4〜6円で約2.4〜3.6万円が目安
  • 想定エリア:店舗から半径1〜1.5km、町丁目にして5〜8エリア程度
  • 向く業種:飲食店、スーパー、リフォーム、クリーニングなど世帯属性を問わない商材

戸建て・集合住宅を問わず順番に投函するため、単価が下がりやすく枚数を最大化できます。まず商圏全体に名前を知らせたい新規開店時に相性が良い組み方です。

プラン②|集合住宅集中で効率よく戸数を稼ぐ

  • 印刷:A4両面カラー/5,000部で約1.5〜2.2万円が目安
  • 配布:集合住宅中心 4,500〜5,000枚/単価5〜7円で約2.5〜3.5万円が目安
  • 想定エリア:駅徒歩圏のマンション・アパート密集地帯を中心に3〜5エリア
  • 向く業種:宅配・デリバリー、単身向け飲食、引越し、ハウスクリーニング、賃貸仲介

1棟あたりの投函効率が高く、同じ時間で多くの世帯に届けられるのが利点です。一方で集合ポストのお断り表示や管理規約の確認が欠かせません。事前に配布禁止エリアリストを整備しておくと、クレームリスクを大きく下げられます。

プラン③|商圏を絞って濃く2回配布する

  • 印刷:A4片面カラー/3,200部×1種(または2種で内容を変える)で約1.0〜1.6万円が目安
  • 配布:戸建て中心のエリア指定 1,500枚×2回=3,000枚/単価6〜9円で約2.0〜2.7万円が目安
  • 想定エリア:店舗から半径500m〜1kmの2〜3エリアに限定し、同一エリアへ3〜4週間空けて2回
  • 向く業種:整体院・学習塾・不動産売却査定・リフォームなど、検討期間が長い高単価サービス

接触回数を増やすことで「見たことがある」状態をつくる設計です。1回目は認知、2回目は期限付きオファーと役割を分けると、反応の変化を比較しやすくなります。

反響率とCPAの考え方

ポスティングの反響率は業種・オファー・エリア・時期によって幅があり、一般に0.01〜0.3%程度とされます(保証値ではありません)。仮に6,000枚配布した場合、0.03%なら約2件、0.1%なら約6件、0.3%なら約18件という試算になります。

ここで重要なのがCPA(1件あたり獲得コスト)です。6万円で6件なら1件あたり1万円、2件なら3万円。この数字を自社の顧客生涯価値(LTV)と比べて判断します。客単価3,000円の飲食店と、成約すれば数十万円の利益が出るリフォーム業では、許容できるCPAがまったく違います。

  • 配布前に「何件の問い合わせでペイするか」の損益分岐点を決めておく
  • 電話番号・QRコード・クーポン券などで流入経路を判別できるようにする
  • 1回目の結果だけで判断せず、2〜3回の平均で評価する

数字はすべて目安であり、反響を保証するものではありません。ただし試算を先に置いておくことで、結果が出たときに「続けるか、エリアを変えるか、原稿を変えるか」の判断が明確になります。

印刷と配布をワンストップにするとコストを抑えやすい理由と失敗しない依頼手順

予算6万円という限られた枠でチラシ印刷+配布セットを成立させるには、印刷会社とポスティング会社を別々に手配するより、まとめて一社に任せたほうが総額を抑えやすくなります。理由は「安くしてくれるから」ではなく、無駄な工程と手戻りが構造的に減るからです。

ワンストップがコスト面で有利になる5つの理由

  • 印刷物を配布拠点へ直送できる:自社に一度納品してから配布業者へ再送する流れがなくなり、中間配送費や保管スペースの負担が減ります。数千枚〜1万枚のチラシは想像以上にかさばるため、この差は実務的に大きいです。
  • 配布サイズに合った仕様を最初から設計できる:ポストに無理なく入るサイズ・厚みを前提に用紙や折りを決められるため、「A3で刷ったが折り加工が必要になった」といった追加費用や再入稿が起きにくくなります。
  • 配布エリアの世帯数に合わせて部数を最適化できる:先に商圏の世帯数を確認してから印刷部数を決められるので、刷りすぎて在庫が残る、逆に足りずに増刷する、という無駄を防げます。
  • スケジュール窓口が一本化される:印刷の納期と配布開始日を同じ担当者が調整するため、「印刷が間に合わず配布枠が流れる」といった納期ロスを避けやすくなります。
  • まとめ依頼による割引が適用されやすい:印刷と配布を同時に発注することで、作業工程が集約され見積りに反映されやすくなります。ただし金額はあくまで目安で、エリア・枚数・時期によって変動します。

あわせて確認したいのが会計の透明性です。当社は明朗会計を基本とし、見積り後の追加料金は発生しません。さらにGPSによる配布報告で配布ルートと日時を確認できるため、「本当に配られたのか」という不安を残さずに済みます。報告データは反響検証にも使えるので、配布報告の保存と活用法も合わせて押さえておくと次回の予算配分に役立ちます。

失敗しない依頼手順

  1. 商圏設定:店舗からの距離・来店手段をもとに配布エリア候補を決め、世帯数を確認します。
  2. 仕様決定:サイズ(A4/B5など)、用紙、両面/片面、部数を配布計画とセットで決めます。
  3. 見積り:印刷費・配布費・予備部数を含めた総額を提示してもらい、追加費用の有無を確認します。
  4. 入稿:印刷用データを提出します。
  5. 印刷・配布拠点へ直送
  6. 配布:配布方法(軒並み/集合住宅集中/エリア指定)と時間帯を確認のうえ実施します。
  7. 報告書確認:配布日・エリア・GPSログをチェックします。
  8. 効果測定:問い合わせ数や来店数をエリア別に集計し、次回の配布設計へ反映します。

入稿データでつまずきやすい3つの点

  • 塗り足し(3mm程度):背景色や写真を紙端まで出すデザインでは塗り足しがないと白フチが出ます。
  • 解像度:実寸で350dpi前後が目安。Webから拾った画像をそのまま拡大すると粗く印刷されます。
  • 表現のチェック:料金・効果・実績に関する記載は誇大にならないよう見直し、お断り表示のある住戸には投函しない運用を前提に、問い合わせ先と有効期限も明記しておきます。

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配布前に押さえるクレーム対策と効果測定|次回の予算配分に活かす

予算6万円という限られた枠でチラシ印刷+配布セットを実施するなら、トラブルで配布が止まるリスクを事前に潰しておくことが何より重要です。あわせて、配布後に「どのエリアが反応したか」を測れる仕組みを仕込んでおけば、次回の予算配分の精度が一気に上がります。

投函マナーと配布前チェックリスト

  • 「チラシお断り」表示の尊重:ポストや集合玄関の掲示に投函禁止の意思表示がある場合は投函しない。掲示物は配布スタッフが現場で必ず確認する。
  • 管理会社が配布を制限している物件:張り紙やオートロック内への立ち入り制限がある場合は対象外とし、事前にポスティング配布禁止エリアリストとして共有・更新しておく。
  • はみ出さない投函:ポストから半分出た状態は「配ったのが一目で分かる」ためクレームの典型例。奥まで入れる、投函口が小さい場合は無理に押し込まない。
  • 複数投函をしない:同一ポストへの重複投函は苦情の原因。前回配布との間隔もスタッフに共有する。
  • 雨天時の対策:濡れたチラシは印象が悪く廃棄されやすい。強い雨の日は配布を延期するか、防水対策のうえ配布する運用を業者と取り決めておく。
  • 時間帯:深夜・早朝の投函音はトラブルの元。原則として日中の配布を指定する。

表現面のリスク管理

クレームは投函方法だけでなく、チラシの中身からも発生します。「必ず痩せる」「業界最安」「No.1」など、根拠を示せない断定・最上級表現は景品表示法の観点から避けましょう。割引やキャンペーンは、適用条件・有効期限・対象人数を小さくても必ず明記します。さらに、屋号・住所・電話番号・受付時間といった問い合わせ窓口を紙面に明記しておくと、疑問や苦情が広告主に直接届き、エスカレートを防げます。配布代行業者に窓口を丸投げしない体制が安心です。

配布エリア別に反響を測る4つの仕掛け

  1. クーポンコード:エリアごとに「A-01」「B-02」など末尾を変え、持参されたコードでエリアを判別する。
  2. 専用電話番号:チラシ専用の番号を用意し、着信件数を集計する。
  3. QRコード+専用URL:エリア別のパラメータ付きURLにすれば、アクセス数と申込数を分けて把握できる。
  4. 来店時アンケート:「何を見て来ましたか/お住まいの町名」の2問だけでも、エリア別反響の推定に十分役立ちます。

次回の予算配分とPDCA

集計は「配布枚数・反響件数・成約件数・売上」の4項目をエリア別に並べるだけで十分です。反響率の目安は業種によって0.01〜0.3%程度と幅がありますが、重要なのは絶対値よりエリア間の差。反応が良かったエリアに次回の枚数を寄せ、反応が乏しいエリアは訴求内容を変えるか候補から外します。

また、1回の配布で認知が定着することはまれです。同一エリアへ3〜4週間おきに反復配布すると、「また見た」という接触の積み上げが問い合わせにつながりやすくなります。6万円を1回で使い切るより、2〜3回に分けて同じエリアへ重ねる設計も検討してみてください。

まとめ|予算6万円から始めるチラシ印刷+配布セットは無料査定から

ここまで、予算6万円でチラシの印刷と配布をセットで進める際の考え方を、部数設計・用紙選び・配布方法別のプラン例という順で整理してきました。最後に要点を振り返り、次の一歩につなげます。なお本記事で触れた金額はすべて目安であり、エリア・枚数・用紙・時期(繁忙期は単価が上がりやすい)によって変動します。正確な金額は必ず見積もりで確認してください。

この記事の6つの要点

  1. 6万円は「1エリアのテスト配布」に適したレンジ。全市を狙うのではなく、店舗から徒歩・自転車圏の商圏を絞り、反響を測る一回目として設計するのが現実的です。
  2. 印刷部数=配布枚数ではない。配布枚数に加え、店頭配布・同封・営業用・予備として数%〜を上乗せした部数で印刷を発注します。足りなくなってからの追加印刷は単価が跳ね上がるため、最初の設計が費用を左右します。
  3. 用紙・サイズ・加工で費用と見え方が変わる。A4コート90kgのような標準仕様を軸に、高級感が必要な業種だけ紙を厚くする、両面フルカラーは維持する、といった優先順位を決めると予算内に収まりやすくなります。
  4. 同じ予算でも配布方法で届き方が変わる。軒並み配布は面でカバー、集合住宅集中は単価を抑えて枚数を伸ばしやすく、エリア指定は狙った層に絞れます。業種と客単価に合わせて選びます。
  5. ワンストップは見えないムダを減らせる。印刷会社から配布業者への配送、納品日のズレ、サイズ違いによる再入稿、部数の端数調整といった手戻りがなくなり、担当窓口が一本化されるぶん時間的コストも下がります。
  6. 効果測定して次回に活かす。専用電話番号・クーポン・QRコードで反響を分け、配布報告と突き合わせて「どのエリア・どの住宅種別が反応したか」を記録しておけば、2回目以降の予算配分の精度が上がります。予算から逆算する配布プランの作り方も合わせて確認しておくと設計しやすくなります。

相談時に伝えると提案が早い情報

  • 業種・訴求内容(新規開店、キャンペーン、季節メニューなど)
  • 店舗(拠点)の住所と、狙いたい商圏の範囲・世帯数のイメージ
  • 希望のチラシサイズと納期、印刷データの有無
  • 予算総額(今回は6万円)と、印刷・配布の優先度

この4点が分かれば、予算内で最適な印刷部数と配布枚数・配布方法の組み合わせをご提案できます。世帯数が不明な場合でも、エリア名をお伝えいただければ配布可能枚数の目安からご案内します。

株式会社ポスティングくんはGPSによる配布報告で配布実態を確認でき、全国対応・追加料金なしの明朗会計・小ロットから大量配布まで対応。予算6万円のチラシ印刷+配布セットプランも、商圏と希望エリアをお伝えいただくだけで試算できます。無料査定・法人向けのお見積りは、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。ご予算に合わせた部数と配布プランをご提案いたします。


よくある質問(FAQ)

Q. 予算6万円のチラシ印刷+配布セットは、依頼から配布完了までどれくらいかかりますか?
A. デザインが既にある場合で、入稿から印刷・納品に数日〜1週間程度、その後の配布に数日〜2週間程度を見込むのが目安です(エリア・枚数・時期により変動します)。ゼロからデザインを制作する場合は、打ち合わせと修正の期間としてさらに1〜2週間ほど余裕を見ておくと安心です。セール開始日やイベント日から逆算し、余裕を持ってご相談いただくとスケジュールを組みやすくなります。
Q. 6万円の予算を一度に使うのと、2〜3回に分けて配るのはどちらが良いですか?
A. 同じエリアに一定の密度で届けたうえで反響を検証したい場合は、まず1回にまとめて配布し、結果を見てから次回の配分を決める方法が判断しやすくなります。一方で、認知が弱い業種や継続的な告知が必要な場合は、同一エリアへ期間を空けて複数回配る「重ね打ち」が有効なこともあります。いずれも効果の出方は業種・商圏・訴求内容によって異なるため、エリアと目的をお伝えいただければ配分の試算をご提案します。
Q. 配布したチラシが本当にポストに入れられたか確認する方法はありますか?
A. 当社ではGPSによる配布報告をお出ししており、どのエリアをどのように回ったかを地図で確認いただけます。配布実績が可視化されることで、次回どのエリアを厚くするかの判断材料にもなります。あわせて、配布お断り表示のあるお宅への投函を避けるなど、クレームを防ぐ運用ルールも徹底しています。


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