24時間ジムは徒歩・自転車で通える半径1〜2km圏を高密度で配布するのが基本です。オープン1ヶ月前から開業後2週間で計3回、合計2〜3万枚程度が設計の目安とされています。
この記事でわかること
- 徒歩圏・自転車圏・車移動圏と立地タイプ別の商圏の描き方
- 国勢調査などを使った商圏人口と必要配布枚数の逆算手順
- 集合住宅集中配布と戸建て軒並み配布の使い分けと3回配布の配分例
- 投函禁止物件への配慮など、クレームを防ぐ実務上のポイント
24時間ジムやフィットネススタジオの新規出店では、オープン初月の入会者数がその後の損益分岐点到達スピードを大きく左右します。会員制ビジネスは「一度入会した会員が毎月課金され続ける」ストック型のモデルであるため、立ち上がりの会員数が積み上がるかどうかで、1年後の経営状態がまったく変わってくるからです。だからこそ、開業前後の販促は「とりあえず広告を出す」ではなく、商圏の広さ・配布エリア・タイミング・枚数を数字で設計する必要があります。
この記事では、24時間ジムの新規出店におけるチラシ配布(ポスティング)の商圏設計を、徒歩・自転車圏という利用実態に沿って具体的に解説します。半径1〜2kmの高密度配布の考え方、集合住宅集中配布と戸建て軒並み配布の使い分け、オープン1ヶ月前〜開業後2週間で計3回・合計2〜3万枚という配布設計の目安、さらに反響の見方やクレーム配慮まで、販促担当者がそのまま社内資料に落とし込める形でまとめました。なお、記載する枚数・反響率はあくまで目安であり、立地・競合状況・会費設定によって差が出る点はあらかじめご承知おきください。
24時間ジムの商圏は「徒歩・自転車で通える範囲」で考える
24時間ジムの集客設計で最初に決めるべきは、チラシを配る「商圏」の範囲です。飲食店や物販は月1回の来店でも成立しますが、フィットネスは週2〜4回通ってもらって初めて継続率が保たれるビジネスです。つまり「面倒にならない距離」が入会判断を大きく左右します。結果として24時間ジムの商圏は、他業種より狭く、そのぶん深く耕す必要があります。
距離別の商圏目安
- 徒歩圏:半径500m〜1km(徒歩6〜12分程度)。入会後の継続率がもっとも高い中核層。配布密度を最優先で上げるゾーン。
- 自転車圏:半径1〜2km(自転車5〜8分)。会員のボリュームゾーンになりやすく、枚数の主戦場。
- 車移動圏:車5〜10分。駐車場付きのロードサイド型のみ有効。駐車場台数が少ない店舗で広げすぎると、来店時の不満につながります。
あくまで目安であり、立地タイプで商圏の「形」は大きく変わります。
立地タイプ別に商圏の形を描き分ける
- 駅前型:商圏は円ではなく、駅への通勤動線に沿った細長い形になります。帰宅途中に寄れる沿線住宅地を厚く、駅を挟んだ反対側は薄めにする判断もあります。
- 住宅地型:比較的きれいな円に近いものの、徒歩・自転車の実移動時間が効くため、坂道や踏切の有無まで確認します。
- ロードサイド型:幹線道路沿いの流入方向が商圏を決めます。中央分離帯で右折入庫できない側は反応が落ちやすい点に注意します。
共通して重要なのが心理的分断線です。線路、片側2車線以上の幹線道路、河川、大規模な工場や公園などは、地図上では近くても人の移動を止めます。「直線距離1kmでも渡る手段が遠回り」なら、その先は商圏外として扱った方が無駄打ちを減らせます。
商圏人口を数字で押さえる手順
- 店舗予定地を中心に、半径500m・1km・2kmの同心円を地図上に描く。
- 国勢調査の町丁目別人口・世帯数データで、円に入る町丁目の世帯数を合算する(円にかかる割合で按分する)。
- 自治体が公開する年齢別人口統計から、20〜50代の比率を確認する。この層の構成比が高いほど24時間ジムとの相性は良くなります。
- 住宅地図や現地踏査で、分譲マンション・賃貸アパート・戸建ての比率と、単身世帯中心かファミリー中心かを把握する。
- 半径1km圏の世帯数が確定したら、そこから必要配布枚数を逆算する。商圏人口から配布枚数を逆算する考え方を併用すると、感覚ではなく数字で枚数を決められます。
競合ジムがある場合の考え方
すでに近隣に24時間ジムやスポーツクラブがある場合、「商圏が重なるから避ける」という発想になりがちですが、必ずしも正解ではありません。フィットネス市場は未経験層が厚く、競合の商圏=ジム利用に関心のある人が住んでいる証拠でもあります。むしろ会費水準、マシン構成、シャワー・個室の有無、スタッフ在中時間といった差別化メッセージを明確に載せたうえで、あえて重ねて配る判断が有効なケースもあります。逆に、価格も設備もほぼ同条件なら、重なるエリアの配布は薄くし、未開拓の住宅地に枚数を振り向けた方が効率的です。
いずれにせよ結論は共通です。商圏が狭いからこそ、広域に薄く1回配るより、1〜2km圏に高密度で、時期を変えて繰り返し配る方が費用対効果を得やすくなります。配布エリアの優先順位を先に決めておくことが、開業後の会員数の立ち上がりを左右します。
24時間ジムのチラシ配布、次の一手は?
商圏の決め方と配布の進め方、かんたんな質問でタイプ診断(約30秒)
質問 1 / 3
出店の計画はどの段階ですか?
当てはまる方を選んでください
質問 2 / 3
配布エリアの範囲は?
当てはまる方を選んでください
質問 3 / 3
チラシを配る回数の考えは?
当てはまる方を選んでください
診断結果:配布費用の目安を出して比べる進め方がおすすめです
まずはチラシのサイズ、徒歩圏・自転車圏といった配布したい範囲、おおよその配布枚数を書き出してみましょう。この条件がそろうと配布費用の目安が出せるため、印刷やデザインを含めた総額で比較検討しやすくなります。商圏の形や、集合住宅と戸建ての比率によっても配分は変わります。条件を変えた複数パターンを並べ、社内の検討資料に落とし込んでみてください。
診断結果:エリアと枚数を伝えて配布プランを相談するのがおすすめです
出店場所と時期、配布したい町丁目や枚数のイメージが固まっているなら、具体的な見積りと配布プランの相談に進む段階です。オープン前後での配布時期の分け方、集合住宅集中配布と軒並み配布の使い分け、投函禁止物件への配慮まで含めて設計できます。GPSによる配布報告で実配布エリアを確認でき、次回以降の配分見直しにも活用いただけます。
集合住宅集中配布と戸建て軒並み配布の使い分け
同じ枚数を配っても、どの建物タイプに入れるかで24時間ジムの反響は大きく変わります。まずは配布方法の種類を整理し、商圏内の住民属性に合わせて配分を決めていきましょう。
ポスティングの3つの配布方法
- 軒並み配布:指定エリア内の戸建て・集合住宅を問わず、投函可能な全戸に配布する方法。カバー率が高く、商圏を面で押さえたいときに向く。
- 集合住宅集中配布:マンション・アパートのみを狙って配布する方法。1棟あたりの投函効率が高く、単価を抑えやすい。
- エリア指定配布:町丁目や幹線道路沿い、駅徒歩圏など範囲を細かく指定して配布する方法。商圏を絞り込みたい出店初期と相性が良い。
24時間ジムは「集合住宅起点」で考える
24時間ジムの主要利用者である20〜40代の単身者やDINKS世帯は、駅周辺や幹線道路沿いの賃貸マンション・アパートに偏在します。仕事帰りや早朝に立ち寄る利用スタイルを考えても、徒歩圏の集合住宅は最優先のターゲットです。一方で、日中帯の割安プランやマシン指導、親子・家族利用を訴求するなら、戸建て中心のエリアに住むファミリー層・主婦層・シニア層が有望です。訴求内容によって配る相手を変える、という発想が重要になります。
3回配布の配分例
- 1回目(オープン1ヶ月前):店舗から徒歩10分圏の集合住宅集中配布。駅前・幹線道路沿いを優先し、先行入会特典を訴求。
- 2回目(オープン直前):戸建てを含む軒並み配布で商圏全体をカバー。日中プランや家族割を併記した面で押さえる訴求に。
- 3回目(開業後2週間以内):1・2回目で入会が多かった町丁目に再配布。来店者の住所データから反応エリアを特定して集中投下。
建物属性で読み解く住民像
同じ集合住宅でも、賃貸ワンルーム中心の物件は単身の若年層、分譲ファミリータイプは共働き世帯や子育て層が中心です。築浅の単身向け物件は可処分所得の高い層が多く、月会費制のジムとは相性が良い傾向があります。築年数・間取り・分譲か賃貸かを事前に把握しておくと、同じ「集合住宅」でも投函の優先順位が付けられます。発注前にポスティング発注前のエリア事前調査を依頼し、商圏内の世帯構成を確認しておくと配分の精度が上がります。
クレームを防ぐ実務上の配慮
- オートロック物件や管理会社が投函を禁止している建物には無理に入れない
- エントランス掲示やポストの「チラシお断り」表示がある場合は投函を回避する
- 集合ポスト以外(ドアノブ・郵便受けの外側など)への放置は行わない
- クレームのあった物件・住戸は除外リストに登録し、次回以降の配布から外す
これらの配慮は一見すると配布数を減らしますが、ジムは地域に長く構える事業です。開業直後に近隣トラブルを起こすと会員獲得そのものに響くため、除外の徹底は投資と考えてください。ポスティングくんではGPSによる配布報告で、どの町丁目にいつ何枚配布したかを可視化できます。集合住宅と戸建てそれぞれの配布実績が記録に残るため、2回目・3回目の配分見直しや、反応の高いエリアへの再配布判断にそのまま活用できます。
オープン1ヶ月前〜開業後2週間で計3回・2〜3万枚の配布設計
24時間ジムの開業チラシは、オープン直前に1回だけ大量配布して終わりにすると、せっかくの情報が他の折込やポスティングに埋もれてしまいがちです。おすすめは「オープン約1ヶ月前」「オープン1〜2週間前」「オープン後1〜2週間」の3波構成。同じ商圏に時間差で3回届けることで、「最近よく見るジム」という想起が積み上がり、入会検討のタイミングに名前が残ります。
3回の配布の役割分担
- 第1波:オープン約1ヶ月前(ティザー/先行入会告知) 「◯◯駅前に24時間ジムができます」という予告と、先行入会特典(入会金無料・初月会費割引など)の告知が中心。この段階ではマシン一覧より「いつ・どこに・いくらで」を大きく。
- 第2波:オープン1〜2週間前(本命配布) オープン日、内覧会・体験会の日時、事前入会キャンペーンの締切を明記。3回のうち最も情報量が多く、反響の山になりやすい回です。
- 第3波:オープン後1〜2週間(リマインド) 「もう始まっています」「見学・体験歓迎」で、第1波・第2波を見て動かなかった層を拾う回。実際の店内写真や会員の利用シーンを入れると具体性が増します。
枚数配分の目安
商圏世帯数にもよりますが、1回7,000〜10,000枚×3回=合計2〜3万枚程度が一つの目安です。徒歩・自転車圏の世帯数が多い都市部や競合が密集するエリアでは、第2波を中心にさらに上積みして合計3〜4万枚規模にするケースもあります。逆に商圏世帯数が1万世帯台の立地では、同一世帯に重ねて届けることを優先し、総量を抑えて回数を確保する考え方が有効です。商圏人口からの配布枚数の逆算を行い、「1世帯あたり何回届くか」で設計すると判断しやすくなります。なお枚数・回数はあくまで目安で、物件規模・会費帯・競合密度により調整が必要です。
配布日とスケジュールの逆算
- 週末見学に誘導するなら木・金着:土日に見学・体験に来てもらう動線を作るため、第2波・第3波は木曜〜金曜に投函が届くよう配布日を設定します。
- 月初・月末の切り替えを意識:他ジムからの乗り換え検討は月末〜月初に動きやすいため、第3波をこの時期に重ねる設計も有効です。
- 雨天時の配布品質:濡れたチラシは印象を大きく損ないます。防水対策や雨天順延の運用ルールを事前に業者と確認しておきましょう。
- 印刷リードタイム:デザイン5〜7営業日+印刷3〜5営業日+配布期間5〜10日を逆算すると、第1波の着地日から約1ヶ月前にはデザイン着手が必要です。
スケジュール表は「配布着地日」を起点に、入稿締切・デザイン確定・原稿(オープン日、会費、特典)確定の3つを逆算して書き込むと抜け漏れが防げます。特にオープン日や会費が未確定のまま進むと差し替えで印刷費が余計にかかるため、第1波は情報を絞った構成にしておくのが安全です。
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反響率・入会率の見方と1件あたり獲得コストの計算
チラシ配布を「やってみたら反応が良かった/悪かった」で終わらせないために、出店前の段階で数値の見方を決めておきます。ポスティングの反響率は一般に0.01〜0.3%程度と幅があり、業種・エリア・配布時期・オファー内容で大きく変わります。あくまで目安であり、どの数字が出るかを事前に保証できるものではありません。24時間ジムの新規出店は「新しい施設ができる」という情報価値と、オープン限定の入会金無料などの特典が効きやすく、比較的反応を得やすい部類ではありますが、必ず成果が出ると断定はできません。だからこそ、計測の仕組みを先に用意しておくことが重要です。
見学件数から入会数、CPAまでの計算式
判断の枠組みはシンプルです。次の3段階で数字を追います。
- 配布枚数 × 反響率 = 問い合わせ・見学件数
- 見学件数 × 見学からの入会率 = 新規入会数
- 総販促費(印刷+配布+デザイン) ÷ 新規入会数 = CPA(1入会あたり獲得コスト)
たとえば3万枚を配布し、反響率0.1%なら見学・問い合わせは約30件。見学からの入会率が50%なら新規入会は15名。総販促費が45万円であればCPAは3万円という計算になります。この3万円が高いか安いかは、単体では判断できません。
LTVと比較して許容CPAの上限を先に決める
比較対象になるのがLTV(1人の会員がもたらす総売上)です。月会費7,000円・平均在籍12ヶ月なら、会費だけで8.4万円。ここに入会金やプロテイン・ウェアなどの物販を加えて試算します。粗利率や許容できる回収期間から、「CPAは1.5万円まで」「2万円を超えたら配布設計を見直す」といった上限を出店前に決めておきます。許容CPAが決まれば、必要な入会数から逆算して配布枚数と回数を組み立てられます。枚数ありきではなく、目標会員数と許容CPAから逆算する順序が実務的です。詳しい計算手順はポスティングのCPA計算法も参考になります。
どのチラシで来たかを測る4つの仕掛け
計測できなければ改善もできません。配布前に次を仕込んでおきます。
- チラシ限定クーポンコード:入会手続き時にコードを控え、配布回次ごとに別コードにする
- QRコードの別URL:チラシ専用のランディングページや計測パラメータ付きURLでWeb流入を分離する
- 専用電話番号:チラシにのみ記載し、着信数をカウントする
- 来店時アンケート:「何で知りましたか」の選択肢に「自宅に入っていたチラシ」を必ず入れる
町丁目別に記録して次回配布に反映する
集計は全体の反響率だけでなく、町丁目別・配布方法別に分けて記録します。入会者の住所を町丁目単位で集計し、配布枚数で割れば、どのエリアが効率的だったかが見えます。集合住宅中心のエリアと戸建て中心のエリアで反響に差が出ることも多く、2回目・3回目の配布ではエリア配分を組み替える判断材料になります。GPSによる配布報告があれば、計画エリアと実配布エリアのズレもあわせて確認できます。1回目の結果でエリアを絞り、2回目で反応の良かった町丁目に厚く配る——このPDCAを回すことが、同じ予算でCPAを下げる最も確実な方法です。
反応が変わるチラシ制作のポイントとオファー設計
同じ商圏に同じ枚数を配っても、チラシの中身次第で反響は大きく変わります。24時間ジムのチラシは「近さ」「総額」「通いやすさ」の3点がほぼすべてです。デザインの好みよりも、読み手が入会を判断するために必要な情報が過不足なく載っているかを優先しましょう。
必ず入れたい7つの要素
- オープン日と場所:住所に加えて最寄り駅からの徒歩分数、周辺のランドマーク(コンビニ・スーパー名の種別表記)を入れた簡易地図。「どこにできるのか」が一目で分からないチラシは読み飛ばされます。
- 月会費と総額:月額だけでなく、入会金・事務手数料・セキュリティキー代・初月日割りを含めて「初回いくら支払うか」を明記。水道光熱費やタオル代の有無も書いておくと問い合わせの手間が減ります。
- 24時間営業・年中無休・セキュリティ体制:防犯カメラ、入退館のカード認証、緊急通報ボタンなど。深夜利用の不安を解消する情報は女性層の反応に直結します。
- 設備の具体:マシンの種類と台数、フリーウェイトの有無、シャワー・更衣室・ロッカー・Wi-Fiなど。
- 駐輪場・駐車場:台数と無料/有料。自転車商圏のジムでは意外に効く情報です。
- 期限付きオファー:「先着○名」「○月○日までのご入会で事務手数料0円」など、申込を今日に寄せる理由。条件(在籍期間の縛りなど)も小さく正確に。
- QRコードの動線:WEB入会・見学予約・LINE登録へ直行させる。読み取り先はスマホ最適化されたページにし、オープン前から予約を積み上げます。
ターゲット別にクリエイティブを分ける
配布エリアの住戸タイプに合わせて2〜3版を作り分けると、同じ枚数でも反応が変わります。
- 単身者(ワンルーム集中エリア):仕事帰りの深夜や出勤前の早朝に通える点、手ぶらで行ける設備を前面に。
- ファミリー(戸建て・ファミリー向け分譲):自宅から徒歩○分で続けやすいこと、夫婦やペア利用の割引、見学のしやすさ。
- 運動初心者・シニア層:マシンの使い方サポート、スタッフ在中の時間帯、無理のない短時間利用の提案。
写真と表現の注意点
写真は内装・マシンの実景を使うのが原則です。工事中で撮影できない場合は同ブランドの既存店舗の実写を使い、イメージ素材だけで構成しないこと。入会後の落差はクレームと早期解約につながります。また「必ず痩せる」「絶対に続く」といった断定表現、根拠のないビフォーアフター表現は避けます。価格も「月額○円〜」とだけ書いて条件を欠くと誤認を招くため、適用プラン・期間・必要な契約条件を併記してください。
サイズ・紙質・印刷の決め方
オープン告知はA4両面カラーが基本です。情報量を絞って単価を抑えるならB5、インパクト重視で地図や設備写真を大きく見せたいならB4という使い分けになります。紙はツヤのあるコート紙が写真映えしますが、文字量が多く落ち着いた印象にしたい場合はマットコートが読みやすく、90〜110kg程度の厚みがあればポスト内での折れにも耐えます。部数が1万枚を超えると単価は下がる傾向があるため、3回配布分をまとめて発注し、配布日ごとに分納してもらう方法も有効です。A4両面カラー1万枚の印刷費用目安を押さえたうえで、印刷から配布までワンストップで任せられる業者を選べば、入稿データの受け渡しや納品先・納期の調整が一本化でき、オープン準備で多忙な時期の負担を減らせます。
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配布業者の選び方と費用の目安|依頼前に確認したいこと
24時間ジムの新規出店は、オープン前後の限られた期間に2〜3万枚を計画どおり配り切れるかどうかが勝負です。枚数が多いほど「安さ」に目が行きがちですが、単価だけで選ぶと未配や配布漏れが起きて、結局はオープン前の集客機会を失います。費用の構造と確認すべき運用体制を、発注前に整理しておきましょう。
費用の目安と、変動する5つの要因
ポスティングの配布単価は、一般的に1枚あたり数円〜十数円程度が目安です。ただしこれは固定価格ではなく、以下の条件で上下します。
- エリア:住戸が密集する都市部は効率が良く、郊外・住宅がまばらな地域は移動時間が増えるため単価が上がりやすい
- 枚数:数千枚より数万枚のほうが1枚あたりは下がりやすい
- 配布方法:集合住宅集中は効率が高く、戸建て軒並みやエリア指定は手間が増える
- チラシのサイズ・重量:A4・B4、紙厚、二つ折りの有無で持てる枚数が変わる
- 時期:年末年始・新学期・ゴールデンウィーク前などの繁忙期は枠が埋まりやすい
価格を抑えられるかどうかは「値引き」ではなく仕組みで決まります。配布エリアを町丁目単位で最適化して無駄な移動を削る、小ロットから対応して必要な分だけ発注できるようにする、複数回・複数エリアをまとめて配布して1回あたりの段取りコストを下げる、そしてデザイン・印刷・配布をワンストップにして入稿や納品の手間と送料を圧縮する——こうした積み上げが現実的な圧縮策です。ポスティングくんは全国対応で小ロットから大量配布まで受けられるため、オープン前の大量配布とオープン後の小刻みな追い配布を同じ体制で設計できます。
依頼前に確認したい6つのチェックポイント
- 配布報告の方法:GPSログ・配布写真・報告書が出るか。どのエリアをいつ回ったかが見える業者なら、反響の差をエリア単位で検証できます
- 見積りに含まれる範囲:チラシの保管料、エリア調査、報告書作成、残部返送などが別途請求にならないか。ポスティングくんは追加料金なしの明朗会計で、見積り段階の金額のまま進められます
- クレーム発生時の対応フロー:誰が一次対応し、どれくらいで報告が来るか。24時間ジムは近隣住民が将来の会員候補なので、対応の質がそのまま印象に残ります
- 配布禁止物件の管理体制:お断り表示のある住戸やマンションをリスト化して共有しているか。管理が甘いとトラブルの温床になります
- エリアの細分化:町丁目単位、さらに集合住宅のみ・戸建てのみといった指定ができるか。徒歩圏重視の商圏設計には必須です
- 複数回配布の日程管理力:オープン1ヶ月前・直前・開業後の3回を、ずれなく回せる人員が確保できるか
相見積もりを取る際は、枚数・エリア・配布方法・チラシ仕様・配布期間の5条件を全社に同じ内容で伝えてください。条件が揃っていないと単価の比較になりません。詳しくはポスティング配布単価の相見積もりで条件を揃えるチェックリストも参考になります。最終的には「単価×枚数」ではなく、入会1件あたりの獲得コストで判断するのが出店責任者の視点です。
かんたん診断24時間ジムのチラシ配布、次の一手は?30秒でチェック ▲
まとめ|24時間ジムの出店成功はチラシの商圏設計から
24時間ジムの新規出店におけるチラシ配布は、「とにかく広く撒く」より「通える人にだけ、必要なタイミングで届ける」ほうが成果につながりやすい販促です。ここまでの内容を、出店責任者・販促担当がそのまま実務に落とし込めるよう、要点を再整理します。
商圏と配布設計の要点
- 商圏は徒歩・自転車で通える半径1〜2kmが基本。線路・大きな幹線道路・川などの分断要素、競合ジムの位置、駐車場の有無で実際の範囲は歪むため、地図上の円ではなく町丁目単位で線を引く。
- 集合住宅集中配布と戸建て軒並み配布を使い分ける。単身・DINKS中心のマンションが多いエリアは集合住宅集中で効率を上げ、ファミリー比率の高い住宅地は軒並みで面を押さえる、といった配分が現実的。
- オープン1ヶ月前〜開業後2週間で計3回、合計2〜3万枚程度が一つの目安。プレオープン告知→オープン直前→オープン後のリマインドという流れで接触回数を積み上げる。いずれも目安であり、商圏人口・競合数・立地により調整する。
- 評価はCPAとLTVの両輪で。問い合わせ・見学・入会それぞれの件数を分けて数え、1入会あたりの獲得コストを算出。会費×平均在籍月数で回収ラインを確認してから、次回枚数の増減を決める。
- クリエイティブは「月額総額・オープン日・予約導線」を明確に。初期費用込みの支払総額、キャンペーン期限、LINEやWeb予約のQR、24時間利用・マシン構成・セキュリティ面といった不安解消の情報を揃える。
配って終わりにしないPDCAが成果を分ける
最も差がつくのは配布後です。GPSによる配布報告で計画エリアを実際に回っているかを確認し、町丁目別の配布枚数と、入会時アンケートで取得した居住エリアを突き合わせれば、どの地域から人が来ているかが見えてきます。反応の良かった町丁目は2回目・3回目で重ね、反応の薄いエリアは縮小または集合住宅集中へ切り替える——この積み上げが、2号店以降の商圏設計資産にもなります。配布報告をエリア別に集計・分析する手順を社内の定例フォーマットにしておくと、出店ごとの検証精度が上がります。
ポスティングくんは、複数店舗の同時オープンや本部からの法人まとめ発注にも対応しています。印刷から配布までワンストップで進められるため、版下の共通化や店舗別の分納も含めてご相談いただけます。料金はエリア・枚数・時期により変動しますので、料金のご案内で単価の目安をご確認ください。
「配布エリアも枚数もまだ決まっていない」という段階でも問題ありません。出店予定地の住所をお伝えいただければ、商圏の世帯構成や集合住宅の分布から、エリア・枚数・配布回数のプランをご提案します。無料査定・法人向けお見積りはお問い合わせ・無料見積りからお気軽にご連絡ください。
ポスティングを依頼する前に
よくある質問(FAQ)

