学習塾のチラシ2万枚はどう配る?校舎別の商圏設計と配布タイミング

複数校舎を持つ学習塾向けに、チラシ2万枚を校舎ごとの通塾圏でどう配分するかを解説。中学校区を基準としたエリア設計、新学年・春期・夏期・直前期の配布タイミング、学年別訴求の出し分け、合格実績表現の注意点まで実務目線でまとめました。

校舎数で均等割りせず、校舎ごとの通塾圏を定義し、その積み上げで総枚数を決めるのが基本です。商圏内の小中学生世帯数を把握し、空き席数と目標入塾数から必要枚数を逆算して、新規開校や充足率の低い校舎に厚く配分します。

この記事でわかること

  • 小中高の学年別に見た通塾圏の広さと、学区を基準にする理由
  • 在籍生徒の住所をプロットして実際の商圏の形を確認する手順
  • 2万枚を校舎間へ配分する3ステップと重点校舎への寄せ方
  • 隣接校舎のカニバリを防ぐ境界の引き方と配布方法の選び分け

学習塾の生徒募集において、ポスティングは今も有効な手段のひとつです。とくに複数校舎を運営する塾の本部では、「全体で2万枚刷るとして、A校舎とB校舎にどう割り振るか」「いつ配れば問い合わせにつながりやすいか」といった判断が毎シーズン発生します。校舎ごとに生徒数も商圏の人口構成も違うため、単純に枚数を均等割りすると、ある校舎ではムダ打ちになり、別の校舎では配布量が足りないという状態が起こりがちです。

この記事では、1校舎あたりの通塾圏(徒歩・自転車で通える範囲、中学校区)を基準に、2万枚規模のチラシをどのように校舎間へ配分するかを具体的に解説します。あわせて、新学年・春期講習・夏期講習・入試直前期といった募集期に合わせた配布タイミングと複数回配布の組み方、学年別の訴求の出し分け、合格実績を掲載する際に景品表示法の観点で気をつけたい表現についても整理します。なお、本記事で触れる反響率や問い合わせ数はあくまで目安であり、エリア・時期・競合状況によって大きく変動する点をあらかじめご了承ください。

目次

学習塾のチラシ配布は「校舎ごとの通塾圏」から設計する

複数校舎を運営していると、本部でまとめて「今期は2万枚」と決め、校舎数で均等に割ってしまいがちです。しかし学習塾のチラシは、全体枚数から逆算すると必ずどこかで無駄が出ます。塾は「通える距離」でなければ入塾に至らないため、まず校舎ごとの通塾圏(商圏)を定義し、その積み上げとして総枚数を決めるのが正しい順序です。商圏が曖昧なまま配ると、通塾が現実的でない世帯に配布費を使い、反響はあっても面談で距離を理由に見送られる、という結果になりがちです。

学年別に通塾圏の広さは変わる

通塾圏は「校舎からの距離」ではなく「子どもがどう通うか」で決まります。目安としては次のように整理できます。

  • 小学生:徒歩・保護者の送迎が前提。半径0.5〜1.5km程度、小学校区の内側が中心。
  • 中学生:自転車通塾が中心。半径1.5〜3km程度、中学校区+隣接学区まで広がる。
  • 高校生:最寄駅・路線沿線が商圏。距離より「帰り道にあるか」が効く。

学区を基準にすると、生徒の友人関係や通学動線と一致しやすく、「同じ学校の友達が通っている」という口コミが波及しやすいのも利点です。中学校区ごとの定期テスト対策を訴求するなら、学区と配布エリアを一致させておくと内容と配布先がぶれません。

既存生徒の住所をプロットして実際の分布を見る

机上の円ではなく、実データで商圏を確認します。手順はシンプルです。

  1. 在籍生徒・過去2〜3年の問い合わせ者の住所を町丁目単位で書き出す。
  2. 地図ツールに落とし、校舎からの距離帯(〜1km/1〜2km/2〜3km)別に人数を集計する。
  3. 町丁目ごとに「問い合わせ数」「入塾率」「継続期間」を見て、歩留まりの高いエリアを特定する。
  4. 在籍がゼロ、または極端に少ない町丁目の理由(競合校の存在、交通の分断など)を書き出す。

実際にやってみると、円ではなく明らかに偏った形になるはずです。片側だけ生徒が少ない場合、幹線道路・鉄道・大きな河川といった川や線路で商圏が切れる線引きが影響していることが多く、保護者の「ここを渡らせたくない」という心理的な境界が働きます。逆に、距離が遠くてもバス路線や自転車で通りやすい動線があれば、商圏は細長く伸びます。

競合が強い学区は効率が落ちる前提で考える

大手塾の看板校舎がある学区や、学校前に競合が集中しているエリアは、同じ枚数を配っても反響率が下がる可能性があります。そうしたエリアは枚数を厚くするより、個別指導・少人数など差別化できる訴求に切り替える、あるいは優先度を下げて歩留まりの高い学区に回す判断が現実的です。

商圏を「○○中学校区の町丁目A〜E、徒歩圏は小学生訴求、自転車圏は中学生訴求」と言語化しておくと、ポスティング会社への発注も町丁目単位で正確に指定でき、毎期の反響をエリア別に検証できます。校舎ごとの商圏定義ができて初めて、2万枚をどう配分するかという話に進めます。

塾のチラシ配布、次の一手は?

3つの質問に答えると、校舎別の配布設計の進め方がわかります(約30秒)

質問 1 / 3

校舎ごとの通塾圏は決まっていますか?

当てはまる方を選んでください

質問 2 / 3

配布枚数の決め方はどうなっていますか?

当てはまる方を選んでください

質問 3 / 3

配布のタイミングはどこまで決まっていますか?

当てはまる方を選んでください

診断結果:まずは配布費用の目安から比べるのがおすすめです

チラシのサイズ・配布エリア・枚数の条件を仮置きして、配布費用の目安を並べて比べるところから始めましょう。校舎ごとの通塾圏を町丁目単位で書き出し、学区の住宅構成に合う配布方法を当てはめれば、均等割りに頼らない配分案がつくれます。条件を変えた複数パターンで比較しておくと、社内での検討もスムーズです。

サイズ・エリア・枚数から参考見積もりを出す

診断結果:エリアと枚数を伝えて見積り相談がおすすめです

校舎別の商圏と枚数が固まっているなら、町丁目単位のエリア指定と配布希望日を伝えて、具体的な見積りと配布プランを相談しましょう。重点校舎への寄せ方、隣接校舎の重複エリアの切り分け、複数回配布の間隔まで含めて組み立てられます。繁忙期は枠が埋まりやすいため、早めの相談をおすすめします。

エリアと枚数を伝えて見積りを相談する


配布費用の目安を、先に知っておきませんか?

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2万枚を校舎間でどう配分するか|配分の考え方と計算手順

2万枚を3〜5校舎で分ける場合、「均等割り」は最も避けるべき配分です。各校舎で空き席数も商圏人口も違うため、均等に割ると「余裕のある校舎に無駄打ち、埋めたい校舎に足りない」という状態が起こります。次の3ステップで配分を決めていきます。

ステップ1:校舎ごとの商圏内の小中学生世帯数を把握する

まず各校舎の商圏(徒歩・自転車15分圏=おおむね半径1.5〜2km、送迎前提なら3km程度)に、小中学生がいる世帯がどれくらいあるかを概算します。市区町村が公開している町丁目別人口や年齢別人口、学校基本調査の児童生徒数を使えば、学区ごとのボリュームはおおよそ掴めます。実務上は「商圏内の総世帯数 × 小中学生のいる世帯の比率(地域により1〜2割程度が目安)」で粗く推計し、新興住宅地が多い学区は高め、高齢化が進む学区は低めに補正すれば十分です。

ステップ2:目標入塾数から必要配布枚数を逆算する

次に、校舎ごとの空き席数と目標入塾数を確認します。学習塾のポスティングの反響率は0.01〜0.05%程度が一つの目安(エリア・時期・知名度により大きく変動します)。仮に0.02%で、問い合わせからの入塾率を50%とすると、1万枚で問い合わせ2件・入塾1件という計算になります。単発で足りない分は複数回配布で接触回数を積み上げて補う前提で、「埋めたい席数 × 必要枚数」を校舎ごとに算出します。

ステップ3:重点校舎にウェイトを置く

算出した数字をもとに、新規開校校舎・定員充足率の低い校舎へ厚く配分します。配分例は次のとおりです。

  • A校(新規開校・認知ゼロ):8,000枚/商圏全域を面で押さえる
  • B校(充足率60%・空き多い):6,000枚/学区を2分割し2回に分けて配布
  • C校(充足率80%):4,000枚/反応の良かった町丁目に限定
  • D校(ほぼ満席):2,000枚/退塾分の補充と認知維持の最小限

この際、1校舎あたり最低3,000〜5,000枚は確保するのが実務的な目安です。1,000〜2,000枚を広く薄く撒くと面として認知されず、「見たことがある塾」になりません。D校のように少部数にする場合は、エリアを絞って同じ世帯に複数回届く設計にしたほうが効果的です。

商圏が重なる校舎間のカニバリを防ぐ

隣接校舎の商圏が重なると、同じ世帯に別々の原稿が届き「どっちの校舎に行けばいいのか」と迷わせてしまいます。重複エリアはどちらか一方の校舎に寄せるか、1枚のチラシに両校舎名・住所を併記して選べるようにするかを事前に決めておきましょう。川・線路・幹線道路で商圏を切る方法を使えば、通塾動線として現実的な境界を引けます。

配布方法は学区の住宅構成で選び分ける

  • ファミリー向けマンションが多い学区:集合住宅集中配布。1棟あたりの小中学生世帯密度が高く、移動ロスが少ないため効率的です。
  • 戸建て中心の学区:軒並み配布。築年数の新しい分譲地は子育て世帯が集中しやすく、面で押さえる価値があります。
  • 商圏が飛び地の場合:エリア指定配布で、通塾実績のある町丁目だけをピンポイントに。

印刷と配布をワンストップで依頼すれば、校舎別に部数と原稿を分けて手配できます。A校は開校告知版、B校は学年別訴求版といった具合に版を分けても、納品先や枚数管理を本部側で抱え込まずに済むため、複数校舎を運営する本部ほど運用負荷の差が出ます。

募集期から逆算する配布タイミング|新学年・春期・夏期・直前期

学習塾のチラシは「いつ配るか」で反応が大きく変わります。保護者が塾を検討するタイミングは学事日程とほぼ連動しているため、年間カレンダーに沿って配布日を先に押さえ、そこから逆算して印刷・デザインのスケジュールを組むのが実務の基本です。ここでは2万枚を年間で割り振る前提で、主要な募集期ごとの目安を整理します。なお反響の出方は地域の競合状況や学校数によって差があり、以下はあくまで目安としてお考えください。

募集期ごとの配布タイミングの目安

  • 新学年・春期講習(1月下旬〜3月上旬):進級・進学で塾選びが最も活発になる時期。検討期間が長いため、申込締切の4〜6週間前から配布を開始し、2月中旬に2回目を重ねる設計が有効です。
  • 夏期講習(5月下旬〜7月上旬):1学期の定期テスト結果が返却された直後の反応に注目。締切の2〜3週間前着を基本に、テスト返却期(6月中旬〜下旬)に合わせた配布を組み込みます。
  • 2学期・秋の入会(9月):夏休み明けの学習不振や内申対策がきっかけになる時期。新学期開始の直前〜直後に1回。
  • 入試直前期・冬期講習(10月下旬〜12月):受験学年向けは早め、非受験学年の冬期講習は締切2〜3週間前が目安です。

曜日と学事日程を合わせる

短期講習のように検討期間が短い商材ほど、締切直前すぎると「もう間に合わない」と判断されて反応が落ちます。逆に新学年期は早すぎても忘れられるため、初回配布+リマインド配布の2段構えが現実的です。

  1. 木〜金曜着を狙う:週末に家族で進路や塾の話題が出やすく、問い合わせが土日に集中しやすい傾向があります。
  2. 定期テスト期間中は避ける:テスト直前は家庭の関心が目前の勉強に向きがち。テスト返却後に合わせたほうが「結果を見て動く」層に届きます。
  3. 長期休暇の入り口を押さえる:夏休み・冬休みの開始2〜3週間前は、講習の空き枠を気にする家庭の動きが出やすい時期です。

計画は1〜2か月前に固める

ポスティングは雨天時に順延が発生するため、配布完了日にはあらかじめ数日の余裕を見ておく必要があります。とくに1〜3月は塾・不動産・引越し関連が重なり配布枠が埋まりやすい繁忙期で、直前依頼では希望エリアや希望日が押さえられないこともあります。校舎別の枚数配分と配布日は、少なくとも1〜2か月前には確定させ、印刷の納期(通常5〜7営業日程度)も含めて逆算しましょう。年間を通した組み方は業種別シーズン設計で年間計画を作る手順も参考になります。

配布後の検証では、実際に配布した日が分かることが重要です。GPSによる配布報告で各校舎エリアの実配布日を確認できれば、問い合わせや体験申込が入った日付と突き合わせ、「木曜着のエリアは週末に反応が出た」「テスト返却後の配布のほうが反応が早かった」といった判断ができます。こうした記録を1年分積み上げることで、翌年の2万枚の配布カレンダーはより精度の高いものになります。

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1回で終わらせない|複数回配布の組み方と接触頻度の設計

同じ2万枚でも、「1回で2万枚」と「5,000枚×4回」では、受け手側の記憶への残り方が変わると考えられます。チラシは1回見ただけでは読み飛ばされることも多く、同じ商圏に時期を変えて繰り返し届くことで「この塾、前も見たな」という認知が積み上がっていきます。ただしこれはあくまで設計上の仮説であり、反復すれば必ず反響が増えると保証されるものではありません。チラシの内容・時期・競合状況によって結果は変わるため、仮説を立てて検証する姿勢が前提になります。

複数回配布の3パターン

  1. 反復型:通塾圏の中心となる重点エリア(校舎から徒歩・自転車10分圏など)に、2〜4週間おきに同規模の枚数を繰り返す。認知の定着を狙う、最もシンプルな組み方です。
  2. ステップ型:1回目は塾の方針・指導形態など「塾そのもの」の認知、2回目は春期・夏期講習の日程や料金といった具体案内、3回目は「申込締切まであと◯日」「残席わずか」といった行動喚起、と役割を分けます。同じ世帯に段階的に届く前提で、1枚あたりの情報量を減らせるのが利点です。
  3. 絞込型:1回目は広めに撒き、問い合わせや資料請求が出た町丁目に2回目以降を集中させる。商圏が読み切れていない新規開校の校舎に向いています。

配布間隔の目安と注意点

間隔を空けすぎると前回の記憶が薄れ、反復の効果が出にくくなります。一方で数日〜1週間で同じ住戸に投函すると「またか」と受け取られ、苦情につながりやすくなります。実務上は最短でも2週間程度、標準は3〜4週間を目安にするのが無難です。ポスティングの頻度と継続判断の指標も踏まえ、校舎ごとに無理のないサイクルを決めてください。お断り表示のある住戸は回数に関わらず除外する運用を、業者側と事前に共有しておくことも重要です。

回ごとの反響を測る仕組みをつくる

  • 校舎別・配布回別に電話番号やQRコードの遷移先URLを分ける
  • クーポン・特典の表記(記号や番号)を回ごとに変える
  • 問い合わせ受付時に「何でお知りになりましたか」「チラシはお手元にありますか」を必ずヒアリングし、受付シートに記録する
  • 校舎スタッフ全員が同じ質問をするよう、ヒアリング項目を定型化する

入塾者の住所を次期の配分に戻す

最後に欠かせないのがPDCAです。期末に、実際の入塾者・問い合わせ者の住所を町丁目単位で集計し、配布した枚数と突き合わせます。配布数に対して反応が多かった町丁目は次期の枚数を増やし、まったく反応が出ない町丁目は配分を減らすか、別の訴求で1度だけ再テストする。この「配布エリア→入塾者住所→次期配分」のループを2〜3期回すと、校舎ごとの商圏の輪郭が数字で見えてきます。1回の結果だけで判断せず、複数回のデータを重ねて判断することをおすすめします。

学年別の訴求の出し分けと、合格実績表現で気をつけたいこと

同じ校舎の商圏に配るチラシでも、受け取る保護者の関心は学年で大きく異なります。2万枚を校舎別に配分したあとは、「どの学年の保護者に向けた紙面を、どのエリアに入れるか」まで設計すると、反響の質が変わってきます。

学年別・保護者に刺さるポイント

  • 小学生の保護者:学習習慣の定着、中学進学への準備、宿題や家庭学習のフォロー。加えて「通塾路が明るいか」「送迎スペースはあるか」「終了時刻と見守り体制」といった安全面の情報が判断材料になります。
  • 中1〜中2の保護者:定期テスト対策と内申点。学校別の試験範囲に合わせた対策講座、提出物・ワーク管理のサポートなど、目の前の点数に直結する訴求が響きます。
  • 中3の保護者:入試情報と志望校別対策。説明会・模試・過去問演習のスケジュールを明示すると具体性が増します。
  • 高校生の保護者:大学受験、総合型・学校推薦型選抜への対応、部活との両立。自習室の利用時間や映像講座の有無も比較されます。

ターゲティングと配布方法の掛け合わせ

学年の構成は、エリアの住宅形態とある程度相関します。ファミリー向けの間取りが多い集合住宅は小学生〜中学生世帯の比率が高くなりやすいため、集合住宅集中配布で小学生・中1向けの紙面を入れる。一方、戸建てが中心のエリアは滞在年数が長く、兄弟姉妹の在籍や上の学年も見込めるため、学区単位の軒並み配布で学年横断の総合版を使う、といった組み方が実務的です。中学校区ごとに「○○中学校の定期テスト対策」と校名を入れる場合は、その学区を正確に切り分ける必要があるため、川や線路で商圏を切るエリア線引きの考え方を併用すると精度が上がります。

紙面構成の実務チェックポイント

  1. 表面のメッセージは1つに絞る(「春期講習 無料体験受付中」など)。複数学年の訴求を表面に詰め込まない。
  2. 価格と期間を明示する。月謝・講習費・教材費の扱いを隠さず書く。
  3. 校舎の地図と外観写真を載せる。最寄りの目印(コンビニ・交差点名)を添えると到達率が上がる。
  4. 教室長や講師の顔写真と一言コメントで、安心感と人柄を伝える。
  5. 申込導線は電話・QR・LINEなど複数用意し、受付時間と「チラシを見た」と伝える旨を記載する。

合格実績・料金表示で避けたい表現

学習塾の広告は景品表示法の優良誤認・有利誤認の観点から注意が必要です。実務上は次の点を確認してください。

  • 合格者数は集計範囲を明記:在籍期間の条件、講習のみの受講者を含むかどうか、延べ人数か実人数かを注記する。
  • 「必ず成績が上がる」「絶対合格」といった断定は使わない。成果は個人差がある旨を添える。
  • 「No.1」「地域一番」は、調査主体・調査時期・対象範囲といった客観的な根拠を示せない限り使わない。
  • 割引やキャンペーンは、適用条件(対象学年・新規のみ等)と期間を必ず併記する。通常価格を実際に販売していない状態での二重価格表示は避ける。
  • 体験談・口コミは個人の感想である旨を添え、内容を誇張しない。

クレームを防ぐ配布時の配慮

「チラシお断り」「広告物投函禁止」の表示があるお宅には投函しない、集合住宅は管理規約や掲示物を確認し、禁止や事前許可が必要な物件は除外登録する——この2点を配布会社と事前に合意しておくことが、学習塾のように地域での評判が重要な業種では特に効きます。苦情が入った場合の連絡経路(本部で一次対応するか校舎かなど)も、配布前に決めておきましょう。

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まとめ|校舎別の商圏設計と配布計画はポスティングくんにご相談ください

学習塾のチラシ2万枚を成果につなげる鍵は、「全校舎に均等に配る」発想を一度手放すことです。本記事で解説した設計のポイントを、最後にあらためて整理します。

この記事の要点5つ

  1. 均等割りしない:2万枚は校舎数で割るのではなく、各校舎の通塾圏(徒歩・自転車圏、送迎圏)と定員充足率をもとに配分する。空席が多い校舎・新規開校校舎に厚く、満席に近い校舎は維持目的の最小限に。
  2. 募集期から逆算する:新学年募集なら1〜2月、春期は2〜3月、夏期は5月下旬〜6月、直前期は秋口と、申込検討が始まる時期の手前に配布日を置く。印刷・原稿締切から逆算したスケジュール表を作る。
  3. 1回で終わらせない:同一エリアに2〜3回重ねて接触頻度をつくる。初回は塾の存在認知、2回目は講習内容や日程、3回目は締切・残席訴求と役割を変える。
  4. 学年別に訴求を出し分ける:小学生は保護者の不安と習い事との両立、中学生は定期テストと内申、高校生は受験対策。合格実績は集計範囲(対象年度・校舎単位か全体か)を明記し、誇張した表現は避ける。
  5. 結果を記録して次期に反映する:校舎別・エリア別に問い合わせ数と入塾数を記録し、反響が薄い町丁目は次回除外、濃い町丁目は枚数を増やす。ポスティングのKPI設定と効果検証の考え方を使うと、年間での改善が進みます。

ポスティングくんができること

  • 全国対応で複数校舎をまとめて手配:県をまたぐ校舎展開でも、本部の窓口ひとつで発注・進行管理ができます。
  • GPSによる配布報告:いつ・どのエリアを配ったかが記録として残るため、反響が出た日付・エリアとの突き合わせがしやすく、次期の配分根拠になります。
  • 配布方法を校舎ごとに選べる:ファミリー層の戸建てが多い校舎は軒並み配布、ファミリー向けマンションが密集する校舎は集合住宅集中、通塾圏が川や線路で切れる校舎はエリア指定と、商圏特性に合わせて設計できます。
  • 小ロット〜大量配布まで対応:1校舎3,000枚のテスト配布から、全校舎合計2万枚・数万枚規模まで同じ体制で対応します。
  • 追加料金のない明朗会計:見積り後に想定外の費用が積み上がることのない料金体系です。
  • 印刷と配布をワンストップ:校舎別に部数と原稿(校舎名・住所・時間割・担当者)を分けて入稿でき、本部の手間を大きく減らせます。

なお、料金はあくまで目安であり、配布枚数・エリアの世帯密度・配布時期(繁忙期かどうか)・配布方法によって変動します。正確な金額は、校舎所在地と希望枚数をもとにお見積りいたします。

校舎リストと希望配布時期をお送りいただくだけで、通塾圏を踏まえた枚数配分案をご提案します。無料査定・法人向けお見積りは随時受け付けておりますので、新学年募集や講習募集の計画段階から、お気軽に株式会社ポスティングくんへお問い合わせください。


よくある質問(FAQ)

Q. 学習塾のチラシの反響率はどれくらいが目安ですか?
A. ポスティングの問い合わせ率は業種を問わず0.01〜0.1%程度が一般的な目安とされ、学習塾も募集期や競合状況で大きく変動します。2万枚配布なら数件〜数十件の反響という幅で想定し、初回は検証用と割り切るのが現実的です。校舎別・町丁目別に反響を記録しておくと、次回以降の配分精度が上がります。数値はあくまで目安で、保証されるものではありません。
Q. チラシに合格実績を載せるとき、どこまで書いて大丈夫ですか?
A. 合格実績は、集計対象(校舎単位か全体か)、対象年度、延べ人数か実人数かを明記し、実績と異なる印象を与えない表記にすることが基本です。「必ず成績が上がる」「絶対合格」といった断定表現や、根拠を示せない比較・最上級表現は景品表示法の観点から避けてください。在籍者の体験談を載せる場合も、代表的でない結果を一般的な成果のように見せない配慮が必要です。
Q. 2万枚のポスティング費用はいくらくらいかかりますか?
A. 配布単価はエリア・配布方法(軒並み/集合住宅中心/エリア指定)・枚数・時期によって変動するため一概には言えませんが、1枚あたり数円程度が一般的な目安です。2万枚をまとめて発注したり、印刷とあわせて依頼したりすると単価が下がるケースもあります。<a href=”https://postingkun.com/”>ポスティングくん</a>では追加料金のない明朗会計と、GPSによる配布報告で実配布の確認ができますので、町丁目を指定したうえでお見積りをご依頼ください。


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資料請求・お見積りは無料です。エリアと枚数だけで参考見積もりをお出しします。

お電話でも受付:03-6821-8170
株式会社ポスティングくん(全国対応のポスティング代行)
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