ポスティングの配布員人数と日数の算出法|大量配布のスケジュール設計

ポスティングで1人が1日に配れる枚数の目安から、必要な配布員の人数と日数を逆算する方法を解説。戸建てと集合住宅の差、雨天予備日の見込み方、GPS配布報告での進捗確認まで実務目線でまとめました。

配布員1人1日あたりの配布枚数は、戸建て中心で700〜1,200枚前後、集合住宅中心で1,500〜2,500枚前後が目安です。必要人数と日数は総配布軒数をこの基準値で割って概算し、雨天用の予備日を加えて設計します。

この記事でわかること

  • 1人1日あたりの配布枚数の目安レンジと変動する6つの要因
  • 枚数ではなく「配布軒数」で作業量を捉える試算の考え方
  • 軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定で変わる作業量の差
  • お断り表示やオートロックなど作業時間に影響する実務要素

「10万枚のチラシを、セール開始前の2週間で配り切りたい」——こうした相談は、販促担当者の方から日常的に寄せられます。しかし発注前の段階では、そもそも何人の配布員が何日かければ終わるのかが見えず、スケジュールの実現性を判断できないまま日程だけが決まってしまうケースが少なくありません。結果として、告知したい日に配布が間に合わない、逆に早く配り終えて反響がイベント前に消えてしまう、といったズレが起こります。

この記事では、ポスティングの配布員1人あたりの1日の配布枚数の目安を出発点に、必要人数と日数を概算する手順、戸建てと集合住宅で生じる差、雨天による遅延を吸収する予備日の見込み方までを、計算例つきで整理します。なお本文で挙げる枚数はいずれもエリアの住戸密度・配布先指定の条件・季節や天候により変動する目安であり、確定値ではありません。自社の案件に当てはめてスケジュールを検証する際のものさしとしてご活用ください。

目次

配布員1人が1日に配れる枚数の目安と、数字が変わる理由

大量配布のスケジュールを組むとき、最初に必要になるのが「配布員1人が1日に何枚配れるのか」という基準値です。この基準が曖昧なまま日数を見積もると、「3日で終わるはずが1週間かかった」「配布完了日にチラシが間に合わなかった」といったズレが起こります。まずは現場で使われている目安レンジを押さえ、そのうえで数字が上下する要因を理解しておきましょう。

1人1日あたりの配布枚数の目安レンジ

  • 戸建て中心のエリア:おおむね700〜1,200枚前後
  • 集合住宅中心のエリア:おおむね1,500〜2,500枚前後
  • 戸建てと集合住宅が混在する一般的な住宅地:おおむね1,000〜1,800枚前後

いずれもエリアの住戸密度・配布先の指定内容・季節によって変動する目安であり、確定値ではありません。発注前の試算段階では、安全側(レンジの下限寄り)で日数を見積もっておくと、スケジュールが破綻しにくくなります。

枚数が上下する6つの要因

  1. 住戸密度:都心部の密集地と郊外の分譲地では、同じ1時間でも回れる軒数が大きく違います。郊外の敷地が広い戸建てエリアや、1軒ごとの距離が長い地域では、移動そのものが作業時間の大半を占めることもあります。
  2. 建物の構造:エレベーターのない階段のみの集合住宅は、1棟あたりの所要時間が伸びます。逆に1階エントランスに集合ポストがまとまっている物件は効率が高く、1棟で数十枚を短時間で投函できます。オートロックや管理規約により配布可否が分かれる点も、事前確認が必要です。
  3. 移動距離と移動手段:徒歩・自転車・車の併用など、エリア特性に応じた移動設計で生産性は変わります。配布区域が飛び地になっていると、移動のロスがそのまま枚数低下につながります。
  4. 1日の稼働時間:ポスティングは日中〜夕方の作業が基本で、1人あたりの稼働は4〜6時間程度が一般的です。稼働時間が2割短くなれば、配布枚数もおおむね比例して減ります。
  5. 投函物の厚み・サイズ・部数:A4単体なら1人が一度に持てる枚数が多く、補充のための往復が減ります。B4サイズや厚手の紙、複数枚をセットにした折込、小冊子タイプの場合は、重量と嵩が増えて持ち運べる量が減り、1日の配布枚数は下がる傾向です。
  6. 季節要因:夏場の猛暑期は熱中症対策で休憩を多く取る必要があり、冬は日没が早く夕方の稼働時間が短くなります。年末年始・新学期・セール期などの繁忙期は配布員の確保自体が難しくなる点も、日数設計に影響します。

「枚数」ではなく「配布軒数」で考える

実務で精度を上げるコツは、作業量を枚数ではなく配布軒数(投函回数)で捉えることです。配布員の負荷は「何枚持ったか」ではなく「何軒のポストに投函したか」でほぼ決まります。たとえば2種類のチラシを同じ家に同時投函する場合、枚数は2倍になりますが、訪問軒数は変わりません。この場合の作業量は2倍ではなく、おおむね1.1〜1.3倍程度の増加として換算するのが現実的です。

したがって、A・B2種類を各1万枚同時配布する案件は「2万枚分の日数」ではなく「1万軒分の日数+αの重量負荷」で試算します。逆に、同じ1万枚でも配布先を分けて1万軒に配るなら、素直に1万軒分の工数が必要です。見積もり時には「合計枚数」と「配布軒数」を必ず分けて業者に伝えましょう。

なお、エリアごとの実際の密度や集合住宅の構成は、机上の世帯数データだけでは読み切れません。規模の大きい案件では配布開始前のエリア現地調査を行い、実測に近い基準値へ補正しておくと、人数と日数の試算精度が一段と高まります。

あなたに合うポスティングの進め方は?

配布エリアと配布量の決まり具合から、次の一手がわかります(約30秒)

質問 1 / 3

配布するエリアは決まっていますか?

当てはまる方を選んでください

質問 2 / 3

配布を完了したい時期は決まっていますか?

当てはまる方を選んでください

質問 3 / 3

いま、いちばん知りたいことは?

当てはまる方を選んでください

診断結果:配布費用の目安を出して比べる進め方がおすすめです

まずはチラシのサイズと配布したいエリア、おおよその配布枚数を書き出してみましょう。戸建てが多いか集合住宅が多いかでも作業量は変わるため、条件を変えた目安を並べると比較しやすくなります。軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定のどれが近いかを決めておくと、検討の軸が定まります。

サイズ・エリア・枚数から参考見積もりを出す

診断結果:エリアと枚数を伝えて配布プランの相談がおすすめです

配布したいエリアと総枚数、完了したい時期が固まっているなら、具体的な見積りと配布プランの相談へ進みましょう。合計枚数と配布軒数を分けて伝え、戸建てと集合住宅の比率、お断り表示やオートロックなどの条件も共有すると、必要な人数と日数、雨天用の予備日まで含めた工程を詰めやすくなります。

エリアと枚数を伝えて見積りを相談する


配布費用の目安を、先に知っておきませんか?

サイズ・エリア・枚数を選ぶだけで、配布費用の目安がその場で出ます。見積り依頼にもそのまま引き継げます。

料金シミュレーターで計算する →

戸建て・集合住宅・エリア指定で変わる作業量の差

同じ「1日何枚配れるか」という問いでも、配布方法が変われば答えは大きく変わります。人数と日数の試算を現実的なものにするには、まず自社のチラシがどの配布方法で配られるのかを明確にすることが出発点です。ここでは代表的な3つの配布方法ごとに、作業量がどう変動するかを整理します。

軒並み配布:歩行効率が安定し、枚数が読みやすい

軒並み配布は、指定エリア内の戸建て・集合住宅を区別せず順番に投函していく方法です。配布員が道順どおりに歩けるため移動のロスが少なく、1日あたりの処理枚数が最も安定しやすい配布方法といえます。住宅密集地であれば効率はさらに上がり、逆に敷地が広い郊外の戸建てエリアや坂道の多い地域では、1軒ごとの門から玄関までの距離が積み重なって枚数が伸びにくくなります。日数算出のベースラインとして使いやすいのは、この軒並み配布です。

集合住宅集中:1棟で稼げるが、移動時間が鍵

集合住宅集中配布は、マンション・アパートに絞って投函する方法です。1棟に入れば数十戸分をその場でまとめて投函できるため、ポスト前での作業は非常に短時間で済みます。ただし効率を左右するのは「棟と棟の間の移動」です。大規模マンションが連なるエリアなら短時間で数千枚規模も見込めますが、単身アパートが点在する地域では物件を探しながら移動する時間が増え、想定より枚数が落ちることがあります。集合住宅へ集中配布する際の戸数逆算を事前に行い、対象棟の分布を把握しておくと試算の精度が上がります。

エリア指定・ターゲット配布:選別の手間が加算される

「戸建てのみ」「ファミリー層が多い団地のみ」「築浅の分譲マンションのみ」といった条件指定が入ると、配布員は投函前に対象かどうかを判断する作業が加わります。この選別の手間により、1日の処理枚数は軒並み配布に比べて落ちる傾向があります。条件が細かいほど、また対象物件が広い範囲に散っているほど、1枚あたりの所要時間は長くなると考えてください。ターゲット精度を上げる価値と、日数・コストが増える分のバランスを見て指定範囲を決めるのが実務的です。

作業時間に影響する実務要素のチェックポイント

  • お断り表示のあるポスト:「チラシ投函お断り」の掲示があるポストは投函しません。不投函の判断そのものが時間を要し、枚数も目減りします。
  • 管理会社・オートロックのルール:集合住宅によっては投函不可、または事前許可が必要な物件があります。進入可否の確認に時間がかかるケースも想定しておきます。
  • 地域の地形と住宅形態:坂道・階段の多い地域、敷地の広い郊外戸建てはどうしても歩行距離が伸びます。
  • チラシのサイズ・厚み:A4単票とB4二つ折り、同封物ありでは1回の携行枚数が変わり、補給のための往復回数に影響します。

これらの条件を見積り依頼の段階で業者へ共有しておくと、1日の処理枚数の想定が現実に近づき、必要人数と日数の試算精度が上がります。「何枚を、どこに、どの条件で」の3点をセットで伝えることが、無理のないスケジュール設計への近道です。

必要人数と日数を逆算する3ステップの計算例

「10万枚を2週間で配りたい」といった依頼が実現できるかどうかは、感覚ではなく計算で確かめられます。ポスティングの配布員人数と日数の算出は、総枚数・1人1日あたりの想定枚数・延べ人日という3つの数字を順番に押さえるだけで、おおよその見通しが立ちます。

ステップ1:総配布枚数を確定する

最初に、配布エリアの世帯数から総配布枚数を固めます。商圏内の町丁目別世帯数を積み上げ、配布方法(軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定)に応じて対象世帯を絞り込みます。ここが曖昧なまま「だいたい5万枚」で進めると、後の人数・日数の試算がすべてずれるため、エリア単位で枚数を割り付けておくことが重要です。市全域ポスティングの枚数・期間の考え方も参考に、無理のない総枚数を決めてください。

ステップ2:1人1日あたりの想定枚数を設定する

次に、エリア構成から1人1日あたりの配布枚数を設定します。あくまで目安ですが、郊外の戸建て中心なら800〜1,200枚、都市部の集合住宅中心なら1,800〜2,500枚程度が一つの基準です。坂道の多さ、1棟あたりの戸数、お断り表示の多さ、移動距離によって上下するため、不安な場合は低めの数字で試算しておくと安全です。

ステップ3:延べ人日を出して人数と日数に割る

総枚数 ÷ 1人1日あたりの枚数 = 延べ人日。これを何人で分担するかで日数が決まります。

  • 例A(郊外・戸建て中心/3万枚):1人1日1,000枚想定なら延べ30人日。10人体制で約3日、5人体制で約6日。
  • 例B(都市部・集合住宅中心/10万枚):1人1日2,000枚想定なら延べ50人日。20人体制で約2.5日、10人体制で約5日。
  • 例C(混在エリア/6万枚):戸建て4万枚(1人1日1,000枚)+集合住宅2万枚(1人1日2,000枚)なら、40人日+10人日=延べ50人日。加重平均すると1人1日あたり約1,200枚となり、12人体制で約4〜5日が目安です。

稼働率と繁忙期を織り込む

この計算はあくまで「全員が毎日フルに動けた場合」の数字です。実務では体調不良、他案件との掛け持ち、天候による中断などがあるため、稼働率80〜90%を見込んで試算し直すのが現実的です。例Bの10人体制・5日間なら、稼働率85%で約6日分を確保しておく、という考え方になります。

また、年末・年度末・新学期前など配布依頼が集中する時期は、そもそも配布員の確保自体が難しくなります。同じ10万枚でも、閑散期なら20人体制が組めるところ、繁忙期は12人しか集まらず日数が倍近くに伸びることもあります。繁忙期の大量配布は、少なくとも1〜2か月前に枚数・エリア・希望期間を共有し、人員を押さえておくことが遅延回避の最大のポイントです。

発注前のチェックポイント

  1. 総枚数はエリア別に割り付けてあるか
  2. 戸建て・集合住宅の比率を踏まえた想定枚数か
  3. 延べ人日に対し稼働率80〜90%の補正をかけたか
  4. 希望納期に対して予備日を2〜3日確保しているか

この4点が揃っていれば、見積依頼の段階で「その日程は可能か」を業者と具体的に詰められます。

かんたん診断あなたに合うポスティングの進め方は?30秒でチェック ▲

🖨 印刷だけのご依頼もOK。A4両面カラー1万〜3万枚は全国最安値クラスでお受けします →

雨天予備日と繁忙期リスクをスケジュールに織り込む

ポスティングは屋外作業であり、天候の影響を直接受ける業務です。雨や雪の中で配布すると、チラシが濡れて文字がにじんだり、ポストの中で他の郵便物を湿らせたりして、受け取った側の印象を大きく損ないます。濡れたチラシは「読まれない広告」になるだけでなく、クレームの原因にもなります。そのため、強い雨・荒天・積雪時は配布を中止または延期するのが基本運用です。計画段階で「雨が降らない前提」のスケジュールを組むと、着地日が必ず後ろにずれます。

予備日は配布期間の2〜3割を目安に確保する

目安として、実稼働で必要な日数に対して2〜3割の予備日を上乗せしてカレンダーを押さえます。考え方は単純で、次のように計算します。

  1. 必要な実稼働日数を算出する(例:10万枚 ÷ 配布員10人 × 1日1,000枚=実働10日)
  2. 予備日を加算する(10日 × 1.3=13日)
  3. カレンダー上の配布期間として13日分の枠を確保し、依頼主にも「◯日〜◯日の間に完了」と幅で共有する

小規模案件でも同じです。実稼働5日が必要なら、カレンダー上は7日間を確保しておく。この2日の余裕が、急な雨天や配布員の欠員を吸収します。逆に余裕ゼロで組むと、1日の雨で全工程が崩れ、残り枚数を無理に詰め込むことになり、配布品質の低下を招きます。

季節・地域によって予備日の厚みを変える

  • 梅雨(6月〜7月上旬):降水日数が多く、終日雨の日も続くため予備日は3〜4割程度に厚めが安全です。
  • 台風シーズン(8月〜9月):1日中止ではなく2〜3日連続で止まる可能性を見込みます。
  • 積雪地域の冬期:路面状況で歩行効率自体が落ちるため、予備日に加えて1人あたりの配布枚数目標も下方修正します。
  • 冬の乾燥期(12月〜2月の太平洋側など):比較的天候が読みやすく、予備日は2割程度でも計画が成立しやすい時期です。

加えて、年末年始・3月の引越しシーズン・夏休み前後は配布員の稼働が集中する繁忙期です。この時期は人員確保自体が難しくなるため、通常より1〜2週間早い発注が実務的な安全策になります。

着地日が決まっている案件は全体工程表で逆算する

セール告知やイベント集客のように「開催日の◯日前までに届いていなければ意味がない」案件では、配布工程だけでなく前工程も含めて逆算します。おおまかな目安は次の通りです。

  • 原稿・デザイン制作:3〜7日(修正回数により変動)
  • 校正・最終確認:1〜3日(色校正を入れる場合はさらに数日)
  • 印刷・加工:3〜5日(部数・用紙・折り加工により変動)
  • 配送・配布拠点への納品:1〜2日
  • 配布期間:実稼働日数+予備日

たとえばイベント開催日の3日前に配布完了させたい10万枚案件なら、配布13日+納品2日+印刷5日+校正2日+制作5日で、開催日の約30日前には原稿制作に着手している必要があります。印刷側の遅延も想定するなら、チラシ印刷の納期遅延リスクと対策もあわせて確認し、各工程に1日ずつバッファを置いた工程表を関係者全員で共有しておくと安全です。

工程表には「どの日に雨天中止の判断をするか」「遅延が発生した場合に優先して配り切るエリアはどこか」まで書き込んでおくと、当日の判断が早くなります。予備日は余分なコストではなく、着地日を守るための設計要素だと捉えてください。

大量配布の進捗をGPS配布報告でエリア別に確認する

人数と日数の計画は、立てた時点では「紙の上の予定」にすぎません。数万枚規模の案件では、配布初日から数日のうちに計画とのズレが生まれるのが普通です。重要なのは、ズレを配布終了後に知るのではなく、配布期間の途中でエリア単位・日単位に把握し、人員や配布順を組み替えられる状態をつくっておくことです。

GPS配布報告で「どこを・いつ・どこまで」を見る

GPSによる配布報告では、配布員が実際に歩いた軌跡が地図上に記録され、日報と合わせてエリア別の進捗が確認できます。確認すべきポイントは次の3つです。

  • 消化枚数の累計:予定枚数に対して何%進んでいるか。3日目・1週目など区切りで照合する
  • エリアの抜け:軌跡が通っていない区画がないか。幹線道路で分断されたエリアや新興住宅地は漏れやすい
  • 日別のばらつき:特定日だけ極端に枚数が落ちていないか(雨天・高層集合住宅の管理規約による不可など原因を特定する)

たとえば5万枚を10日間で配る計画なら、3日目終了時点で1.5万枚前後が目安です。1万枚程度しか進んでいなければ、残り7日で4万枚=1日約5,700枚となり、当初想定の人員では届きません。この段階で気づければ、人員の追加投入、配布エリアの優先順位の組み替え、戸建て中心エリアを集合住宅中心エリアに差し替えるといった打ち手が取れます。終了後に報告を受け取るだけでは、この判断はできません。

複数エリア同時進行で日数を圧縮する

複数市区町村、あるいは複数県にまたがる案件では、1チームが順番に移動して配る方式だと移動日と立ち上がりのロスが積み上がります。各地域に配布網を持つ体制であれば、同じ期間に複数エリアを並行して進められるため、全体の日数を大きく圧縮できます。エリアごとの進捗が別々に見えることで、遅れている地域だけに人員を厚くする調整もしやすくなります。複数市をまたぐ進行管理の考え方はポスティングを複数市へ同時に大量発注する手順も参考になります。

一括配布と分割配布の使い分け

進捗管理の設計は、配布の分け方とセットで考えます。

  • 一括配布:オープン告知や期日の決まったイベント告知など、一斉に認知を取りたい場合。短期集中のため人員は多く必要になります
  • 分割配布:週ごと・エリアごとに分けて配る方式。問い合わせが一度に集中せず、店舗や電話対応のキャパシティに合わせて反響をならせます。先行エリアの反応を見てから後半のエリアを調整できる利点もあります

配布期間中の反響とエリアを突き合わせる

配布中は、問い合わせが入った日付と住所(または最寄り地名)を記録し、GPS報告の配布日・配布エリアと突き合わせます。「A地区は配布2日後から反応が出たがB地区は動きがない」といった差が見えれば、次回はA地区の枚数を増やし、B地区は配布方法を集合住宅中心に変えるなど、根拠のあるエリア精査ができます。この積み重ねが、回を重ねるごとの費用対効果の改善につながります。数万枚規模の体制や進め方の詳細は大量配布ページをご確認ください。

かんたん診断あなたに合うポスティングの進め方は?30秒でチェック ▲

🧮 サイズ・エリア・枚数を選ぶだけで、配布費用の参考見積もりがすぐ出せます →

まとめ:人数・日数の試算は早めに、スケジュールは余裕を持って

大量配布のスケジュール設計は、感覚ではなく数字で組み立てると途端に扱いやすくなります。ここまでの内容を、発注前に使えるかたちで整理します。

算出の基本は「1人1日あたりの枚数」から

配布員1人が1日に配れる枚数は、戸建て中心の住宅地と集合住宅中心のエリアで大きく変わります。配布先を限定しない軒並み配布か、集合住宅集中か、エリア・階層を細かく指定するかによっても作業量は変動し、同じ人数でも1日の進み方は変わります。さらに真夏・真冬や日照時間の短い季節は1日の稼働時間が短くなるため、年間を通じて同じ数字で計算しないことが重要です。あくまで目安値として扱い、実エリアの住宅構成を踏まえて補正してください。

延べ人日から人数と日数に割り振る

  1. 総枚数 ÷ 1人1日あたりの枚数 = 延べ人日を算出する
  2. 延べ人日 ÷ 希望日数 = 必要人数、または延べ人日 ÷ 確保できる人数 = 必要日数
  3. 稼働率と雨天予備日を踏まえ、算出した日数に2〜3割の余裕を上乗せする

特に3番目を省くと、天候不良や繁忙期の人員逼迫でそのまま納期遅れにつながります。開始日ではなく「完了していなければならない日」から逆算し、予備日を含めた配布期間の目安を先に押さえておくと、印刷の納品日やイベント開催日との整合も取りやすくなります。

進捗はGPS配布報告でエリア別に確認する

複数エリア・複数日にまたがる大量配布では、「予定どおり進んでいるか」を途中で確認できる仕組みが欠かせません。GPSによる配布報告があれば、どのエリアをどこまで配り終えたかをエリア別に把握でき、遅れが出た区域に人員を追加するなどの判断を早い段階で下せます。完了後の報告だけでなく、進行中の軌道修正に使える点が実務上のメリットです。

料金も「目安」として早めに試算を

配布料金はエリア・枚数・時期・配布方法によって変動するため、あくまで目安として捉えてください。そのうえでコスト効率を高めやすいのは、次のような条件が揃うときです。

  • 配布エリアの最適化:商圏から外れる区域を削り、ムダ打ちを減らせる
  • 小ロット対応:テスト配布で反応を見てから本配布の枚数を決められる
  • まとめ配布:同時期・同エリアの配布を集約することで効率が上がる
  • デザイン・印刷までのワンストップ:工程間の受け渡しが減り、納期とやり取りの手間を抑えられる

いずれも「安くなる仕組み」であって値引きの約束ではありません。追加料金のない明朗会計で、条件ごとの見積りを比較しながら判断することをおすすめします。

配布希望日・総枚数・対象エリアの3点をお知らせいただければ、必要な配布員の人数と日数の概算、予備日を含めたスケジュール案をご提示します。無料査定・法人向けお見積りは随時受付中です。実現性の確認だけでもかまいませんので、お早めにお問い合わせください。


よくある質問(FAQ)

Q. 10万枚を2週間で配り切るには、何人の配布員が必要ですか?
A. 戸建てと集合住宅が混在する一般的な住宅地で、1人1日あたり1,000〜1,500枚前後(目安)とすると、稼働10日で1人あたり1万〜1.5万枚、必要人数はおよそ7〜10名が試算の出発点になります。ただし雨天予備日を2〜3日見込むと実稼働日はさらに減るため、安全側に人数を上乗せして設計するのが現実的です。エリアの住戸密度や時期によって必要人数は変わるため、配布区域を提示したうえで業者に試算を依頼することをおすすめします。
Q. 配布期間は短く集中させるのと、長めに分散させるのではどちらが良いですか?
A. セールやオープンなど日付が決まっている告知は、来店ピークを作りやすいよう開催日の直前数日〜1週間に集中させる設計が一般的です。一方、治療院や学習塾など継続的な問い合わせを狙う業種では、同一エリアに期間を空けて複数回配布するほうが認知が積み上がりやすい傾向があります。いずれも反響の出方は業種・商圏・訴求内容で変わるため、初回はテスト配布で傾向を確認してから本配布の規模を決めると無駄が出にくくなります。
Q. 雨で配布が遅れた場合、追加料金はかかりますか?配布状況は確認できますか?
A. 当社は明朗会計を方針としており、天候による日程調整で追加料金が発生することは原則ありません。ただし納期を大幅に前倒しするための増員など、当初条件と異なる対応が必要な場合は事前にお見積もりでご提示します。配布の進捗はGPSによる配布報告でルートと実施日を確認いただけるため、「どのエリアがいつ終わったか」を見ながらスケジュールを調整できます。


🧮 サイズ・エリア・枚数を選ぶだけで、配布費用の参考見積もりがすぐ出せます →

🖨 印刷だけのご依頼もOK。A4両面カラー1万〜3万枚は全国最安値クラスでお受けします →

CONTACT
チラシのポスティング、まるごとお任せください

全国対応/GPSによる配布報告/小ロット〜大量まで対応/明朗会計・追加料金なし。軒並み配布・集合住宅集中・エリア指定など、目的に合わせた配布をご提案します。

資料請求・お見積りは無料です。エリアと枚数だけで参考見積もりをお出しします。

お電話でも受付:03-6821-8170
株式会社ポスティングくん(全国対応のポスティング代行)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次